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ヤマト2199。ガミラスとイスカンダルの位置関係?22014年03月17日 20:25

前の記事『ヤマト2199。ガミラスとイスカンダルの位置関係?』の続きです。先に読んでね。
てなワケで、イスカンダル、ガミラスの潮汐力は地球のソレよりも約656倍〜約10.2倍かも知れないと大雑把な推測ができるワケです。
ガミラスとイスカンダルの距離関係

SF作家の山本弘記述ガミラスとイスカンダルの正しい天文学には
「2つの星があまりにも近く描かれすぎているという点については、僕も同意する。あんなに近くては潮汐力の影響が大きすぎて、まともな環境は維持できまい。」
とありますが、コレはヤマト2199発表以前の内容の様です。
ホントは「まともな環境は維持」できそうです。
例え潮汐力が地球の700倍あろうとも、そもそも潮汐力なんて地球重力の数百万分の1しかありません。コレが700倍になっても生物への影響は無いでしょう。
海の干満差が大きくなるのが地球との大きな違いとなるでしょう。地球では潮位の差が最大15mほどになるトコロがあり、高緯度であるカナダのファンディ湾との事です。理屈からして低緯度の方が干満差が大きくなりそうですが、緯度の差よりも地形の方が影響がデカイようです。
逆に日本海や地中海の様な内海は干満差が小さいとか。

イスカンダルは、絵に描かれている地域には内海の様な海域は見られないので、干満差は大きいでしょう。
でも海の色が地球よりも薄い。平均水深が浅いのか?全海洋が大陸棚の様に水深数百mくらいしか無いのかも?
そんなこんなで、イスカンダルの海岸では潮位差が数100mに及ぶかも知れません。千m越えたりして。
「これではマトモな環境は維持できまい」
かな?
イスカンダルは元々そういう環境なので、コレがマトモなのです。
海岸部には干潟が出来たり、そこで進化した動植物が繁栄するワケで、地球よりもバリエーション豊かな生態系が確立するかも知れません。
イスカンダル人も原始時代の頃から(原始時代からイスカンダルに住んでいたか知らんけど)、干潟でムツゴロウ漁でもしてたでしょう。潮干狩りにはうってつけです。干潮時の潮溜まりには大物の魚介類もいると思われますので、漁ができます。塩田もカンタンにできます。
また逆に干潟の生物を狙うサメやシャチの様な生物も繁栄するでしょう。
そして、前も書いたとおり、機械文明が発展したら、潮汐力発電所も建設できます。
こういう環境からみたら、
「地球なんて潮汐力が小さすぎて、生態系が貧弱だなあ。塩田も造りにくいし、潮汐力発電にも恵まれない。マトモな環境は維持できまい」
と言われるかも知れません。

っで、ヤマト2199のスタッフはイスカンダルの潮汐力がデカイと言う事ぐらいは分かっていた様です。
MASA Planetary Logの
引用
「「宇宙戦艦ヤマト2199」では第24話で、イスカンダルへの着水シーンが出てきますが、港湾のある水域の手前に滝が描かれていることから、港湾全体が海にではなく、一段高い湖に建設されているように見えます。これなら干満差を気にせず港を造れます。」

つまり、このカット(このブログでは、あまりアニメの画像をそのまま使用したく無いのですが、今回は誤解を生じさせないために使用します)港湾施設の周囲に防潮堰を設けて、干潮時にも港が干上がらない様にしています。
イスカンダルに着水するヤマト。宇宙戦艦ヤマト2199第24話より

画像からヤマトと比較して、滝の落差は数百mあります。
恐らくは人工の防潮堰でしょう。
天然の地形だと、滝の浸食作用で無くなってしまいそうです。
天然地形に見せているのは、イスカンダル人の趣味。
水晶の様なオブジェもありますが、コレはダイヤモンド(笑)でしょう。1974年版のダイヤモンド大陸へのオマージュと思われます。
ダイヤモンドは単なるオブジェでは無く、防潮堰の柱も兼ねているのでしょう。

理屈はこう。
イスカンダルの港湾施設
これで、イスカンダルの干満差が数百m、または千m程度でも港湾施設が干上がりません。
防潮堰は津波対策にもなりますし、発電施設にもなりますし、魚もとれます。

