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今更「君たちはどう生きるか」の感想文2023年10月08日 18:25

見たのは7月だったが折角見たので感想文でも書くか。
ネタバレはあるしそもそも見てないと分からんよ。

なんばマルイTOHOシネマズで見たが、以前真夏に見に行ったら冷房が寒すぎた思い出があったので、こういう露出の多い格好ではなく(今回の自画像はりぼんちゃんのお姉さん10歳。身長とスタイル以外は子供)

りぼんちゃんのお姉さん夏服1
ちなみにこの服は街で見かけた白人少女の服装。日本は蒸し暑いからか露出度高い。昔こんな露出の多い服描いたら「こんなの現実にはいないよ」と突っ込まれたのだが今じゃ当たり前だ。

で、寒いと思ったので接触冷感素材じゃない厚手のTシャツと暑苦しいダボダボジーンズというオタクの正装。

りぼんちゃんのお姉さん夏服2
ついでに映画館内で羽織る上着まで持ってったのだが
りぼんちゃんのお姉さん夏服3
上着は夏用の半袖だったので大失敗!やはりメチャクチャ寒い!どんだけ冷房入れてんねん!

映画館が寒過ぎて震えるりぼんちゃんのお姉さん
下のなんばマルイの冷房と同じ設定温度なのかもしれないが、基本は歩き回ってる百貨店内と、喋りもせずに椅子でジッと座ってるだけの映画館内の気温を同じにするな!しかも扉も閉め切り空気も入れ替わらないから暑い空気も入らないだろ。メチャクチャ寒い!
皆んなよく平然としてられるな!
寒さで凍えて腹の調子もおかしくなりもう最悪のコンディション。
しかもだ!右隣の痩せ型オタク気持ち悪い!座席のドリンクホルダーのストローに直接顔持ってきて啜ってやがる!
隣に座ったキモオタに怯えるりぼんちゃんのお姉さん
私の胸(えっち!)の所でストローをチュー!
気持ち悪いいいいい!
映画も上映中なので声を出すわけにもいかず、殴り飛ばすわけにもいかないので我慢したが、こういう場合はどーすりゃ良いのだ?座席指定だから他の席に逃げるわけにもいかないしそもそも満員。
ほんと、頭に踵おとしでも喰らわせたかった。
席は前の方だがほぼ真ん中なので良い席だったのにコイツのせいで台無し。

で、肝心の「君たちはどう生きるか」だが、前半マジでだるい!つまらん!その上寒いし右隣の痩せオタクはキモいしサイテー!
本当に席を立って出て行こうかと思った。
しかし金払って勿体無いし、まだ前半だしで我慢したが、後半、屋敷の塔に侵入してからは徐々に面白くなってきたからまあ何とか最後まで見れた。右隣のキモオタもドリンクが切れたか飲まなくなったし。

てなわけで寒かったし前半つまらんかったので1回しか観てないしもう7月に観たっきりやから記憶も曖昧、パンフレットにも情報は乏しいのでスカスカな感想文しか書けないが。

まあ冒頭の火事のシーン、群衆の絵が変わった感じなのでこのまんまでしてくれたら面白いとか、戦時中の情景、宮崎駿の実体験も盛り込まれているのか戦闘機のキャノピー量産(零戦らしい)など見た目は面白い所はある。
また田舎の森林の薄暗い湿った描写も良く描けている、が、観てて心地良い情景では無いよなあ。
日本の水辺なんかぬかるんでるよ、と思ったらちゃんとぬかるみの表現を描いたのでリアルではある。
しかし疎開先の田舎者連中の描写なあ。いじめっ子ばかりで個性というものが無い大塚康生が参加してれば「田舎にもいい奴はいるだろう」とか言って追加キャラを出して主人公眞人といい奴とでいじめっ子どもに逆襲する痛快学園アニメにもできただろうに。ちなみに未来少年コナン三等市民にも賢い人はいるだろうと意見してルーケのキャラができたって話を見たが本当かな?
眞人に味方キャラは現ず自傷して、しかも凄い怪我。相変わらず血など液体描写が大袈裟。キムタク親父はイジメの被害と思い込み引きこもりを容認。
この展開で面白いかあ?パンフレットの薄い情報では宮崎駿の自伝的とあるが、これも実話かあ?どこまでほんまやねん?アニメ関係者の話す裏話ってどこまで本当か分からん。
てなわけで美少女が出てくるわけでもなく、華のある絵もなくウジウジと悩む少年と変に絡む不気味な青鷺の映像、婆ちゃんたち、で前半しょーもない。
しかし継母夏子がやたら広い屋敷のハズレの塔に失踪し、眞人が追跡してからは面白くはなる。やはり主人公が動かないと面白くない。
やってる事はわけわからんし行き当たりばったりの展開。この話に何か意味を見出そうとする人も多いが?
別にこれ意味無いんちゃう?
大叔父や塔がスタジオジブリの暗喩だとか積み木の数が作品数と同じとかそれまでの宮崎駿作品のセルフパロディの様なカットがあるとかで色々と推測がある様だが、
思わせぶりに描いてるだけで、別に意味無いんちゃうかなあ?
評論家気取りの客をおちょくる話とちゃうか?
それは別に悪い事でも無いやろ。
宮崎駿が働いた昔の東映動画は主に昔話を題材にしたアニメ映画を作ってきたが、そういう作品は大抵昔の人間が思いついた行き当たりばったりの話ばかりや。先の高畑勲「かぐや姫の物語」原作なんか行き当たりばったり。
月から来たという伏線も無いし唐突な展開。思いつきの奇想を並べただけやろ。昔の東映動画の人々は「串団子」と呼んでたそうだ。
最後に唐突にインコ軍団が出てくるが、コイツら話を終わらせる為に出てきたんやろな。
まあ取り留めのない昔話の再現やろな。
過去作の様なシーンもあるというが、宮崎駿は昔からワンパターンと揶揄されている監督なのでいつもの事だろう。
男性主人公で宮崎駿面目躍如の冒険作品との前評判もあったが嘘やん。

