Conscience of MAGAZINE Weblog & HOMEPAGE Search

アルペジオとガンダムビルドファイターズを見ましたよ2014年01月18日 21:18

最近放映してた
『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』
とまだ放映中の
『ガンダムビルドファイターズ』
を録画してたので見ました。
『ガンダムビルドファイターズ』は2話ほど録画逃してしまってます。水着回を録画し損ねて無念……

アルペジオはキャラクターまでホトンドCGで描いてるのか!
確かにモブキャラ、特に男と中高年は違和感あってまだまだダメ。公式HPを見ても中高年キャラの紹介は無いし。
しかし、ミドコロの女子キャラは頑張ってたか。要所要所は手描きのアニメーターで描いていると思われる。
イオナをほぼ無表情にして、主役群像も取り乱す事の無い落ち着いたキャラにしたのはCGアニメとして正解だったと思われる。
アニメ作品としては、表情の無い二人を主役にしてどうなの?っと最初は思ったが、話が進むにつれて、群像の冷静さが
「コレはコレで良いか」
と思った。
っと言うのも、比較して悪いがヤマト2199の情けない古代君が
「雪ー!」
と泣きわめいているが見苦しかったからだ。
それに比べてイオナを守る事ができ、自分は死の淵に陥ったのに冷静だった群像は、好感が持てた。
安っぽいお涙頂戴劇にならずに済んでいる。まあ冷酷な話と言えばソレまでだが、CGアニメの特性を活かした演出ではある。
ヤマト2199でお涙頂戴にするにしても、もうちょい見せ方と言うモノがあろう。

それでもって、ガンダムビルドファイターズは伝統的に手描きのアニメ。
話はアルペジオよりも好き。やっぱりアニメはバカ話が一番だろう。
チョイ問題は先ほども書いた「表情」
コチラも男の子が主役ですが、ガンダムには異質な「パイロットでは無い主役」イオリ・セイ君。
良いけどね。
しかし喜怒哀楽の内の「哀」。泣いたりビビったりした時の表情が好きになれない。
どうも近年のアニメ男キャラの線の入れ方が気に入らない。無駄な線があるのだ。
コレは先にも書いた2199古代君も同様。
アイラインのクドい線や眉間や頬にイヤな線を描いてて、どーも好きになれない。

そういう顔を真似して描いてみました。
好きでは無い表情を描くのはシンドイねえ。
ビビってるイオリ・セイ君
こういう線の入れ方は、恐らくエヴァンゲリオンの碇シンジから始まったと思う。
どうも好きになれない。
こういう表情を描かれるのはホトンド男性キャラばかりのように思われる。
女の子は顔を崩さない様にキレイに描いているのだから、男の子もキレイに可愛く描いてよ。

注:イオリ・セイ君の場合は顔の描き方だけが問題なのです。別にビビっても構わないのです。古代君は軍人なので泣き喚いてはダメ。

んでも、アルペジオのCGで艦隊戦は細かく描写できて良いのであるが、イチイチ世界が水没しているという状況設定にする必要は無い。クラインフィールドもATフィールドそのまんまだし、メンタルモデルのワケのわからなさいの使徒みたいで、OPアニメにもタイポグラフィーを使ったり、今更エヴァそのまんまのアイデアを出してもらっても有り難くは無い。
話も原作読んで無いけど、端折っていると思われる。キャラクターはホトンドメンタルモデルと言う女の子に焦点が当たっている。

一方、ビルドファイターズは、とうとうガンダムもプラレス三四郎、エンジェリックレイヤー、ダンボール戦記の仲間入りしたかあ。
まあ委員長らが可愛いのでヨシとする。
下手な戦争描写よりもマシである。
ロボはCGよりも手描きのデフォルメの方が良いな。爆発も手描きの方が味がある。
しかし、これから育つアニオタはCGに慣れるやろうから、手描きでは物足りなくなる恐れがあるなあ。

ガンダムビルドファイターズは「キッズアニメ」と言われているそうだが、アルペジオもオハナシとしては「友情・努力・勝利・萌え」の子供向けでは無いか(笑)
演出を華やかにするか、抑えるかの違いしか無い。

ビルドファイターズもアルペジオも、キャラクターを沢山登場させて賑やかにする演出なので、基本的にはポケモンと同じだ。