しかし、コレだけの超巨大建造物は、どーやって造るの?
って、意外と簡単。
満潮時に船でブロック持って来て沈めるだけ(笑)。

イスカンダルの港湾施設建造

これくらいなら、今現在の日本の技術でも、金とヤルキがあれば出来ます。大阪や東京の埋め立て地を造る様なモノ。
しかもイスカンダルには頑丈なダイヤモンド石材がゴロゴロあります(笑)。

っと言う事は推測ですが、ヤマト2199のスタッフは恐らく似た様な事を考えたのでは無いでしょうかねえ?
イスカンダルから見上げるガミラス星も、あまり大きく無いし。

でも気になったのは気温。
「気温27度」と言って昼間は海水浴を楽しんでましたが、夕刻になると「冷えて来ました」っと佐渡先生はドテラを着てます。
昼夜の寒暖差が大きいようです。っが、イスカンダルの表面80%は海。海は陸地よりも比熱が大きいので、日が落ちてもスグには寒くならないのでは無いかなあ?
でも、イスカンダルは宇宙から見たら雲の面積が小さいのです。雲は熱を閉じ込める効果があります。晴れた冬の夜には放射冷却があります。
と言う事で、雲の少ないイスカンダルは放射冷却が大きい?
しかし、海洋面積が地球よりも大きいのに、雲が少ないのは何故?
やはり、水深は浅くて海水の体積ソノモノは小さいのでは?それで蒸発する水分も少なく雲も少なく、比熱も小さいのではないか?

でもしかし。干満差が千mもあれば地表の気圧もチョイ代わり、気温も変動するかも?しかしコレでは干潮時に気温がチョイ下がる。

しかししかし、イスカンダル姉妹は極めて薄着。

更にしかし、大量の海水が千mも上下動する。しかも惑星の自転と反対方向に巨大な波が移動する理屈となるが、ホントにそーなるのか?海が盛り上がるヒマも無く、干潮の時刻になってしまったりして。

アニメ見ただけでは分からん。

ヤマト2199は映像とSF設定は頑張っているので、デスラーと古代をアホにした物語造りはヤメにして、未来や異星の科学技術史を詳細に且つ坦々と描いた方が面白かったかも知れない。

コメント

_ MASA ― 2014年03月20日 06:23

こんにちは。当方へのコメントから来ました。
最近2199関連の情報を全然追いかけてないのですが、イスカンダルやガミラスについての定量的な設定って公表されてないんでしょうかね。
作りてとしては恐らく絵的に面白ければ細かいことはどうでもいいんでしょうけど、旧作みたいに少しでも数字が出てれば、あれこれ遊べるのになあと思います。
それでは。m(_ _)m

_ RIBON-Y ― 2014年03月20日 21:12

MASA様、こちらでは初めまして。

宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集『GARMILLAS』

なる書物が販売されているようですが、主にメカ資料のようでして、今回話題にしているイスカンダル・ガミラス間の距離とか無さそうですわ。
検索しても、具体的な数値は無く、最近は私のこのブログが検索されてしまう始末です(笑)
買っても良いんですけど、高いですからねえ(苦笑)

恐らくは仰る通り、絵にする時に具体的な数値があると、設定に縛られて演出が難儀になる恐れがありますし、柳田理科雄に揚げ足を取られる恐れがあるので、非公開にしているのかも知れません。
多分、イスカンダルの自転周期とか、スターシャの家がある地点の緯度経度なども決めて無いでしょう。

まあソノ方があれこれ考えられる余地があって面白いのですけどね。

私は、イスカンダル・ガミラス間の距離は地球・月間のそれと同等かソレ以上と考えてみましたが、スタッフは、地球・月間の半分ぐらいにしているかも知れませんし、不明ですね。

_ MASA ― 2014年03月21日 10:24

こんにちは。
そうですね、お初でしたね。改めまして初めまして

ガミラスとイスカンダルの距離は、安定した連星系として存在できる距離に制約があります。「重力圏」で検索すると出てきます。イスカンダルの大きさやサレザーとの距離なんかを適当に決めてやると、その条件下での上限値なんかが決まってくるので、結構絞り込めちゃうかもしれませんね

_ RIBON-Y ― 2014年03月21日 21:56

こんばんは。
なるほど。『重力圏』ですと、地球の重力圏は26万kmですが、月の地球に対する軌道半径は約38万kmなので地球の重力圏の外まで行っちゃってるんですね。
Wikipediaをみると、地球の『作用圏』は93万kmなので、月は地球の作用圏内に収まっているとか。
イスカンダル・ガミラス間も作用圏内に収まっていると考えたら良いかも?

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