とは言え、絵は上手い。ジブリは絵が上手いの当たり前やろとツッコミもあろうが「君たちはどう生きるか」線の描き込み、情報量が最適で見やすくなっている。ここが上手い。千と千尋など描き込み過剰でむしろ見づらくなってしまった作品に比べたら随分と画面がスッキリして程よい感じになっている。
わざとらしいCGも無い。手描き感を全面に出してる。キャラとCG背景との違和感がない。新海誠とかいう若造の映像とは訳が違う。
そして説明過剰な台詞がなく絵だけで話が展開されている。これで良い。
アニメのお手本の様な作りであり今のアニメ製作者連中にこそ見習って欲しい作品になっている。
これが宮崎駿の目的ではないかなあ?

比較としてはTVでしてた水星の魔女とか言うガンダムアニメ、アニメーターを多数注ぎ込み絵単品は上手いが演出がなあ、重要な話を室内で動きも無しに喋って説明してるだけの会話劇。しかもキャラ演技してない。台詞を聞き逃したら何してるのかサッパリわからない。こんなもんアニメとちゃうわ!アフレコ台本書き換えたら全然違う話がでっち上げられるやんけ!海外輸出したら内容全部差し替えられても違和感無いぞ。こんなモン全然あかんわ!途中で見るのやめたわ。大勢のアニメーターの無駄遣いや。

しかし「君たちはどう生きるか」ヒロイン不在でヒミは中盤過ぎからしか登場しないし若いキリコは声出すまで男かと思える様なキャラやし継母では歳取りすぎやし、もうちょい華のある話にでけへんかったのかあ?
ラストも鳥のフンまみれでえーのか?
やろうと思えばもっと娯楽に徹した話も作れたはずや。興行収入歴代一位の座を奪い返すには娯楽に徹した作品を作るべきでは無いかなあ?

宣伝無しはスラムダンクの真似というより自動車のテスラの真似では無いか?

そのうちに日テレ・読売テレビで放送するだろうが、それで見直したらまた違う見解が出てくるかもしれないが。
インコ軍団といい田舎学童といいモブキャラが無個性というのはいただけない。

ヤマトのパラリラ作戦、修正2019年02月24日 18:19

ヤマトの航路を描いたが、

ヤマトの「こそこそ作戦」「パラリラ作戦」

このパラリラ作戦は効率悪いな。遅い
以前は
『ヤマトでワープして1光年か10光年の視差で観測したら、もっと遠くの距離を三角測量で観測できます』
短距離ワープの三角測量を推奨してたが、ヤマトは急がなければならないのでその必要は無いな。
三角測量をするにも長距離ワープの方が良いわ。
予定しているワープ先を、先の先まで同時に観測して三角測量を繰り返し、かつ、変化する天体の動きを観測した方が効率が良い

ヤマトのパラリラ作戦修正

恐らくヤマトは一回のワープで数千光年進むが、その間にビーメラ星バラン星動く数千光年先にワープしたら数千年後の星の位置を測定出来るので、星の位置を計算出来るわけだ。

