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「風立ちぬ」は前衛映画。「ねたばれぬ」2013年08月01日 20:43

宮崎駿監督の「風立ちぬ」を観た。劇場はほぼ満員。で夏休みにも関わらず子供はチラホラで中高年が多かった。特に高齢者が目立ったのは意外だった。テレビの宣伝の影響が大きいと思われる。
上映後、若い娘から
「棒読みやったなあ、くすくす」
との声。
確かに主役の庵野秀明は棒読みであったが、事前に知ってたので期待もしておらず大して気にならなかった。元々アニメの声優には期待してない。問題は映像だ。
でも、だ。どうやら宮崎駿はワザとヘタな庵野を起用したのだ!
この映画、もしキャリアのあるプロ声優に堀越二郎を演じさせたら、声に感情がこもり過ぎてしまい、演技過剰でシラケてしまう恐れがある!
ヘタな庵野で良かったのだ!
観れば分かるが、内容は坦々とした平板な展開に、所々にインパクトのある飛行機のシーンが「夢」と混ざって入り込む構成になっている。ココにプロ声優が演技過剰な声を当てたら、ソレこそ映画がブチ壊しになった可能性があるのだ。

また、飛行機のシーンはホトンド、堀越の「夢」やイメージとゴチャマゼになったファンタジーになっている。
生々しさを回避したのだ。
物語冒頭の方に関東大震災のシーンもあり、工夫のなされた巧いインパクトのある映像になっているが、コレもあえてリアルな描写は抑えている。
田舎はキレイに描かれているが、
「みどりの多い日本の風土を最大限美しく描きたい。」
との覚え書きではあるが、日本の手付かずの緑はもっと濃い緑だ。黒に近い。それなのに新緑に近い明るい色彩にしている。
リアリティを避けているのだ。
また、言うまでも無く、話題の口三味線による効果音もリアリティを避けるわざだ。もっとも結構こってるけど。

それで、演技の出来ない庵野秀明を主役に据えたのだ。リアリティを避けているのだ。

キャラクターは主役の堀越二郎を含む主要キャラ全員がイヤなヤツでは無く、真面目に仕事をする大正人間と外国人なのだ。本庄や黒川、服部と言った人物は、顔立ちからしてイヤなヤツかと思っていたが、堀越に協力を惜しまない好人物として描かれている。実際にはそんな事も無かろうとは思うが、コレもリアリティを避けているのだ。
勿論、ヒロインの菜穂子は絵に描いた様な薄幸の娘なのに、健気に堀越の嫁になる。おいおい出来過ぎやろう、っとも思うが、コレもリアリティを避けているのだ。

まあ、要するに完全にファンタジー。戦争描写はチョイとだけなのよ。あえて嘘にしている。

もっとも、声優さんはアンマリどうでもよいよな。アニメ雑誌やWEBサイトに声優さんの名前や写真をデカデカとあっても読みとばす。特に声優さんの写真なんてねえ。
アニメの情報は「絵」だけで良い。スタッフインタビューとかもアニメーターや背景スタッフにしてほしい。まあ鈴木Pもテレビの宣伝に顔を出す必要はあるだろうが。アニメの宣伝のためには弁の立つ人が必要と思われるので、鈴木Pがテレビ出演するのも仕方が無いか。
しかし、声優さんは外国で吹き替えしたら、アッチの人に替わってしまうんやし。

で、外国では日本のアニメが内容まで改竄されてしまう事もあるそーで、当初のナウシカも散々なスカ作品に成り下がったらしいし。
と言うワケで、アニメは基本的に台詞無しでも内容が分かってしまう様な
「無声映画」
にするべきである。
単純な内容しかできないのではあるが、どうせ今までの作品でもそうそう難しい内容もあるまい(笑)。
が、「風立ちぬ」は無声映画にするのは難しい。何せ設計者の話なので活劇も無いし。
それでもナントカ台詞に頼らない様に、イメージシーンを多用しておるのでは無いかとも思う。

まあ、わざわざリアリティを避けた前衛映画である訳だ。
戦争描写は前作「ハウルの動く城」で描いている。が、これは精神的に幼いアニメファンには理解し難いようである。

例えば、自衛隊などの話題になった時
「自衛隊の人々が、人殺し好きだと思っているのかー!」
などと幼稚でバカみたいな事を絶叫したヤツも居たし。「ああ、コイツは昔そう思ってたんだなあ。」っと。バカで単純な奴だが、こんな奴は少なくないのかも知れない。
で、まあ国内外に要らぬ誤解を与えない様に、リアリティを排除したファンタジーにしたワケだ。
おそらく昔のNHK「プロジェクトX」みたいな演出にも出来たとも思うが、「今更古臭いな」と言う判断もあったかも知れない。

そいでもって。
庵野の棒読みであるが、大昔の白黒日本映画を観ると、棒読み俳優が多いのよ。
音声技術もマズい事もあるし滑舌も悪く、台詞はナニか聞き取れない事もある。桂文枝が三枝時代に使ったギャグ
「およよ」
も大河内傳次郎の台詞は滑舌が悪く「おのおのがた」の台詞が「およよ」としか聞こえない、と言うのが起源なワケだ。
宮崎駿は昔の白黒日本映画を造りたかったのでは無いか?
飛行シーンと震災シーン以外はカメラは固定させ、ローアングルを多用している。
これは小津安二郎では無いか!
まあ、カット割りは多いのでテンポは速く飽きさせないが、恐らくは小津安二郎を意識した映画では無いか?
「もののけ姫」で黒澤明っぽくして、今度は小津安二郎。
たぶん、そのアタリを狙ったな。


