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緊急作画。Cartoon風?りぼんちゃん2014年07月17日 20:59

アドバイスと称して間違えた情報を書く人がいるなあ。

アメリカのカートゥーン風の絵
「平面的」
「記号的」
っと誤解している人がいる様です。

おそらく、カートゥーンが平面的で記号的だと勘違いしている人は、パワーパフガールズパンスト(パンティ&ストッキングwithガーターベルト)を念頭においたと思われます。
って言うかソレくらいしか知らないと思われます。

大間違いです。

アメリカのカートゥーン(漫画やアニメ)には、勿論色んな作品がありまして、スヌーピーで有名な「ピーナッツ」もありますが、ディズニーの古典的なアニメーションもあり、画風は様々です。
これを無視して「平面的」「記号的」と言うのは、相当な誤解ですわ。
昔のディズニーアニメなんかも、デフォルメしているようで、実は相当に立体的に描かれています。
そいでもって、現在は3Dアニメに移行しているワケですわ。

ついでに言うなら、パワパフもパンストも所謂「記号的」と言えるかもしれませんが、「平面的」では決して無い。ちゃんと立体を把握してから平面的に見える様にデフォルメしてます。
これは大天才赤塚不二夫先生も同じです。

てなわけで急遽、アメリカのカートゥーン風でりぼんちゃんを描いてみました。
ホントはアメリカアニメの模写の方が良いのですが、版権が五月蝿いので、りぼんちゃんで代用です。

Cartoon風?りぼんちゃん
TINAMIにも投稿しておきました。こっちの方が大きいイラストサイズです。

こういう絵は相当に難しいんですよねえ。
急遽描いたので線画のみです。

線画だけでも、結構立体的に見えると思いますけど、どうでしょね?

って言うか昨今はお絵描きソフトが発展しているので、彩色や陰影表現をソレっぽくして「誤摩化しているだけ」の絵が多いので嘆かわしい。
アマチュアレベルだと
「この絵は線画だけだと全然魅力無いなあ」
「デッサンいまいちだなあ」
っと言う絵が多いです。
って言うかプロでも……

さりとてアメリカ調の絵って、なんでこんなに魅力が無いのやら?
戦前か19世紀から全然進歩が無い上に、ヘタに日本のお目メパッチリキャラを意識したのか?ブサイクなキャラクターのアニメを描くのよねえ。
なんかヒットしたアニメもあるみたいだけど、キャラでは無く「歌」でウケただけだし。
あれは、歌がヘタだったら誰も観に行かなかったに違いない。

あれなら、ガルパンでノンナが唄ったカチューシャの方が良い。

ガルパンのアンチョビ姉さんを描いてみました。2014年07月20日 21:26

某日「ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!」のイベント上映を観て来たので、アンチョビ姉さんを描いてみました。

ガルパンのアンチョビ姉さん
全身はホームページTINAMIをご覧下さいな。

何故か替え歌付き(笑)。
大昔のアニソンは、作品タイトルや主人公名などを歌詞にちゃんと盛り込んで、作品内容に則した歌詞になっているので替え歌も造り易いのです。

アンツィオの制服は白タイツなので、パンチラの心配は無いですね。エンカイウォーの角谷会長のタイツ姿と似た感じにしました。

観た感想ですが、ガルパンファンなら面白い事を保証します。

以下はネタバレ全開ですよ。って言うか、観てないとサッパリ分かりません。

辛口意見を書くと、ガルパンを全く知らない人が観たら、どう思うか?
恐らく、映像やストーリー、キャラクターなど面白いとは思うでしょうが、状況が飲み込めないかも知れません。
テレビを見てるかパンフレットやその他の情報源から予め設定などを知っておかないと、
「なんで女の子たちが戦車乗ってるんだ?」
「なんで戦車が爆発しないんだ?」
「なんで死なないんだ?」
っと面食らうでしょう。
そもそも説明も無くアンツィオ学園艦が出て来て「アンツィオ校」と言われても、サッパリ理解出来ないでしょう。

劇場公開するんだったら、冒頭に説明ナレーションでも入れておいた方が良かったかも?
でも、知らずに観て、新鮮なナンセンスさを堪能して面白いかもしれません。
「戦車でガンガン撃ち合っているのに、なんだかスポ根アニメみたいだ」
っと思うでしょうね。

っで、歴女チームのカエサルにスポットをあてた構成にもなっており、幼なじみカルパッチョとの再会と試合と言う王道の展開をするわけであります。
友情、努力、勝利の三拍子が揃ってます。特訓シーンで「努力」もあります。

このスポ根展開。例えば昔の「侍ジャイアンツ」で宮崎駿監督の先輩である大塚康生氏は、作中の台詞が気恥ずかしくリアリティを感じなかったので結構不満だったとか。まあ男同士であの会話は無いわなあ。(っと思うだろうが、本当の体育系の連中は結構クサい事を言う)
でも女の子にすると、あんまり恥ずかしくも無く爽やかスポ根が描けるわけだ。
コレは少女漫画を読んでおけばよくわかる。