ヤマト航路とバラン星・ビーメラ星の軌道
ビーメラ星バラン星は確実に天の川銀河の重力の影響を受けているので、恐らくは数億年か十数億年の周期で天の川銀河の周りを公転しているはずである。ワープを繰り返すヤマトからは、その位置が次々と変化していく様に観測できる筈だ。また観測してないと見失う。イスカンダルからもらった航路図にバラン星ビーメラ星の銀河公転軌道まで描かれているのかは不明だが、それも正しいか観測が必要となってくる。地球からはバラン星約7万年前の位置しか観測出来ないからワープを繰り返す度に観測する必要がある。
また太陽系も銀河の周りを約2億2500万年から2億5千万年の周期で公転して位置を変えているので、ヤマト後方も観測して往路の航路を確定しておかなければならない。
島大介ら航海班は進路の先の先まで広範囲に観測を繰り返し、往路の航路も事前に観測する必要があるので、相当に忙しい筈だ。

天の川銀河の外の銀河間空間は殆ど天体が無いと考えられているので天の川銀河を離れた後に立ち寄れる星はこの2つと七色星団くらいしか無かった訳である。背景描写はホンノリと輝く天の川銀河大マゼラン小マゼランだけで他は真っ黒と言うのが正しかろう。
バラン星イスカンダル地球のほぼ中間にあるが、天の川銀河の方が大マゼランよりも圧倒的に質量が大きいので天の川銀河の周りの公転軌道を巡ってると推測できる。何故この様な軌道なのか一切不明だが、バラン星の主星が超新星爆発でも起こしてバラン星が弾き飛ばされ、更に他の天体の重力によりスイングバイの要領で天の川銀河系外に飛ばされたのか?そこに天の川の外にある随伴銀河の重力も作用した、と考えてみるか。ビーメラ星系も同様。ただ、公転には一周数億年も要するので、まだ一回転もしてない可能性はある。恐らくは再び天の川銀河に接近し、他の天体の影響を受けて再び天の川銀河の円盤平面と同じ様な公転軌道に遷移して、ゆくゆくは天の川銀河に取り込まれるだろう。
大マゼラン等の他の銀河から飛んできた可能性は薄い。銀河系からの脱出速度は速いのだ。

また、ガミラス・イスカンダルの太陽系も動いている。
『(大マゼランは)不規則な重力干渉で構成された銀河の事を言い、ここではかなり活発な星の活動が起こっていると考えられます。』
『生物生存には致命的で有害な星間ガスが大量に存在したり、活発な恒星活動である超新星爆発も頻発』
とあるので、どうやら大マゼラン雲の内側は生物生存には適さない様だ。

地球から大マゼラン雲までは16万3千光年(Wikiedia)と考えられ、宇宙戦艦ヤマトの1974年版では有名な14万8千光年よりも遠いが、大マゼラン銀河の中心から2万5千光年離れた公転軌道にあれば辻褄は合う。
2199では16万8千光年になったが、コレでは大マゼランのど真ん中になってしまうから環境が悪かろう。
やはりイスカンダルまでは14万8千光年の方が科学的にも良い。

ゆくゆくは私版宇宙戦艦ヤマトも描きたいが、オリジナル1974年版に倣うつもりなので14万8千光年とする。
Twitterに公開した絵だが、ドメルガミラス人当初の設定通り肌色にするかもしれない。

ドメル将軍

森雪は16歳。
古代進は17歳で途中で18歳になる。
若い方が良い。

森雪


メニューイラスト変更しました2019年02月10日 17:25

サイト復活からずーっと使ってたメニューイラストを変更しました。
キャラ紹介の絵にも流用してたので合わせて変更しましたよ。ちゃんと見えるかな?

メニュー絵のりぼんちゃん
次はトップ絵のつもり。
実は家のMacの他に、某所で借りてるWindowsパソコンでblenderと言うフリーの3Dソフトを勉強中なのです。
機能は豊富で何と動画も作れるのですが、まだ動画の練習はしてません。
でも何とか簡単な三次元の造形は出来る様になって来たので家のMacにも導入してメカの下描きに使おうと考えてます。
まあメカやキッチリした人工物の絵は苦手だから3Dの力も借りないとねえ。3Dで滑らかな曲面は難しいからPhotoshopの下描きにするつもりです。

後、予定では新キャラ、りぼんちゃんの「敵役」を漫画で描きたいと思ってます。それでもぴょんのコーナーもまだあるし、時間欲しいなあ。

話は変わって放映中のアニメの話。深夜アニメなんてほとんどチェックしてないけど、ガルパン水島努監督「荒野のコトブキ飛行隊」は録画して3話まで見ました。コレは私自身の感想よりも世間の評判の方が面白い。
ミリタリーオタクの人々には戦闘機の描写が細かくて好評ですが、その他のアニオタにはイマイチの評価。でもイマイチっつってもけなしすぎやなあ、って思う。
コトブキ戦闘機の描写を楽しむアニメであって批判する箇所は無いで
アニメならではの誇張やハッタリが無いからアニオタには物足りないのだと思うけど、コレはそう言う作品やからね。無い物ねだりはアカン。
また、女子高生が主役のガルパンと違って感情移入しにくいだろうし近年は西部劇にも馴染みが薄いだろうから乗れない人が多いのだろう。
それにガルパンも3話まではあんまり人気無かったし。