怒りの宮崎駿監督

ちがうか?
「風立ちぬ」の話は、つづく。

ゲットした「お宝」は貞本義行初連載作「18Rの鷹」2013年08月03日 17:11

前の記事で書いた「お宝」とは、貞本義行氏の1982年初連載漫画「18Rの鷹(ヘアピンのたか)」を掲載した少年チャンピオンでした。
4回の短期連載で11号から14号で、心斎橋「まんだらけグランドカオス」で4冊セット9000円近くで販売してました。
実は探していたのですが、さすがは「まんだらけ」。バラ売りでは無く4冊セットとは探す手間が省けました。売った人も分かっている人だったのかも。

で、読んでみて一発で分かるのはその絵柄!
あの「ふしぎの海のナディア」や「新世紀エヴァンゲリオン」とは似ても似つかないキャラクター。いや、その前の「王立宇宙軍」とも全然違います。
どちらかと言うと、当時流行りの大友克洋らの所謂「ニューウェーブ」と言われたリアルな顔立ちに、劇画調なペンタッチを排して漫画調な線。でも「18Rの鷹」の線はあまり抑揚はありません。ミリペンで描いたようなタッチにも思えます。
画力は高く、難しいバイク漫画であるのにCGの無い時代にキッチリと描いています。20歳頃の作品ですが、当時の若手でココまで描ける人は少なかったに違いない。
絵柄はこんな感じ。

主役の鷹野君
「18Rの鷹」鷹野健太郎

ヒロインの菜摘さん。苗字不明。
「18Rの鷹」菜摘さん

カラー頁は無いので色は不明です。
話はねえ(苦笑)、いや、当時の青春バイク漫画やなー!って感じで、峠の「マッドライダー」とも称されている「鷹」こと鷹野健太郎君が、謎のライダー「キング」と走りを競ったり、仲間の事故で悩んだり、菜摘さんとの恋話があったりと、いやまあ、今読んだら気恥ずかしい漫画……いえいえ、そんな面白く無いのでは無いです。
むしろなあ。ワケ分からんエヴァよりも、コッチをアニメにしろよー!と言う感じの爽やか路線やで。マトモな漫画やわ。

鷹野健太郎のバイクはヤマハのRD400改。対するキングはCB750K改(原型ワケ分からん)はバックミラーもウィンカーも無い違法改造車。
「18Rの鷹」キング

全身はコチラを

キングの出で立ちはカドヤで販売している「バトルスーツ」っぽいのですが、バトルスーツはヤマハのVMAXが出る頃なので1985年頃。どーも佐藤信哉氏よりも前にデザインした様です。もっともマッドマックスの方が先ですけど。
余談「北斗の拳」はマッドマックスとブルース・リー映画と所謂「スプラッタムービー」のゴチャマゼなので、あまり評価しません。

Wikipediaを参照すると、漫画家デビューは少年チャンピオンで19歳頃。
読切りの
「FINAL STRETCH 最後の疾走」
「LONELY LONESOME NIGHT ふりむいた夏」
「CRAZY RIDER 大垂水の鷹」、
短期連載の「18Rの鷹」、の4作を発表した後にアニメ界に行ったとか。マクロスね。
このチャンピオン時代の作品はドレも単行本などには収録されていない様なので、ガイナックスか角川書店でも良いから纏めて販売してよ。原稿が残って無いのかな?
雑誌の印刷が良く無いので是非に単行本にしてほしい。裏の絵が透けていると言う様な有様なので、雑誌から絵をおこして単行本にするのも難しいかも知れないけど。

Wikipediaに「顔の描き分けが出来ない」などと言うイヤな事を書かれていますが、異なる絵柄が描けたのですから、多分ウケを狙わなければ描き分けは出来る筈なのです。

しかし、当時の少年チャンピオンを観ると、今の少年漫画と比べたらホント、絵がナニ……いや今の若いもんが読むとツライやろうなあ。
既に「がきデカ」「マカロニほうれん荘」などの名作は無く、水島新司先生もドカベンでは無く「ダントツ」。手塚治虫先生もブラックジャックでは無く「七色いんこ」。山上たつひこ先生もがきデカではなく「ええじゃない課」。チャンピオン全盛期では無い。
当然の事ながら、今でも名の残る先生は巧い。水島新司先生や手塚治虫先生、山上たつひこ先生の絵は今観ても巧い。とりみき先生はチョイ違う。750ライダーは旬を過ぎている……
で、ヤバいのは内山亜紀先生の「あんどろトリオ」。これはヤバい!ヤバ過ぎる!ホンモノの「ロリ漫画」!スゲーぞ!少年チャンピオン!
驚くのは手塚治虫先生。13号のチャンピオン表紙は「あんどろトリオ」だったが、14号の七色いんこで、その「あんどろトリオ」の絵を正確に模写しておるのだ!アシスタントの絵かも知れないが、それでもアシスタントが巧い。恐るべし手塚プロ。

しかしまあ、当時の少年チャンピオンの掲載作品のジャンルと絵柄の幅広さ。巧いかどうかは別として、今ダメなのは、このバリエーションの広さが無い事。特に現在は気楽に読める軽いギャグ漫画が消滅している。