映像的には前宣伝通り頑張っております。三突対M41の「殴り合い」の様な戦車戦はカトキハジメ絵コンテっぽく「ロボットの殴り合い」。しかも重い金属のぶつかり合いなので、戦車戦の方が面白い。
これ、実写でやろうと思っても、貴重な第二次大戦車両実物では勿体ないからできないし、CGや特撮では「ガルパンそのまんまやんけ」と言われてオシマイになります。
また快速戦車CV33の軽快な走りっぷりは、ラリーみたいで面白い。
最高速度は時速42kmのはずなのに、見た目では時速60km以上は出ている感じ。
でも第二次大戦車両の設計でも今現在の技術で精度良く造れば、カタログスペックは向上するはずなのです。
しかも戦争では長持ちして乱暴な扱いにも耐えなければなりませんが(武人の蛮用に耐え得ること)、戦車道では1試合数時間の試合に耐えられれば良いので、耐久性を無視してレーシングマシンの様な改造を行えば良いのです。
バイク漫画「カスタム虎の穴」でも、マフラーやタイヤ、チェーンをシッカリすれば結構速くなる事を示しています。

しかしまあ、アンチョビは随分と好い子になっちゃったなあ。漫画版とはエラい違いだ。
大洗の決勝戦に応援に来なかった理由もギャグで良いし。脚本も頑張っておる。

で、短い時間にエピソードを詰め込んでいるので、随分と展開が早い。
これくらいのテンポが面白いかな?

まあ他にも感想はあるけど、またおいおいと。

閑話休題。
ヤマト2199の新作劇場版は、イスカンダルからの帰りにガトランティスと一戦交えるエピソード。
イスカンダル編に組み込まれて端折られたと言う訳か。
ガトランティスは、アンツィオと同じ扱いか!

ガルパン「これが本当のアンツィオ戦です!」感想その22014年07月28日 21:18

続き。承前。またもやネタバレ満載です。

漫画版では1回戦を描かず2回戦を描いたのは、まだアニメのシナリオが出来ていない段階だったのでエピソードが乖離するのを避ける意図があったのでは無いか?不明。
しかし、漫画版怖いアンチョビで戦車戦を行うと、マジで殺し合いになるからなあ。こりゃイカン。
漫画版と異なりアンチョビらアンツィオ校の面々がオバカで明るいキャラに変更され、学園艦や試合前後で宴会モドキの食生活を行っているハデな連中になった

ガルパンのアンチョビ姉さん

これで良かろう。

『ビジュアルは戦車やし、キャラクターも普通の女子高生の制服なので色合いからしたらピンクや赤やら華やかな色彩からは程遠いし、テレビ番組でどうよ?「華が無い」と言う印象』
と書いた。
こういう地味な印象を払拭しようと言う演出意図では無かろうか?
あんまり少女趣味な出で立ちや演出をするわけには行かない作品なので、イタリアをモチーフにしたキャラクター群を、性格とイタ飯で華やかにしたのは良いアイデアである。

ガルパンファン以外のアニオタの感想では、不肖秋山さんの偵察や3突のドリフト攻撃などがワンパターンだ、とか言うイチャモンを言っている輩も居るみたいだが、陰気なオカルト作品を好むアニオタの戯言は無視。一切聴く必要は無い。

しかしまあ戦車道なる設定は正解やな。
刺激的な砲撃戦は描けるが、陰惨な描写を避けられる。
コレをパクってガンダムビルドファイターズ(いや、これはプラレス三四郎やエンジェリックレイヤー)

アニメのアクションで必要なのは「刺激」であり、「陰惨」は不要である。

戦後産まれでは軍事資料は豊富に発掘されているので知識は豊富であろうが、実戦は描けないであろう。
また知れば知る程
「これは悲惨やなあ」
とか陰惨な状況やら、政府や指揮官の無能さやら残酷さやら知る事になるのでマトモに描けないであろう。
ヨシと思ってもソレをそのまんま描くのは難しいと思う筈。
まあ某日本国なんか兵隊さんを餓死させているし、自爆特攻させてカミサマに祀って「言い訳」をしている。残酷国家である。Crazyである(言葉狩りより和訳できない)
某アメリカも2発も核爆弾を炸裂させたり、無差別爆撃したり、鬼畜である。Crazyである(やっぱり言葉狩りより和訳できない)
今時ナショナリズムとか言うモノに酔っぱらって、敵国が悪いと喚いている輩はガキンチョである。
永久に敵国が悪い悪いと喚いているのは、単なるワガママ。

内緒のオマケ知識
今の某日本国総理大臣はナショナリストと言われいるそうであるが、ホントは外資系パチンコ業界と癒着してカジノを造ろうとしており、自国の事など全然考えてないのである。
小林よしのり氏のハナシ
これやからゲームやバクチは嫌いや。