ホームページ仮復活2018年06月23日 17:43

ホームページに掲載してた既存の作品とリンクを復活させました。
まだ新しいトップ絵とか描いて無いので仮運営ですな。
URLは以前と同じで安いサーバに移設したんですわ(笑)。さすがは安物、使い勝手が悪い悪い。
おかげで復旧が遅くなりました。
ガルパンのイラストや漫画が多くなったし、まだ最終章を作ってるのでコーナーを独立させました。
ホムペやブログの壁紙はフォント以外は全て自作なのでガルパン壁紙も難しかったのよ。
履帯のパターンは大洗のマンホールに刻まれてあった模様を参考にしたのでした。
他には宇宙戦艦ヤマトコーナーも作りたいけど、ガルパンヤマトでは好戦的なネトウヨと思われてしまう(笑)。
ここはラブ&ピースな「ケロケロちゃいむ」を復活させたい。

ヤマトと言えば、前にも書いた通り先輩から借りた円盤で2202の10話まで見たのですが、途中まではもう一人のアホ先輩と見たのです。(両者とも度々登場してるねこにゃー先輩とは別人です)

喫茶店のりぼんちゃんとねこにゃー先輩

さてこのアホ先輩、昔のアニオタなのですが近年のアニメ事情にはさっぱり疎いらしく、テレビ放映されたガルパン劇場版を見ても
「さっぱり理解できない」
と喚く有様。内容が把握できなかったそーだ!テレビなので結構カットされたらしいが(カットされるから私はテレビは見なかったよ)それでもあんな単純な話も理解出来ないとは嘆かわしい。
またヤマト2202を冒頭から一緒に見てたらテレザート星の描写がコレまた理解出来なかったらしく、テレザート星なのか何の惑星なのか理解出来ず
「何や?どこの星や?」
テレサを守る坊さん軍団も
「何やコイツら?え?何?」
攻めるガトランティスロボ
「何やコイツら?」
サッパリ理解出来ずにいたのだ!後のシーンも「さらヤマ」と相違点のある2202オリジナル展開は全く理解出来て無かった!
このアホ先輩は他にも宮崎駿On Your Markを見ても、何度も繰り返すシーンが
「何で同じカットが?」
と言うてたアホやねん。黒澤明羅生門みたいな色んな解釈のある話であると理解でけへんかったんやで。

恐ろしい事にこのアホ先輩、ニートのアニオタでも何では無く、大企業の中間管理職やねんで!高給取りで部下もおるんやで!
こんなアホが日本社会の中枢に実在してるんやで。

しかし考えてみたら、こう言うアホな奴が日本人のスタンダードなのか?
そうでなければ安倍晋三麻生太郎が仕事できるわけが無い。

で、この程度のアホな理解力しか無い日本人にとっては、現在のアニメは極めて難解な作品になってるのかもしれない。
かく言う私も深夜アニメとか殆ど全然見てへんもんなあ。まあEテレで放送されたカードキャプターさくらクリアカード編は飯食いながら見てるけど、難解な事は無いぞ。

かつての松本零士参画ヤマトはちゃんとナレーションや字幕で懇切丁寧に解説していたが、コレが無ければ一般人が理解出来ない難解な作品なのかもしれない。
ガールズ&パンツァーですら、理解出来ない難解な作品なのかも知れない。

時々夜8時代9時代の実写ドラマをチラリと見たら、くどい程に説明セリフを喋ってるもんなあ。ツマラン。

宇宙戦艦ヤマト2202の第10話までみたが2018年04月01日 22:43

円盤の3巻まで借りて見た。
世間では小林誠のデザインに批判が集まっているようだが、それも話や演出に活かされていたり面白い演出が施されていたらまあ許せた。
しかし、全然あかんやん。例えばアンドロメダ級戦艦アポロノームアンタレスと言う空母型のアンバランスな飛行甲板。まあ重力制御も存在する世界なのでアンバランスな形状も可能なのであろうが無駄に脆弱な形状にする意味があるのか?カッコよく演出されてるか?
全然あかんやん。ただ単にそんな形をしてるだけ。何の意味もなく面白くもカッコよくも無い。
無重力の宇宙空間でも、あの様なアンバランスな船体では壊れやすくなるだけだ!
あれでは空母ユニットを別の宇宙船に分けた方が良い。
その他、小林模様ガミラスガトランティス双方採用してるとか他の人々が苦情を書いているがもっともな話である。コレら小林誠デザイン(かな?)の批判は他のブログなどと重複するので割愛。