ヤマト2199第六章までの話。地球人の勝算2013年08月07日 21:01

ヤマト2199の感想をあまり書いて無かったので書きます。ネタバレします。
人物が増えたワリには人情話を深く突っ込んでないなあ。泣きが足りない。演出に余韻や間が無いのよなあ。
キャラが立つ前にエピソードが進むからアカン。やはり全26話では足りないから、倍の52話くらいは必要か、もしくは、古代と沖田、森雪らメインキャラだけに話を絞った方が良かった。キャラが増えてもモブ扱いでも良かろう。原田真琴の様に、目立つけどメインは張らない賑やかしキャラ、が良い。
2199では古代がモブキャラの一人に成り下がっている。真田さんの方が目立っている。真田の様な天才技術者が副長を勤めたら話の中心になってしまうのよなあ。
あくまでも真田さんは、ガルパンの自動車部の立場で居て、ここぞと言う宇宙要塞のエピソードで活躍、っが面白いのに。
もっとも真田さんの四肢のエピソードは今は無理かな?

1974年のオリジナル版と異なる点。ガミラスからの先制攻撃では無く、地球から攻撃を仕掛けた、と言う事になってます。しかも真相は地球国民に内緒。
この設定は必要かなあ?
というか、リアリティが無い。地球が正体不明の異星人に対して攻撃するか?ガミラス戦の前に内惑星戦争と言うのがあった事になっており、宇宙戦争のノウハウはあったとは言え、戦力が皆目分からない異星人に対して宣戦布告するとは、無謀としか思えない。ガミラスは正体不明であるが、少なくとも外宇宙を航行する超科学技術を有する軍隊であり、勝ち目があるとは思えない。どういう判断やねん?

勝算があるとしたら、兵站。ガミラスは長距離輸送を強いられるので、兵站を叩く戦法も考えられる。が、実際はワープと言う輸送方法であり、点から点への輸送。
内惑星戦争では、敵の物資輸送を叩く戦法が有効であったろうが、ガミラス戦では通用しない。地球軍の大誤算である。

宇宙戦艦ヤマト艦長沖田十三
現実的には宇宙の未知の文明と接触するのは難しかろう。距離が大問題であるが、例え太陽系内に知的文明を持つ異星人が居てもシンドイ。

1969年からアポロが何度か月に行ったが、もし月が砂漠の星では無く、人の様な生物が住む星だったら?水と大気が必要なので月より重力が大きくなり離着陸は困難になるが、まあ、金と技術をかければ距離的にはイケル。
ニュースで見つけた月面の画像
しかし、現実的には人を2人か3人ほど送り込むので精一杯。望遠鏡で有人の月を観測できても、その文明程度はどこまで把握できるか?文明の内容は未知で全く異なるだろう。で、石器時代か縄文時代程度の文明であったとしても、3人の宇宙飛行士が異星の石器人にケンカを売られたらどうする?機関銃で武装しても、相手が数千人やったら勝てんぞ。
相手が室町時代から江戸時代レベルの文明だったら、アウト。3人の宇宙飛行士は数名の武士を撃ち殺しても、弓矢でヤラレ、機関銃の技術はコピーされる。後にアメリカ人が数名来襲しても、異星人の機関銃部隊に撃ち殺される。
平和的に上陸しようとしても、コミュニケーションの手段も分からない未知の異星人と、どうやって接するの?今現在の人類には極めて難しいやろうなあ。異星人がヤクザみたいな極悪連中やったら、絶対に損にしかならない。
人工衛星から攻撃して威嚇すると言う手段もあるが、結構金がかかる。しかも相手が国家の体も成してない状態であったら、威嚇も効かない。
世論も五月蝿いので反対されるのがオチ。

今現在の人類は、例え太陽系に居住する異星人居たとしても外交が出来ないかも知れない。なにせ地球の上だけでもモメゴトがウダウダあるのに、どーやって異星人と外交をしろというのだ。太陽系内に異星人が居なくて良かった。
現在の地球よりもレベルの低い異星人にも勝てそうに無いのに、ガミラスに勝てるワケが無い。

続く

ヤマト2199。1万隻のガミラス艦隊と、ドメル艦隊2013年08月09日 21:33

1974年オリジナル版ヤマトでは、ガミラス大艦隊の規模は不明であった。
ヤマト2199ではバラン星に主力艦隊1万隻が集結している。また別に親衛隊の艦隊が同規模程度あるらしい。
多すぎないか?

恐らく、後発作品のガンダムやマクロスなどの大艦隊に見劣りしない様に設定したと思うが、多過ぎると思う。
ガンダムに出て来るジオンの艦隊も多過ぎる。あれだけの宇宙船が運用できる国力があれば、国民は飢えないよ。兵士は農作業もしてないのにメシを喰っていると言う事は、それだけの食料を生産できる余裕があるんや。おいおい、贅沢しすぎや。
モビルスーツとか言う巨大ロボを動かすエネルギーがあれば、エネルギー事情も潤沢やんけ。多分、ザクが何台かあれば大阪の電力は賄えるぞ。エネルギーの無駄遣いや。
ガンダムセンチュリーではザクは出力9200kwとの事だそうだが、原発の大飯発電所は1基あたり117.5万kw。ザクの核融合炉が大体120台あれば原発一基分の電力が生産できる。
連邦に戦争しかけるくらいなら、電力造っとけ。アホなザビ家やな。
ガンダムは兵站も描写したと自慢しておるが、最後の展開は大艦隊すぎてリアリティが一挙に無くなってしまった。
まあ、マクロスはギャグなのでツッコムのは野暮か。
ヤマトこすぷれりぼんちゃん

