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ヤマト2199。ガミラスとイスカンダルの位置関係?42015年02月08日 16:42

このネタ、気になる事があったのでまた書きます。
コレらの続き

で、アニメではガミラスイスカンダルは極めて近い位置に描かれていますが、実際には結構離れているだろうと推定しました。
「まあイスカンダルとガミラスが地球と月の距離の2倍くらい離れていても二重惑星として成立するワケですね。」
と考えています。
ガミラスとイスカンダルの距離関係
さて、ココの記述を観たのか?むらかわみちお版2199漫画第5巻では、ガミラスから見上げるイスカンダルが随分と小さく描かれています。

それは兎も角、前回までは両惑星の潮汐力によって、互いに徐々に遠ざかっていると考えてました。
遠ざかる理屈は説明するのメンドクサイのですが、ググると巧い具合に図解入りで説明しているサイトもありますので、参考で貼っておきます。

地球と月と同じ関係がガミラス・イスカンダル間にも成り立つ筈です。

っが、描いている最中に疑問が生じてきました。
って言うのも、ガミラスイスカンダルって見た目が全然違いますよね?
大きさや質量がほぼ同じなのにルックスが全然異なる……
これ、双方の星を構成する物質が結構異なるのでは無いの?

地球と月の場合は、見た目は随分と異なるけど、コレは大きさが異なるから。Wikipediaとか見ると月の比重は地球の海洋地殻を構成している玄武岩に近く、月の石の酸素同位体比が地球とほぼ一致(すなわち同じ古さ)なので、地球が造られた直後にデカイ星が衝突して地球の一部とデカイ星の一部が飛び出して合体し月になったとも考えられている。
月は出来た瞬間から遠ざかっていると考えられています。

しかし、ガミラスイスカンダルは見た目全然違う。
先日購入した半田利弘著「宇宙戦艦ヤマト2199でわかる天文学」によると、半田利弘氏はガミラスでは大量破壊兵器が使用されて巨大クレーターが出来たり、植物を繁茂させるためにむりやり植林したりしてるのでは?と推測しています。
イスカンダルではマントル対流があり、造山運動の結果大陸が出来上がっていると推測しています。
まあ、なんか公式設定では無いけど星として全然異なる事には変わりません。
てなわけで、月が出来た様な「ジャイアントインパクト説」では、両惑星の相違が説明出来ません。

なので、ガミラス・イスカンダルは、元々異なる軌道を公転してた「他人」の惑星だったと考えた方が理屈が通ります。
こんな感じ。
ガミラスとイスカンダルの公転軌道の推移(推定)
分かり易くする為に楕円軌道の扁平率を大きくしてます。

まあ金星が地球に接近して二重惑星になったような感じね。

二重惑星になる前は、両惑星はハビタブルゾーンには無かったかも知れません。
二重惑星になって軌道が落ち着いた時に、ハビタブルゾーンに入り、生物が発生したのかも知れません。
しかしまあ確立低いなあ!

まあ裏設定では地球人、ガミラス人、イスカンダル人は祖先を同一としていると言う大胆な前提があるんで、ガミラス人とイスカンダル人は惑星環境が落ち着いてから宇宙から来訪し住み着いたのかも知れません。
1974年版ではシナリオだけでマゼラン雲が銀河に接近した時に、地球に移住し、一旦原始人になったと説明してたが、本編には採用されなかった。

んで、もしガミラス・イスカンダルが元々異なる軌道を公転してた場合、現在互いの距離が離れつつあるのか?離れるチカラは作用するけど、これまでのイキオイがあるので、軌道が安定しておらずまだ近づいているのかも知れないのよ!
しかも、海洋面積の広いイスカンダルの自転方向とガミラス・イスカンダルの公転方向が一致しているとは限らない。
こうなる確立は極めて少ないけど、軌道は不安定やなあ。

ガミラス・イスカンダル間の距離は不安定で、互いの軌道は扁平率の大きい楕円軌道なのかも知れない。
そうなると潮汐力の変動は大きいなあ。

また、むらかわみちお版2199漫画第5巻を観て、まだ疑問もあるので続く。


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