で、話やけどなあ。正直タルい。がっかり。話に無駄が多い。
まず古代バレルの話を聞く為にわざわざ月に行く意味ある?あんなもんチョコっとクラウスが地球の喫茶店で教えたらえーだけの話やんけ。茶飲話や。
その後のリバースシンドロームとか言う現象も驚愕する様な話か?時間が進む事で地球環境復活が早まっただけのカラクリやんけ。人体に悪影響があるのはアカンけど気をつけたら無害の様やし、何で地球政府が隠蔽するのか意味不明。しかもそこに軍需工場を作っているが工場関係者の口封じはどうなってるの?しょーもない話!しかもこの設定は後々の話に大して影響してない。無駄な話や!
不思議なのはこの軍需工場でガミラスも軍艦を作っているが、地球は新型の波動砲搭載艦を建造しているのに何故ガミラスは新型戦艦を開発しないのか?何故波動砲搭載艦を建造しないのか?何の意味も無い。

またテレサの毒電波(笑)によってヤマトは地球政府に逆らって出撃するのだが、コレまたバレル大統領の取引で反乱はチャラになると言う安直展開。島大介の変装も意味無いし、出港時のドタバタも大して緊迫感無いし、何やの?コレ?
しかも2199の続きなので変な展開になっている。テレサの毒電波によって古代らは命令違反を冒してまでヤマトを発進させようとしたが、旧さらヤマと異なり既に地球ガトランティスと交戦している。しかもガミラスと同盟を組んでいる。地球にはヤマトの出撃を拒む理由が無いのだ。何の必然性も無い反乱劇や。
古代スターシャとの約束によって地球の軍拡路線に反対している心情であるが、それなら軍属辞めて再就職でもしたらどうや?地球を救った英雄なのだから国会議員にでも立候補しておけばよかった。
全くもって釈然としない筋書きでありキャラ設定である。無茶苦茶や。

11番惑星での攻防も巨大戦艦カラクルム級戦艦1万5千隻も出てきたらビックリドッキリメカのゾロメカやん。重量感が全然デーへん。しかも全部合わせて人工太陽を利用した砲台になるかと思えば波動砲で故障。雑魚メカやん。
波動砲もなんかわけわからん理屈で変な作用を及ぼしてるし、コレも無茶苦茶。全然面白くない。

コレ、悪モンは小林誠だけでは無いな。シリーズ構成・脚本の福井晴敏と監督の羽原信義も無茶苦茶やな。

また気になったのは11番惑星の人工太陽。ガミラスが侵略時に作ったとか言うが、こんなモンがあったら地球人も見つけてるで(笑)。
人工太陽は1974年版ヤマトバラン星にも登場してたが、コレはヤマトを騙す為に本物の恒星そっくりに作ってた。コレはわかる。しかし11番惑星の人工太陽は11番惑星熱と照明を与えるだけで良いので太陽っぽく作る必要は一切無い。光が漏れたらエネルギーの無駄だし敵であった地球に発見されてしまう。
懐中電灯の様に11番惑星だけ照らしておけば良いのだ。

ヤマト2202第11番惑星の人工太陽

元々のさらば宇宙戦艦ヤマトもキャラクターを無駄に殺して客に刺激を与え、刺激を感動と勘違いする幼いオタク連中を騙しただけのお涙頂戴劇やからな。アニメ版母をたずねて三千里の劇中劇の様な三文芝居である。

てなワケで金払う価値は無いな。


宇宙戦艦ヤマトの捕虜についての疑問2018年02月17日 15:06

久々にブログ更新。何かと忙しーのよ。

ふと思った1974年版ヤマトの捕虜の扱い。
確か第13話だったかで古代加藤らがガミラスパイロットを捕虜にした話がある。
2199では次元断層の話と混ぜて女のメルダに変更された。

テキトーに描いたヤマト

両方とも地球人が初めてガミラス人と接触し、地球人との相違点が肌の色以外ない事に驚く事となる。

もっとも1974年版のガミラス人は本当は地球型の大気では生きていけない設定だったが、まあ設定の不徹底だったのだろう。
後付けで肉体改造されてたとか言う言い訳があったと思う。

テキトーに描いたガミラス艦

んで、ふと思ったのは地球人と相違ないと言うことは、ヤマトの乗員
「こいつ本当にガミラス人か?」
「地球人が拉致されて洗脳されてガミラス兵になったのではないか?」
とか何故疑問に思わなかったのだろうか?
2199では遺伝子レベルまで人間と同じ事になっている。
そうしたら捕虜
「本当にガミラス人か?」
と聞くのがフツーだろ?
日本語も堪能だし(これは言うのは野暮だが)。

更に加えるなら、22世紀末の話とは言え、素直にガミラス人を異星人だと信用するだろうか?
地球人の何割かは地球のどこかのテロリストの攻撃だと思ってるのでは無かろうか?
地球全体を廃墟にするような攻撃だが、だからと言って異星人の仕業だとスンナリ信用する連中が多くを締めるだろうか?
地球人そっくりのガミラス人を目の当たりにして
「やっぱりガミラス人は地球人の改造人間テロリストだ」
と思い込む奴が出ても不思議は無いはずだ。

まあ肌が青色だから素直に異星人だと思ったとしても、アニメの青肌は実際に再現したらどんなになるだろうかね?
実際には少し青白い程度にしないと気持ち悪いのでは無かろうか?