ガミラス艦隊が1万隻。大小あるが、1隻に100人乗船していれば、100万人規模の兵士が必要。大型艦や空母もあるので、もっと多い。ヘタしたら1隻千人。1千万人近くの兵士が必要かも知れない。
Wikipediaを観ると、2011年現在のアメリカ海軍は、人員:32万8,516名。艦船隻数:505隻らしい。これでもベラボーに多いぞ。
ガミラスはアメリカ海軍の20倍近く。しかも宇宙船。
宇宙戦艦を今現在の洋上艦船と同じ程度の費用で出来る技術があると想定しても、アメリカ海軍の20倍もの規模の宇宙軍。しかも同規模の親衛隊も存在する……アメリカ海軍の40倍!
アメリカですら維持がシンドイと言うておるのに、ガミラス1国で賄えるのか?ガミラスの人口が分からんが、惑星1個を1国で統一しておるが、壊れかけた惑星なので人口は多く無かろう。そこに生産性の無い軍人を数百万人も養うのか?艦船を運用するのか?
これだけのテクノロジーと生産力があれば、もっと豊かな生活ができるはずやぞ。1人あたりメシを喰う量は人間と変わらんやろ。
惑星が壊れかけているので、別の惑星に移住する必要はあるだろうが、メンドクサイ地球では無く、ビーメラ星でえーやん。1974年版ではビーメラ人はロイヤルゼリー生産の為に必要なので生かしておく必要があり、ガミラスフォーミングできない。が、2199ではビーメラ人は滅んでいるのでガミラス人はビーメラ星に移住すれば良い。

また、異星に攻め込むのに、そんな大量の艦船が必要か?
前に書いたが今現在の地球はダメ。国際宇宙ステーションを1個運用するだけでシンドイ状況。月に人間を送り込むだけで必死のパッチ。アポロの時代よりはコンピューターは性能が上がっているけど、必要となるロケットの能力は変わらない。変わる訳が無いか。
こんな今現在の地球に、ワープ技術などを有するをガミラスが攻めて来たら?
ドメルの宇宙空母が4隻襲来しただけで、地球は降参するしか無いやろうなあ。宇宙空母4隻だけでは地球を全滅させる事は出来ないが、いつでも地球の主要都市をピンポイントで爆撃できる。地球からは攻撃できる兵器は無い。ノロノロと飛ぶ地球の核ミサイルなんぞ、簡単に撃墜される。
しかもガミラス人は地球人の言語も習得できるので、地球人に脅しをかける事もできる。アメリカ大統領もビビる。
まあペリーの黒船が攻撃に来た幕末日本と同じ状況になる。しかも現実の地球はガミラスの技術をコピーできるかも疑問。
つまり、現在の地球文明レベルの星を征服するには、年がら年中威圧出来るだけの必要最小限の宇宙戦艦を飛ばして、脅してやったらオシマイである。
第15話で親衛隊が惑星オルタリアを焦土、というか破壊しているが、完全にヤリ過ぎ。宇宙船も持ってそうに無いオルタリア人を統治出来ないようでは無能である。外交能力無いなコイツ。

なので、ガミラス1万隻は多過ぎるのである。財政を圧迫しておる。敵国ガトランティスも存在しているが、双方イチイチ交戦するメリットは無い。

と言う訳で、2199では七色星団でドメルが空母4隻と戦艦1隻だけで対決するのは、「小規模」と言う演出になってしまった。ドリルミサイルも民生品の流用である。
これは1974年版でのツッコミに対処した結果であるが、ちと寂しい。(簡単にドリルミサイルが逆転されてしまう事に対する言い訳対処)
1974年版では空母4隻は「大規模な艦隊」であるし、実際考えるとそうであろう。
ドメルも、この大規模な戦力を与えられたのにヤマトを仕留められなかったので自決するわけである。(別のオタクの意見ではデスラーの一存により命拾いをしたので自決したとも言われるが、ちょい違うとも思う。オタク連中の意見は一方的でナニ言うてるかワケ分からん。)
しかし、2199でドメルが自爆する理由がイマイチ納得できない事になる。ドメルは無実やし失敗もしてない。バラン星を壊しちゃったのはゲールとゼーリックである。
もしかしたらドメルは生きてたりして。

まあナニにせよ、ガミラスは宇宙戦艦を所有しすぎ。それだけのエネルギーがあれば国民は裕福に暮せるぞ。これはジオンも同じ。
スケールアップしすぎやわ。
その点、ガルパンは巧い事したな。黒森峰が重戦車20輛投入しただけで「すごー!」と思わせる演出にしたからな。過ぎたるは猶及ばざるが如し。

ガミラスは、数的に第二次大戦のアメリカ海軍と揃えていれば面白かったかも知れない。地球は日本海軍と同じね。終戦頃の話なので、ヤマト一隻のみ。



もっとも。
1974年版もドメルは3000隻の艦隊を率いているんやけどね。15話。しかし、この数値は脚本だけの結構適当な数値だったと思われる。あの脚本家は結構テキトーなトコロがあるからなあぁ。木星に「着陸」させようとしたり……(代替え案が浮遊大陸)。当初は宇宙空間で「ヤマトがひっくり返ってしまう!」との台詞があったり……。