所詮、政治家など赤の他人の集団である。こんな連中に命を預けられるか。

てなワケで、ガルパンでは陰惨で陰気な描写を極力避ける配慮がされているわけである。

西住みほ殿は随時味方の安全に気を配っており、「石橋を叩いて渡る」と言うか「石橋を叩いても渡らない」性格になっておる。(そのために、常に敵に先手を取られている様な気がするが)しかし、やる時は思い切った大胆な作戦行動を行う
これは1974年版ヤマトの沖田艦長と同じで、立場も同様。
絶対の生還が必要なのである。
戦いは常に味方の犠牲を最小限に止めるべきである。

大昔のアニメなんかでは、戦わない者は卑怯な臆病者としか描写されてなかったなあ。
例えばキャシャーンでは「キャシャーン無用の街」と言うエピソードで、敵アンドロ軍団との戦闘を避けた街は、非情なるアンドロ軍団に隷属し悲惨な結末をたどる。ガンバの冒険でもノロイとの戦闘を避けた集団も出て来るし、こういう連中は卑怯者、臆病者のレッテルを貼られた訳だ。
最近でもヤマト2199のスターシャは無策の無能者になってしまったが、コレはアニメ制作者の不手際である。
しかし、この様な描写は大間違いである。
前にも書いたが(続きも書かねばならん)、味方の犠牲を最小限に抑えて平和的に事を進めようと思えば、多くの情報を用いて知略を尽くさねばならんのだ。
1974年版ヤマトの冒頭では、勝ち目の無い冥王星海戦で
「今日の屈辱に耐える」
沖田艦長こそ正しいのである。
陽動作戦になった2199では駄目である。

本題にもどって。
アンツィオ戦では大洗メンバーのスキルアップの描写も重点が置かれている。

優花里の偵察行動は1回戦は戦車道チームにまで潜航してしまってバレてしまったが、2回戦は学習しており「転校生」を装って情報を聞き出している。ワンパターンと自ら言っているが決してそうでは無い。
でも3回戦や決勝戦では偵察してない。やっぱりプラウダや黒森峰は怖い学校なのであろう。
優花里の撮影した映像は手ブレまで再現されており、これアニメでは結構手間かかるよ。

一年生チームも、練習時には運転も遅れる程の力量であったが、実戦まではナントカ偵察や交戦まで出来るだけに力量を上げている。

今回焦点の当てられた歴女チームも、カエサルの特訓シーンも交えており、あんこうチームとの練習では敵わぬまでもソコから練習して随分と操縦技術が向上しておる。準決勝でKV-2やフラッグ車撃破を果たした技術はココで養われたと考えられる。1回戦でも1台撃破してるけどね。(おりょうは操縦手であるが、準決勝でフラッグ車撃破の時は砲手を勤めている。恐らく他のメンバーは雪のカモフラージュに専念して、おりょうは砲塔の無い3突を操縦してある程度狙いを定めてから砲手の席に移動し撃ったのであろう。)
しかしアンツィオ戦ではP40撃破の任を任されていたのに、果たせなかったのは、カルパッチョの善戦である。
アンツィオではカルパッチョが一番の功績者であろう。
P40の砲撃手は一発も当てられてないなあ。新兵器なので練習不足で不慣れなのであろう。

もともとバレー部は体育系で巧い。89式で無ければもっと活躍できるはず。よーやく豆戦車相手に撃破できた。

あんこうチームは天才麻子は兎も角、華さんの砲撃がなんで巧いのかが不明?
まあテレビ版でちゃんと練習してるし元々集中力があるので巧いのであろうが、最初の校内戦では優花里が立て続けに撃破しているので、元々マニアな優花里の方が砲撃が巧いと思われる。
沙織の場合は通信手なのに試合シーンになると何故か見せ場が無い。みほが直接他チームに通信している様に見えるがどうなの?前半の料理シーンで活躍する他無い。沙織がみほの通信を拾って他チームに送信しているのであろうか?
で食事シーンで麻子は図々しくも沙織の部屋で靴下脱いで寝転がるが「ハムになる帳」を見つける。まあ沙織も頑張っているわけである。
が恐らく麻子は速読術で数分でマスターしたのであろう。
お食事会で優花里が遠慮しているのが可愛いのであるが、ラストのアンツィオでの会食時、優花里は食事そっちのけでアンツィオの軍装品に興味をしめしており、それを呆れた顔で観ている沙織。
みほのボコられクマに対しても「ナニが良いのか分からない」と言ってのけているので、他の面々のセンスには冷ややかである。

西住みほ殿:改訂版

んでアンツィオ。
貧乏校なので内需拡大の為に飲食業が盛んである。
「これだけイタ飯造ってるのは金の無駄遣いだ」
っと言うツッコミは野暮。
イタ飯は食材費が結構安くできる。
魚介類も学園艦内で養殖できるし、おそらく養豚もしておるしトマト栽培やオリーブ栽培もしているはずである。


他のハナシはまた今度。