顔立ちも日本人離れしてて白人みたいな感じなら、日本人は
「異星人やな」
と思うだろうが西洋人だと
「コイツは本当に異星人か?」
と思うはずだ。
アニメや漫画で人種の違いまで描きわけるのは意外と難しいもんだが、ガミラス人の顔立ちを地球上のどの人種にも似てない顔にするのは可能だろうか?

こんな事を思ったのは『俺ヤマト』として『りぼんちゃん版ヤマト』を描こうと思ったから。
捕虜に対するリアクションが難しいな。


『ぴょん』更新:人間の走り方2017年08月07日 21:46

久々にホムペ更新。
動画もあるよ。

身長160cmの女の子時速36kmで走らせる動画なので随分と無茶なフォーム(大爆笑)

女子の100m走の世界記録って未だに1988年のフローレンス・ジョイナー:10.49秒なのね。

りぼんちゃんのお姉さんジョイナーよりも速いのです。
動きによるブレを描いてないので、パラパラ漫画みたいになりますね。
1秒30コマですけど、そう見えるかな?

静止画はTINAMIにも投稿しておきました。需要があるのかな?

しかしこのコーナー、昔描いた絵ばかりやから下手やなあ。昔の絵は目が大きすぎや

恐竜から鳥類への進化の過程で「疾走離陸説」を描く話なので、人の走行フォームも必要かと思って描いてみました。
一流選手は頭は水平に真っ直ぐ等速直線運動になるのよね。
運動のできない人でも頭の上下動は少なく、むしろ左右に振れます。

動画を重ねてみると、頭は動かしてません

短距離走の動画の原画

でもこれでは躍動感が出ないのでアニメでは頭を上下前後に動かす事があります

漫画的な動きの原画
まあ長距離走の場合はストライドが長いので頭の上下動も大きくなりますが、長距離走では離陸できませんもんね。

今回の動画は結構前々からチマチマ描いてたのですが、どうしたら分かりやすくなるだろうか?と試行錯誤してたので、時間かかりました。情報量を多くしても分かりにくいし。

確か柳田理科雄が、人間が走ると頭が15cm上下動するだろう嘘書いてたので山本弘に指摘されて修正。しかしそれでも「達人でも大股で歩くと3cmは動く」と根拠の無い推測でデタラメを書いてましたね。
姿勢良く歩くために、頭に本などを載せて歩く練習するモデルさんなどもいるし、外国では重い物を頭の上に乗せて運んでいる人々も珍しくは無い。
柳田理科雄マジンガーZの様な巨大ロボの頭に人が乗ると揺れのために乗り物酔いするとか書いてたけど、実は頭は揺れません。
足から最も遠い場所なので胴体でも首でも振動を吸収させてしまいます。ロボットの場合は首や頭にサスペンション入れたら全然揺れない。
むしろガンダムの様に腹に乗る方が揺れます。ガンダムは宇宙でクルクル回るから腹に乗ると言う理屈。でも胴体を動かすメカがどこにあるの?

てな訳で、原始鳥類が走る場合も、無駄な挙動はしないだろうと言う事の前振りです。

真似してはいけない『カリオストロの城』2017年06月25日 15:18

で言及しようと思ったけど本筋から離れてるので分けて今回書く話。

マリナ・スメラギ・スバルさんバストショット


漫画で真似してはいけ無いアニメは、名作の誉れ高い
『ルパン三世 カリオストロの城』である!
特に漫画家志望者の投稿作や、同人誌のオリジナル読み切りなどでは参考にしてはならん!
アニメと漫画は違う。

理由はキャラの立て方
カリ城は当時既に人気を確立していたルパン三世の話なので、ルパン一味銭形警部の説明を端折ってる。
宮崎駿は一応、ルパン達泥棒してるシーンから始めて泥棒キャラである事を示しているが、
コイツらの名前がわからんのだ!
タイトルに「ルパン三世」とあるからルパン三世なのかと想像はできるが、帽子の男緑スーツの男どちらがルパンかサッパリ理解できない!
こんな演出はシリーズ物のアニメ映画だからこそ成り立つ演出であり、28頁だかそこらの読み切りオリジナル漫画で真似しては絶対にならん。