検索したら、3000隻の多くはダミー艦と言う説もある。ドメルのモデル、ロンメル将軍は木製のダミー戦車を造った。この説も有り得る。

浮遊大陸は急遽考えられたアイデアだったので、コイツの理屈付けは難しい……。

ヤマト2199のサイトを観ると、最後にガミラス艦隊との決戦もあるらしいが、はてさて?
今後の展開は予想はしてないよー。

ちょっと公開しているイラストと漫画を整理しました。2013年08月16日 18:04

ホームページのイラストと漫画を整理しました。
最近描いているのはちょっと大きすぎましたからね(苦笑)
まず、このブログでも公開しているイラストは除きました。重複してますからね。


あと、
の2作は、大中小のサイズを公開してましたが、一番小さいサイズだけにしました。

もサイズを縮小してます。

モニターに収まらないサイズで公開してても読みにくいですからね。
TINAMIで公開したら、台詞の文字が小さすぎたので、大きめで公開したのですが、今度は大きすぎた訳です。
フレームも外して、上下も読み易いようにしたのですが、どうでしょね?
他にも漫画はありますが、これらもどーしようかなあ?

藤田まぐろ先生の漫画がネットで公開されましたが、観たらネームが洗練されてて文字も読み易いサイズなんですね。
コッチは文字が小さすぎました。とほほ。

りぼんちゃんとセイバー
もっと気をつけないと。

引き続き公開している漫画の表示を変更しました。2013年08月17日 17:58

昨日に引き続きホームページの漫画の表示を変更しました。
以下2作の複数ページの漫画を読み易くするために、PDFファイルに変更してみました。

怒りの宮崎駿監督


西住まほ様

これらはPDFファイルにする事によって、拡大縮小表示が出来る様になったので、色んなモニターサイズでも読めると思います。
けど、ちょいと画像がクリアでは無い様な?

うーむ、難しいなあ。
台詞の文字が読みにくくなると、イヤラシいし。

ホームページはスッキリして、管理はし易くなるのですが、見る人はどうかなあ?
見やすくしたツモリですが、はてさて?

問題の「ぴょん」のコーナーも整理したいけど、これは情報多いからなあ。

それから、前に色んな人たちから頂いた作品の公開ページも見やすくしたいし。

知らない間にトトロのサツキが小6に!?小4だ!2013年08月18日 17:57

えー!!!!?
「となりのトトロ」の草壁サツキ嬢が小学6年生?いつの間に?
小4のはずやぞ?
ふとWikipediaの「となりのトトロ」を観たら、「小6」に変更された?小4のワリにはシッカリしすぎているから小6に変更?

アホらしい!

トトロ公開当時1988年の書籍「絵コンテ集」「ロマンアルバム」には小学4年生と明記されている。
「THE ART OF TOTORO」では、初期構想段階で5歳くらいで家事をこなす女の子として考えられておった。
小6では大きすぎるのだ!

身長も両親と比べたら随分と低い。が同学年のカンタよりもチョイ高い。カンタは大人用自転車に三角乗りするが、ハンドルよりチョイ高いくらい。せいぜい高くても身長130cmより低い筈だ。サツキもその程度か。そうすると、頭2個分は大きい草壁父は170cm前後と考えられ、まあ妥当。
しかも、蚊帳の上で遊んだり、父と一緒に風呂入ったりと、行動は幼い。小6でコレはちょっと無いぞ。
小6にもなれば恥ずかしがるぞ!

お風呂に入る草壁一家
昭和30年頃の話であるが、当時の日本人の平均身長は、参考サイト
小1と中1、20歳くらいしか参考にならないが、
昭和30年でも
小1女子:108.5cm
中1女子:140.6cm
20歳女子:151.7cm

サツキは運動能力の優れた娘であり、平均より身長高いと考えた方が良い。エンディングではサツキよりも背が高い女の子もいるが背の順では後ろの方だろう。
そうしたら、小6としたら130cm以上はある。しかもバストサイズも……いやらしい!

Wikipediaに「当初は10歳の小学4年生という設定だったが、あまりにしっかりしているので12歳の小学6年生に変更された」
って、変更はイツの話だ?映画が出来た何年も後に設定を変更するなんて、あまりにも情けない。
誰がこんなツマラナイ、ダサイ、イチャモンを言ったのだ?

アニメなのだから、幼い子供がシッカリと家事をこなすのが面白いのだ!
幼稚園児の幼い子供からみたら、小4は大人だ!
こんな事を言ってたら「ママは小学4年生」なんか成立しないよ!

