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ヤマト2199。ヤマトのワープ成功以前に超光速技術が在った!2013年02月13日 20:50


このブログはメンドクサイ内容を書こうとしているので、更新頻度が低いですな(笑)
前回、宇宙戦艦ヤマト2199でのイスカンダル宇宙船シェヘラザードの速度の事を書きましたが、2199年の各惑星の位置関係がよく分かりませんでした。
んで、検索してみたら信頼できるブログ記事がありましたので、参考にしてみます。

参考サイト:MASA Planetary Log

で、ヤマト2199では
まず「アマテラス」から海王星域を通過するイスカンダル船を確認した事を、冥王星の沖田艦キリシマに報告。
沖田艦から地球に暗号を報告。
地球から火星の古代と島に報告。
古代と島はイスカンダル船シェヘラザードが火星大気圏突入を確認。

前にも書いた通り、サーシャのシェヘラザードは海王星あたりから火星まで約10分と超光速で飛んでいるワケですが……
問題は地球の通信ですよ!海王星と冥王星、地球、火星、のそれぞれの距離は大変離れていて、光速でも何時間もかかってしまう訳ですわ!

海王星と冥王星との位置関係が分からなかったのですが、先のサイトを観たら、どう見ても、光速でも数時間かかる距離です。
シェヘラザードを目撃したアマテラスはドコに居たのか?知りませんが、冥王星あたりに居たとしたら、海王星近辺を通過するシェヘラザードを確認したとしても、それは数時間前の情報。その間にシェヘラザードは火星に到達してしまいます。
と言うワケで、アマテラスは海王星近辺に居て超光速通信!で沖田艦に報告していると考えられます。
表に纏めてみました。

2199年の惑星の位置関係とねこにゃー


海王星から火星まで4時間4分31秒かかりますが、イスカンダルの宇宙船シェヘラザードは10分で移動します。
平均速度は光速の約24倍。
火星到達時は光速以下に減速していますので、トップスピードはもっと速いわけですね。
やっぱりノーヘルのサーシャは死んじゃいます。ヘルメットはかぶらないとイケマセン。
ヤマト2199のコミック版では、サーシャの御遺体が火星に埋葬された経緯が簡単にですが描かれています。コレは親切。でも埋葬を丁寧にしたくらいで済む問題では無い。
やっぱりサーシャの代理は ねこにゃー。

図から計ったので大雑把ですし、各惑星の公転軌道面は一致してませんのでもうちょい離れていると思います。
また、ヤマト発進は2月らしいですが、冥王星会戦は3週間以上前の出来事なので、地球や火星の位置はちょっと違うはず。
しかし、
海王星から冥王星への光通信は8時間16分以上。
冥王星から地球への光通信は5時間15分以上。
地球から火星への光通信は19分以上。
合計は13時間50分以上で、それに伝言ゲームの時間が加わります。

しかし、話の都合ではこの通信は10分以内で行われています。
っと言うワケで、地球の技術で光速以上の速さで通信が行われているワケですよ!
「タキオン」が通信には実用化されているワケですわ!

どーも、超光速の技術は通信分野では実用化されたトコロでも、宇宙船や兵器には実用化されていないと言う事になります。
現実にはコンナ事なんか出来るワケが無いですし、しかも、
「実際に超光速で宇宙を飛ぶ宇宙船がどのように観えるか?」
それすら不明なんですよ。光速近くで飛ぶ粒子が水中を進む場合、水中は光速度が遅くなるので見かけ上超光速になってチェレンコフ光を発しますが、宇宙をマジで超光速で飛ぶ宇宙船がドノ様に観えるか?ホントのホントは分からない訳です。

と言うワケで、2199年の技術力ではイスカンダルから設計図が送られて来ただけで、ワープなんかが出来る波動エンジンが作製できても、さほど不思議は無いと言う事になります。フィクションとしてはツジツマは合います。
赤道祭で各家庭に超光速通信をしていたので、さほど難しい技術では無いと言う事になります。

しかし、メ号作戦では伝言ゲームしてますが、これやったらアマテラスから直接に古代に通信したほうが速いやんか。軍隊はメンドクサイ。こんな事してるからガミラスに負けるんや。伝言ゲームしてたら超光速通信がガミラスに傍受される危険が高まるでは無いか!
しかも、ヤマト2199では事前にサーシャが海王星方面から火星に向かう事が分かっているみたいですし、火星と言っても結構広い。シェヘラザードが火星のドコに着地するかまでは分からないみたいなので、迅速に古代に報告する必要があります。イチイチ沖田や地球に報告しているヒマなど無いはずなのです。
沖田にも一緒に報告して、沖田艦隊はサッサと退却するべきなのです。

このエピソード。オリジナルの1974年版では、沖田艦が偶然イスカンダル船を発見して地球に報告し、たまたま火星に居た古代と島に報告しています。こっちの方が合理的です。

1974年版ではヤマトは突貫工事で建造されるのですが、既に地球には超光速通信技術はあるので、設計図さえ提供されれば3ヶ月程度で波動エンジン搭載艦を造ってもサホド不思議は在りません。突貫工事なので最初のワープでは壊れるっと。
大戦末期の非常事態なので、これくらいの方が説得力があります。

ヤマト2199ではサーシャ来訪の前にユリーシャも来日してますが、イスカンダルも国力が無いのですから1回で用事を済ませるベキです。

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