更にダメなのはカリオストロ伯爵クラリスだ。
両者の名前がわからん!
ヒロイン敵役と言う肝心のキャラの名前紹介を後回しにするな!こんなのは絶対にダメだ!
今でこそ日テレが何回も放送し、キャラ名もテロップで見せるから違和感なく見れるだろうが、初見のゲストキャラなので
「この娘は何て名前なのだ?」
と客が置いてけぼりなのだ。
これだから映画公開時の興行収入がイマイチだったのだ。
カリ城だけではない。ナウシカラピュタも同様だ。

怒りの宮崎駿監督

映画っぽく作ろうとするあまり、キャラの名前紹介をおろそかにしておる
こんな作品は漫画作りの参考にしてはならん。

まあアニメとしては動きや演出などは面白いが、不親切な作品作りだ。

カリ城公開時などは宮崎駿もアニメ作る機会も少ない時代があったそうだが、こう言う理由もあろう。

対して、梶原一騎原作アニメや宇宙戦艦ヤマトサンライズのロボアニメなどなどは、主人公やキャラクターの名前を重要視して、実に分かりやすいアニメを作っておった。
ヤマトですら、メインキャラは沖田古代らだけに絞り込み、スターシャは自己紹介に余念が無い。途中で出てくるドメルもナレーションで
「着々と牙を研ぐ、宇宙の狼ドメル将軍」
と紹介してくれておる。

対して、宮崎駿は東映時代の先輩方の流儀を参考にしたのであろうが、説明不足の上に予定調和を廃した展開で描いているので、こんなの漫画の筋書きの参考にしたら支離滅裂になる。

サイト縮小「ケロケロちゃいむ」コーナーを削除しました2017年05月19日 20:28

残念なお知らせ。
藤田まぐろ先生の「ケロケロちゃいむ」イラストコーナーを削除しました
理由は、恥ずかしながら、古いイラストだからです
あー恥ずかし。
さすがに10年くらい私の新作描いてないから恥ずかしいので削除しました。
「ケロケロちゃいむ」が嫌いになったわけでは無いので、新作を描いたら復活させます。
ファンタジー漫画としては時代が早すぎた、ってな感じもするなあ。
21世紀の漫画だったら、もっと違った形でアニメ化された筈。もしかしたら深夜アニメになってたりして。

時々書いてますけど最近は賞金稼ぎのイラストばかり描いてて、サイトの更新がままならないんですよねえ。申し訳ないです。
本当は「ぴょん」も描き直したりしたいんですけど。
でもぴょんのコーナーはゴチャゴチャしてるなあ。不要な情報は削除する必要はあるかも?
議論しながらお絵かき掲示板で手早く描いたイラストは差し替えたいし、やや不正確な絵もあるし。
このコーナーの絵はなぜかアチコチに引用されてるよーなので、変更するとリンク切れになるけどね。
私に連絡ないから、まあいいか。

また二次創作ではガルパンが多くなったので、サイトのレイアウト変更してガルパンコーナーを独立させても良いかなあ、とは思ってます。多分時間ができたら新作描くし。

サンダースのドッグタグ

宇宙戦艦ヤマトについても、このブログに書いたネタの纏めをホームページに纏めて整理しても良いかも?
でもまあ、2022小林誠副監督がネトウヨなので興が削がれた。
科学考証の先生も参加してないみたいなので面白さは半減したなあ。
友達に円盤借りて見ようっと。わざわざ金払う必要は無い。

それよりもイスカンダル往復編「俺ヤマト」を描いてる人が何人もいるみたいなので、私も
「りぼんちゃん版ヤマト:イスカンダル編」
を描いた方が良い。


『突撃!銀河帝国 第七空間騎兵隊』の感想2017年04月27日 21:00

リンクさせていただいてる獅子神様の同人誌の漫画『突撃!銀河帝国 第七空間騎兵隊』を読んでみました。Amazonで入手できる様ですので、おすすめです。

「コミックシティ大阪110」で入手し、感想はもうちょい早めに書こうと思ったのですが、賞金稼ぎイラストや依頼されたイラストを描いてたので今頃になりました。

ネットで公開してない漫画なのでネタバレはさけますが、感想としては。
まず物語冒頭の展開は非常に面白く、これだけで買う価値はあります。
「ああ!そう来たか!」
と思いました。これは読んでのお楽しみ。
後の展開も主人公の心理の変化や人情話など、わかりやすくも飽きさせない展開です。
商業漫画雑誌の穴埋め漫画ではコレもできてない作品も多いのに、ここまでちゃんと読ませるのは高い技量が必要なのです。
タイトル通りスペースオペラですが、作品をぶち壊しにする様な設定の破綻もありません。
まあ卵型ファイターポッドの関節は描き直しましたが(笑)
これは昭和のロボットアニメも同じなのでお約束。

ヒロインのマリナ・スメラギ・スバルさんとファイターポッドイラストをアップしておきました
久々にTINAMIにも投稿しておきました。
マリナ・スメラギ・スバルさんバストショット
うーむ、私ももっとオタク受けするデザイン描けんかな?
ロボットのオリジナルデザインは私も考えようとしてますが、如何せんオタク受けが狙えない。特に「顔」なんかどーすれば?