いや、他のアニメも成立すまい。
「ガールズ&パンツァー」なんか女子高生が戦車を巧く乗り回すなんて事にイチャモンを言われたらどーするの?西住殿が22歳になるのか?
ガンダムなんかアムロ君は15歳か16歳でザクをブチ壊しているぞ?
「未来少年コナン」なんかどーなるんだ!
「天空の城ラピュタ」なんかパズーはむしろ情けない主人公として設定され、シータ救出にも自分だけのチカラでは無く、ドーラに「乗っけて下さい」だけだ。それでもスゲー話だよ。
「崖の上のポニョ」なんか、ソースケは5歳にしてモールス信号を習得しておるのだぞ!
こんな事を書き出せばキリが無い。

宇宙戦艦ヤマトも、2199で古代君は18歳から20歳に老け込んでしまったが、コレは飲酒シーン対応であろう。しかし、女子に受けようと思ったらむしろ16歳くらいに若い設定に焼き直して、イマドキ腐女子に受けそうな美少年にすれば良かった。どうせ松本零士先生の名前を外すのであれば、キャラクターデザインも変えて欲しい。少年にしたほうが、兄恋しの話にも説得力が出るし、大戦末期の学徒出陣も演出できる。

と言うワケで、草壁サツキさんは小学4年生である!

じてんしゃ、じてんしゃ2013年08月23日 20:30

数日前に新しい自転車を購入しました。ホントはバイクが欲しいンですけどチョイと健康上の理由で体力回復の為にも自転車にした訳です。
購入したのはハマーのマウンテンバイクの安い奴。またまた黄色。やっぱ2輪車は黄色の警戒色でないと危ないでしょ。
安全上、バックミラーも付けたり、ライトもキッチリ付けたりした訳ですが、困ったのは荷台。
自転車選びの時に、荷台もシッカリしたのを付けたかったのですが、前カゴはハンドルをとられるので論外。前カゴは乗りにくい。で、後ろに荷台を付けたいのですが、スポーツタイプでシッカリした荷台の付けられ、かつサスペンション付きの自転車は高価な物しかありませんでした。仕方が無く、サスペンション無しの自転車にしたのでした。
昔はシッカリした荷台付きのスポーツタイプは安くてもあったらしいのですが、今は無いとか。こりゃイカン。
高い自転車を買うならバイクを買うなあ。
電動自転車は重くて邪道。

前後にサスペンションつけて、頑丈な後ろ荷台も装備した実用スポーツ自転車にすると、バイクの様にツインスパーフレームにして、そのフレームの間にリアサスペンションを装備。って、重そう!これではほとんどバイクと同じやん。
その図のりぼんちゃん。こんな格好では乗ってませんが。

自転車りぼんちゃん。

しかし、久々に自転車に乗ったら、ホンの十数キロを走っただけでクタクタ。フトモモ痛いイタイ。南大阪の住宅街は起伏が激しいので上り坂は地獄。
18段変速ですが、フロントディレイラー(前の変速機)が入りにくいので慣れるのに苦労したし。猛暑日やし。汗ダクダク。郊外なので都心よりは涼しいはずですし、走行風が涼しく、地面からも浮くので、思った程は暑くありません。
で、途中でママチャリに乗っている中学生か高校生の男と図らずも競走になってしまったが、負けてしまった!ママチャリに!情けない!体育会系には勝てんのか!
以前は職場での自転車競争で無敵であったのに。私は脚力では劣ったのだが、他の連中は喫煙者だったので途中で脱落したのだ。体育系でも喫煙者の場合は持久力は確実に落ちる。タバコはアカン。
「風立ちぬ」でタバコネタでマンガを描こうと思ったのに、日本禁煙学会とか言う謎組織がアホな問題を起こしたのでシラケた。

大阪には「関西サイクルスポーツセンター」と言うトコロもあります。

バイクは中型免許しか無いので選択肢が狭いですねー。しかも以前乗ってたスズキのDR-Z400SMは乗り易かったのに(個人的感想)国内では製造終了。海外の逆輸入か中古品、在庫品を探すしか無さそうです。
中型バイクの種類も結構減ってますなあ。乗りたいバイクは、とにかく軽量。スリム。で、交通の流れに乗れる様にソコソコ速い。ただ、競走をするツモリはありません。
DR-Z400SMは個人的に身体にピッタリサイズだったので気に入ってたのに。巷では「三角木馬」と呼ばれておるが、自転車に比べたら楽。ホンダ車が太すぎる。
今現在の乗りたそうなバイクをチョイスして表にしました。

バイクの表2013年現在

軽さとパワーを求めたいのでパワーウェイトレシオが重要になると思いますが、それで並べてみると?
国産4メーカーを押さえてオーストリアのKTM「390DUKE」が一番!いつのまにヨーロッパが!
ドゥカティが400造らなくなって久しいので外車は無いと思ってたのに。
390DUKEは股がった事も無いので身体にフィットするか不明であるが、単気筒なのでスリムなハズ。大阪では今里あたりに店があるので見物に行っても良いけどなあ。
価格面からも比較的安いか。カワサキのZ250や200DUKEの方が安いけど、これは当たり前。でも250CC以下ならカワサキのZ250かなあ。
400CCくらいなら、390DUKEかスズキGSR400。スズキ車は私の身体のサイズに合うし。でも高い。

ホンダのCB400は教習で散々乗ったが、乗りにくい。太すぎ。サイズ合わん。

390DUKEはエンジンノイズがやや五月蝿いとも言われるがはてさて?

