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ヤマト2199。1万隻のガミラス艦隊と、ドメル艦隊 ― 2013年08月09日 21:33
1974年オリジナル版ヤマトでは、ガミラス大艦隊の規模は不明であった。
ヤマト2199ではバラン星に主力艦隊1万隻が集結している。また別に親衛隊の艦隊が同規模程度あるらしい。
多すぎないか?
恐らく、後発作品のガンダムやマクロスなどの大艦隊に見劣りしない様に設定したと思うが、多過ぎると思う。
ガンダムに出て来るジオンの艦隊も多過ぎる。あれだけの宇宙船が運用できる国力があれば、国民は飢えないよ。兵士は農作業もしてないのにメシを喰っていると言う事は、それだけの食料を生産できる余裕があるんや。おいおい、贅沢しすぎや。
モビルスーツとか言う巨大ロボを動かすエネルギーがあれば、エネルギー事情も潤沢やんけ。多分、ザクが何台かあれば大阪の電力は賄えるぞ。エネルギーの無駄遣いや。
ガンダムセンチュリーではザクは出力9200kwとの事だそうだが、原発の大飯発電所は1基あたり117.5万kw。ザクの核融合炉が大体120台あれば原発一基分の電力が生産できる。
連邦に戦争しかけるくらいなら、電力造っとけ。アホなザビ家やな。
ガンダムは兵站も描写したと自慢しておるが、最後の展開は大艦隊すぎてリアリティが一挙に無くなってしまった。
まあ、マクロスはギャグなのでツッコムのは野暮か。
ガミラス艦隊が1万隻。大小あるが、1隻に100人乗船していれば、100万人規模の兵士が必要。大型艦や空母もあるので、もっと多い。ヘタしたら1隻千人。1千万人近くの兵士が必要かも知れない。
Wikipediaを観ると、2011年現在のアメリカ海軍は、人員:32万8,516名。艦船隻数:505隻らしい。これでもベラボーに多いぞ。
ガミラスはアメリカ海軍の20倍近く。しかも宇宙船。
宇宙戦艦を今現在の洋上艦船と同じ程度の費用で出来る技術があると想定しても、アメリカ海軍の20倍もの規模の宇宙軍。しかも同規模の親衛隊も存在する……アメリカ海軍の40倍!
アメリカですら維持がシンドイと言うておるのに、ガミラス1国で賄えるのか?ガミラスの人口が分からんが、惑星1個を1国で統一しておるが、壊れかけた惑星なので人口は多く無かろう。そこに生産性の無い軍人を数百万人も養うのか?艦船を運用するのか?
これだけのテクノロジーと生産力があれば、もっと豊かな生活ができるはずやぞ。1人あたりメシを喰う量は人間と変わらんやろ。
惑星が壊れかけているので、別の惑星に移住する必要はあるだろうが、メンドクサイ地球では無く、ビーメラ星でえーやん。1974年版ではビーメラ人はロイヤルゼリー生産の為に必要なので生かしておく必要があり、ガミラスフォーミングできない。が、2199ではビーメラ人は滅んでいるのでガミラス人はビーメラ星に移住すれば良い。
また、異星に攻め込むのに、そんな大量の艦船が必要か?
前に書いたが今現在の地球はダメ。国際宇宙ステーションを1個運用するだけでシンドイ状況。月に人間を送り込むだけで必死のパッチ。アポロの時代よりはコンピューターは性能が上がっているけど、必要となるロケットの能力は変わらない。変わる訳が無いか。
こんな今現在の地球に、ワープ技術などを有するをガミラスが攻めて来たら?
ドメルの宇宙空母が4隻襲来しただけで、地球は降参するしか無いやろうなあ。宇宙空母4隻だけでは地球を全滅させる事は出来ないが、いつでも地球の主要都市をピンポイントで爆撃できる。地球からは攻撃できる兵器は無い。ノロノロと飛ぶ地球の核ミサイルなんぞ、簡単に撃墜される。
しかもガミラス人は地球人の言語も習得できるので、地球人に脅しをかける事もできる。アメリカ大統領もビビる。
まあペリーの黒船が攻撃に来た幕末日本と同じ状況になる。しかも現実の地球はガミラスの技術をコピーできるかも疑問。
つまり、現在の地球文明レベルの星を征服するには、年がら年中威圧出来るだけの必要最小限の宇宙戦艦を飛ばして、脅してやったらオシマイである。
第15話で親衛隊が惑星オルタリアを焦土、というか破壊しているが、完全にヤリ過ぎ。宇宙船も持ってそうに無いオルタリア人を統治出来ないようでは無能である。外交能力無いなコイツ。
なので、ガミラス1万隻は多過ぎるのである。財政を圧迫しておる。敵国ガトランティスも存在しているが、双方イチイチ交戦するメリットは無い。
と言う訳で、2199では七色星団でドメルが空母4隻と戦艦1隻だけで対決するのは、「小規模」と言う演出になってしまった。ドリルミサイルも民生品の流用である。
これは1974年版でのツッコミに対処した結果であるが、ちと寂しい。(簡単にドリルミサイルが逆転されてしまう事に対する言い訳対処)
1974年版では空母4隻は「大規模な艦隊」であるし、実際考えるとそうであろう。
ドメルも、この大規模な戦力を与えられたのにヤマトを仕留められなかったので自決するわけである。(別のオタクの意見ではデスラーの一存により命拾いをしたので自決したとも言われるが、ちょい違うとも思う。オタク連中の意見は一方的でナニ言うてるかワケ分からん。)
しかし、2199でドメルが自爆する理由がイマイチ納得できない事になる。ドメルは無実やし失敗もしてない。バラン星を壊しちゃったのはゲールとゼーリックである。
もしかしたらドメルは生きてたりして。
まあナニにせよ、ガミラスは宇宙戦艦を所有しすぎ。それだけのエネルギーがあれば国民は裕福に暮せるぞ。これはジオンも同じ。
スケールアップしすぎやわ。
その点、ガルパンは巧い事したな。黒森峰が重戦車20輛投入しただけで「すごー!」と思わせる演出にしたからな。過ぎたるは猶及ばざるが如し。
ガミラスは、数的に第二次大戦のアメリカ海軍と揃えていれば面白かったかも知れない。地球は日本海軍と同じね。終戦頃の話なので、ヤマト一隻のみ。
もっとも。
1974年版もドメルは3000隻の艦隊を率いているんやけどね。15話。しかし、この数値は脚本だけの結構適当な数値だったと思われる。あの脚本家は結構テキトーなトコロがあるからなあぁ。木星に「着陸」させようとしたり……(代替え案が浮遊大陸)。当初は宇宙空間で「ヤマトがひっくり返ってしまう!」との台詞があったり……。
検索したら、3000隻の多くはダミー艦と言う説もある。ドメルのモデル、ロンメル将軍は木製のダミー戦車を造った。この説も有り得る。
浮遊大陸は急遽考えられたアイデアだったので、コイツの理屈付けは難しい……。
ヤマト2199のサイトを観ると、最後にガミラス艦隊との決戦もあるらしいが、はてさて?
今後の展開は予想はしてないよー。





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