とはいえ、この漫画は出版社の賞に応募して佳作にはなった作品。佳作と言うのも結構な評価だが雑誌掲載される様な賞を逃した原因は?
あとがきに書かれていた様に主人公をドッチに絞るか?が問題。
それと私が感じたのは
「読み切りなのにキャラ多い」
でした。
キャラはそれぞれ個性があり描きわけも出来てて性格や役割も定まってます。破綻はしてません。
ですがしかし、読み切りだと漫画としては散漫になってキャラの名前覚えられんなあ、っと言うのも正直な所。
これも最近の漫画の特徴かなあ?しかしこれではコレクター的にキャラを並べて喜んでるオタク連中は兎も角、一般読者はキャラクター覚えるのがめんど臭いと思う
騎兵隊のキャラ4名になってますが、主人公一人をメインに据えて、他はその他大勢のモブキャラにしておいた方がスッキリするとは思うけど?

大勢のキャラを出したい場合のお手本は、中国古典の『水滸伝』。これはどーやら複数の英雄譚を一個にまとめた話らしいけど、108人の豪傑を一度に出さずに、徐々に結集させるパターンの元祖新キャラ登場で面白くさせる展開のお手本となってます。
これを見本にした作品は、南総里見八犬伝七人の侍七瀬ふたたび俗物図鑑、などなど。
まあ長編の手法ですわな。キャラの多い、うる星やつらすすめ!!パイレーツも、キャラは一度に大量投入せず、連載中に「新キャラ登場」のエピソードを盛り込んで増やしていってます
面堂竜之介親子錯乱坊弁天らが第一話から全員登場してたら収集がつかない
パイレーツ一平君は第一話には登場していないし。

読み切り漫画で出版社の賞を狙おうと思ったら、キャラの人数は絞り込まないと難しいと思います。

またキャラの名前
ちょっっと覚えにくい(苦笑)。
ト書きで名前を表示して紹介するって、あんまり印象に残らないのよねえ。
キャラの名前を読者に覚えさせるのは最重要課題として少年ジャンプでも指摘されてて、森田まさのり
「主人公の名前がそのまま作品タイトルになるくらいに考えろ!
例えば『スラムダンク』『天才バスケットマン桜木花道』だとしても違和感は無い。
しかし『ろくでなしブルース』『前田太尊物語』だとちょっと恥ずかしい」
とか言うことを書いていた。
テレビタレント連中も顔と名前を売り込むのに必死だ。だから顔が出ないアニメを敵対視する。

しかし漫画の場合はキャラクターそのものが印象的であればいいので、むしろ「名無し」でも良い。
東本昌平『RIDE』に登場するバイカー達はほとんど名前が無い。それでも作品が成立するわけである。

キャラを一度に複数人出して成功した漫画はサイボーグ009
これはキャラの名前を単純な00ナンバーにした事が成功要因。しかも各キャラの外見特徴も顕著に描きわけ、特技も披露すると言う紹介シーンも盛り込んでいる
一度に複数人のキャラを目立たせるなら、各キャラの得意技を一個一個紹介しておく必要はある

また話の展開。
最初のツカミはOKだけど、起承転結もっと転がした方が良いのではないか?
話に意外性が乏しい。
冒頭に何か伏線貼って、それを裏切る展開とか何とか入れておいた方が面白くなると思う。

そう言う点で感心したのは、同時に買った同人誌「墨汁Aイッテキ!」マイアミ欲望海岸様の作品。
2作読んだけど、展開に意外性があるし、キャラクターが必要最小限で理想的な読み切り漫画になってる。
これは今回高く評価します

んでも『銀河帝国』って絶対王政なのかなあ?
確か昔スタジオぬえが未来描写について、未来の描写はその年数に比例した過去の世界を参考にする作品が多い。とかいう意味の事を書いていた。
例えば近未来の世界は近過去を参考にする。今から数十年後の未来ならベトナム戦争や第二次大戦時を参考。
数百年後の未来なら中世を参考。数千年後なら古代ローマ帝国などを参考にする。
と言う具合。
宇宙戦艦ヤマトは約二百年後だけど第二次大戦。しかしガミラスイスカンダルが古代っぽいので中和してる感じ。

この銀河帝国の設定だと、私なら白土三平赤目みたいな百姓一揆の話にして王政をぶち壊す話にしてしまいそうだ(笑)