ヤマト2199第七章。そりゃないよ総統、古代君。ネタバレ相当。2013年08月29日 20:50

今回、かなりネタバレしてます。最終回まで観てないと意味分かりません。

ヤマト2199第七章を観たが、デスラー総統は相当ガッカリさんになってもーたやんけー!
「あー!」
穴に落とされたが、穴の底で書く。

いやっまあ、オリジナル1974年版をナントカしようと言う工夫は買うが、デスラーがスターシャに入れあげたスケベ親父になってるやんけ!アカンわ、こいつ!
これが最大の欠点になってしまった。
テレビでも放映が追いついた第六章でも、反乱が起こっているし、オリキャラのディッツ提督が反旗を示してるし、カリスマ性が無くなってた。
んで、ガミラス星での決戦は、どーするか?結構期待したのだ。ハヤブサ航空隊も出撃したし、ガミラス本土防衛隊との大戦闘を指揮するのか?と思いきや?
たった1隻のヤマトに対して、自ら首都を潰す作戦?第二バレラスとか言うコロニーの一部を首都バレラスの総統府に突っ込んだヤマト目掛けて落とすとは、情けない無能ぶりでは無いか!
星の基地を犠牲にする作戦は1974年版、ドメルがバラン星で実施したが、これは前線基地であり、一応は無人にして囮にしたぞ。
思わせぶりに登場した細い目のギムレー親衛隊長もアッサリ敗退しているし、拉致された森雪に翻弄されるし、無能者の集団か。しかも大帝国の中枢部やぞ。
コイツ、こんな事してヤマトを沈めても国民の支持なんか得られへんぞ。
まだ1974年版では「本土決戦」を国民に訴えて士気を鼓舞していたと言うのに、なんと言う情けない落ちぶれぶり。
なんか隣国のスターシャはガミラスにとってのローマ法王みたいな立場らしいが、こんな事をしてもスターシャと結婚できんよ。結局は古代守と事実婚してるし。
仕事をせんとチェスばっかりしてるからアホになったんや。
しかも最後の追撃戦でもセレステラに色目を使われたから負けたし、碌な作戦を考えへんな。
ゲールの残存兵力があったので、波動砲も駆使した艦隊戦を挑めば良かったのに、わざわざ自ら乗り込んで白兵戦するな。
1974年版では戦力も無く、偶然にヤマトに突っ込んだので行き当たりばったりで白兵戦にしたのだが、最初から白兵戦ありきで作戦するな。1974年版の設定ではガミラス人は一定の放射線を浴びていないと死んでしまうので、ヤマト艦内に放射性物質をガス状に散布していたが、今回はガミラス人も地球人も同じ環境で生存できるので、ガミラスに勝ち目無いやん。
しかし、なんでガミラスは地球を汚染させたんや?メルダはヤマト艦内でホイホイ生きているがコレは1974年版の捕虜のエピソードから。この捕虜は環境に適応するために手術されているらしい。2199では森雪はガミラス星でもホイホイ生きてる。なんじゃコレ?
シュルツが毒ガス攻撃を仕掛けただけかあ?

そやけど、古代進も情けない役回りになったなあ。
七色星団で森雪の拉致を止められなかったし、第2バレラス救出作戦も間に合わなかったし(偶然助かっているが)、最後の白兵戦でも守れなかったし。
ミスも3回は多過ぎる。
せめて、第2バレラスからの救出は古代進のチカラ技で成し遂げて欲しかった。
えーとこ無しやんか。
森雪がイスカンダルお姫様と間違われて拉致されたのだから、ここは「長靴をはいた猫」やカリ城、ラピュタの様なお城での姫様救出劇を演出するべきなのに。

で、今回はガミラス星は壊滅してない。ヒス副総統やガミラス人は生存している。まあ時節柄、全滅は描写できないか。
1974年版ではガミラス全滅しているが、コレの方が地球政府はラクチンである。後々のメンドクサイ外交が不要になる。
しかし今回はガミラスの国は存続しているので、今後の地球とガミラスとの外交問題が発生するかも知れない。
問題が終結してない。
宇宙戦艦ヤマト艦長沖田十三

沖田艦長とヒス副総統が勝手に終戦交渉をしたのか?ヒスは兎も角、沖田艦長にソコまでの権限は無いぞ。
設定では地球の芹沢虎鉄なる人物がガミラスとの開戦を主張しておったが、コイツがヤマト帰還の後にどーいう行動に出るか?ウヤムヤ。土方に殺されるのか?
ディッツ提督も、どーなるの?ガミラス残存兵力や、ガトランティスの存在は?
出渕監督はオリジナルの矛盾などを補完したかったと思われるが、その結果、ほころびも出てしまった。
ヤマト2199はスッキリしてない終わり方になっている。

他にも色々あるが、また今度。


ヤマト2199対ガルパン。人情対決。ヤマト2199第七章は情けない!2013年08月31日 17:40

この船はヒトデナシの集団かー!
セキュリティシステムがなって無いやんけ!保安部が設定されたのに全然機能してない!オルタの暴走を許した時点で甘過ぎるが、艦内のセキュリティがザル過ぎる!未来の西暦2199年やぞ!
何回ガミラス人の侵入を許しているんや。現在でも顔認証システムくらいあるのに、部外者の侵入・森雪拉致を許してしまうとは、SECOMの方がマシ!保安部も搭乗員を自動識別出来る様な仕掛けくらい造っとけよ、アホやなあ。
自動的に侵入者をレーザーで撃退するカリオストロの城の方がハイテクでは無いか!なんでヤマトに無いねん!
軍艦やから、プライバシーは個室だけで良い。
そして更に第七章でも侵入を許して大量の犠牲者を出すとは、何考えテンねん。
オカゲで岩田新平と遠山清が戦死!しかもアッッサリ!浮いた話の一つも無く!
可哀想すぎるー!コイツら結構活躍したし、味があって新キャラの中では面白い奴だったのに!ヒトデナシいいい!
これはあまりにもあまりやで。
ブサイクは死ぬとかいう筋書き、全然アカンわ。
遠山君は似せてません。
ヤマト2199岩田新平と遠山清
ん?Wikipediaを見ると岩田と遠山の生死は不明と書かれている。サスガに不評だったのか?しかし映画を見る限り死んだとしか思えない。

戦闘の悲惨さを演出するのであれば、篠原が性転換山本をかばうために死んだとか、そういう方がクサいが絵になるぞ。

で、守兄貴も雪だけ生き返らせるのはエコヒイキ。岩田と遠山も生き返らせたれよ。
オリジナル1974年版では、沖田艦長が死去するが、その前に意味深な台詞を言っておるので、沖田の魂とやらが雪に宿ったとかそーゆー具合になっている。
どうやら出渕監督は不服らしく、コスモリバースなんたらのパワーで雪を生き返らせた。が、コレは無粋やわ。
古代守サンも死んでたし。なんでよおお。イスカンダルに未来が無さスギイ!新婚生活くらいさせてあげてよお。

最初の頃に戻って、冥王星決戦での話。1974年版でヤマトが冥王星で波動砲を使用しなかった理由は、冥王星には何故か生物が生息しているので、その生存のために使わなかった。で、原住民である冥王星生物はガミラスから解放されている。ああ、人情深い。しかし、2199では不明。漫画版によると冥王星が消失したら太陽系内の重力バランスが崩れ周辺の小天体が遠い将来は地球に落ちるかも知れないから、とシュルツが推測している。
しかし、以前も参照した「MASA Planetary Log」の記事
によると、
「地球自体の公転運動への影響くらいだろう。冥王星の質量は地球のわずか0.2パーセントであるうえに、きわめて遠方にあるので、破壊してもおそらく影響はないだろう。」
との事。
に冥王星がヤタラと小さい事が書かれてます。
実際に怖いのは波動砲で破壊された冥王星の破片が地球に落ちて来るか?であるが、冥王星の公転周期は247.74年であるし、破片が偶然地球に落ちて来るにしても数百年後の話である。近々の危機では無い。
遊星爆弾は何日で地球に飛んで来るか不明だが、距離を考えると光速の1%もの速度かも知れない。これ、凄まじい運動エネルギーになるよ。地球が滅亡するのも無理は無い。

キリシマの行程再考察

冥王星に波動砲を使用しなかった人道的理由にも説得力がイマイチ無くなっている。

てなワケで2199では人情味が無くなってしまったのよねえ。相原君の話もミレーネル・リンケさんのシュールな超能力攻撃になってしまった。ヤマトらしく無いエピソードであるが、ミレーネルさんのデザインは好みである。でも不評の様。なので、とって付けた様に相原君の不幸を最終回に……これでは無い方がマシ。

まあ不満をツラツラと書いてしまうが、実のところ、ヤマト2199は「風立ちぬ」よりも面白いとは思う。「風立ちぬ」は大した欠点は無いが娯楽性には欠けるもんね。ヤマト2199は、ちゃんと娯楽作品になっている。でもオリジナルのアイデアの上に成立しておる。

でも人情面、ヤマト2199は「ガールズ&パンツァー」に負けちゃうのよ。ガルパンは皆良い子やし、死傷者出てないし。黒森峰の溺れた娘も元気に復帰してるし、エー話なのよ。

西住みほ殿:改訂版
ヤマト2199では事前の情報は積極的に入れてなかったが、出渕監督はガミラス本土決戦は当初から予定に入れてなかったらしい。
ガミラス星の設定は古い特撮映画「宇宙水爆戦」(1955年)のメタルーナ星にソックリらしいので、出渕監督は描写を避けたのかも知れない。

しかし、その代りに森雪拉致事件にしても、こういうお姫様奪還作戦の話では宮崎駿には勝てんよ。

デスラーもスターシャに振られて「リア充爆発しろ」的隕石落とし。これ、ノロノロと落ちる第二バレラスの一部なんぞヤマトはアッサリと回避できるハズなので全く無意味。でも波動砲で破壊したので、日和見のヒスがヤマトにすり寄る。ヒスは内政面の実務で功績があるのかもしれないがカリスマ性や指導力に欠けていそうなので、何らかの寄りすがりが必要と思われる。今後はディッツの返り咲きを待つ必要がある。当面ガミラスの政治は混乱するはず。
やっぱりデスラーは計画性の無いアホに成り下がったなあ。
他の感想ブログを数個見ると「ヒスの株が上がった」との意見もあるが、私はヒスがヤマトやイスカンダルにスリヨッタだけにしか思えない。ヒスは信用できない。
なので、やっぱりスッキリしない幕引きである。

異星人同士の戦争なので、勝利は相手の全滅しか無い、と言う残酷な結末でも良かったのでは無いかなあ?戦争が奇麗事で終結したらソレこそ嘘くさい。
やっぱガミラスを滅ぼして、泣く古代と雪で無いとなあ。メルダの存在がどーなるか?と言うのもあるが。

我ながら、まとまりの無い文章。
まだ続く。
今度は良い面も。