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ヤマト2199。てな事書いてて、訂正も。2013年09月01日 14:20

事実誤認は訂正するのも良心。
いやー誤認じゃったよ。って続編は観てないから知らんけど。

2013年01月20日の「ヤマト2199を観ました。

>男性の矢印服。1974年版は服のスソはズボンにインしてましたが、
>今回はスソを出してます。

間違い。
薮君など一部の人はズボンにインしてました。端役やから、えーか。コッチの方が宇宙では合理的。


2013年01月26日の「ヤマト2199対ガルパン。CG対決

補足情報
90度の方向転換などと書いてますが、これはあくまでもヤマトなどの宇宙船が任意の座標を設定し、その座標に基づいた角度です。

ヤマト方向転換

ヤマト90度方向転換

ヤマトと別の慣性系から観たら、移動する角度は異なります。

2013年02月13日の

>地球の技術で光速以上の速さで通信が行われているワケですよ!
>「タキオン」が通信には実用化されているワケですわ!
2199年の惑星の位置関係とねこにゃー

などと喚いてますが、台詞でちゃんと
「超空間通信」
と相原君らが言ってます。どーやらタキオンを利用せず、ワープっぽい技術で電磁波を(見かけ上)超光速で飛ばしているらしい。
しかし、これはコレで地球の技術力もスゴい具合に発展していると言う事。
どーりでイスカンダルから設計図が来ただけで波動エンジンが大方出来ちゃう訳です。波動コアと言うブラックボックスも必要になりますが。
なので、続編で「アンドロメダ」などと他の戦艦を建造するのは無理っぽい。建造するなら地球オリジナル製品にする必要があります。第七章で波動砲も封印されているし。
が、波動エンジンは一種の永久機関なので、コイツが数台あれば地球のエネルギーが賄える。
また、普通の電磁波で通信しているらしいので、赤道祭で各家庭とも通信できるワケか。
貧乏になった地球で各家庭にタキオン通信機を設置する余裕など無いよな。



>冥王星艦隊を殲滅してないのに、ノンキに酒飲んでる余裕は無いはずやぞ!

冥王星艦隊は4隻しか残って無かったんやな。
しかしヤマト側は冥王星艦隊の残存数を正確に把握できるか?
またガミラスは謎の異星人。どこから増援部隊が来るか分からない。
コイツらを殲滅しない限りノンキに酒盛りをする余裕は無いはず。
これは完全にヤマトの油断。ラッキーだけで勝っている。
これではまだ、修理中にアステロイドベルトを利用して、冥王星艦隊の追撃を躱したオリジナル1974年版の方が緊張感がある。
2199ではアステロイドでは無く別の説得力のある撃退法を考案するべきであった。


2013年07月11日の
この「揺れる時」。正弦波の様な横揺れだけでなく、縦揺れもあります。船体が伸び縮みする様な揺れね。

宇宙船で慣性制御が欲しいなあ
この図に縦揺れも追加する必要があります。


ガミラスが1万隻もの艦艇を運用しているので、
>1千万人近くの兵士が必要かも知れない。

と書いたが、どーやら親衛隊艦隊の多くはクローン人間の兵士。他はガミロイドと言うロボットが多いらしい。
どーりでヤラレ方がザコっぽい。
しかし、ガミロイドは兎も角、クローン人間は人間なので雇うのシンドイよ。メシも喰うし人格もあるし、不平不満も言うはず。
まあ、ガミロイドが多いと言う設定にしておけば良いか。
しかし、それなら艦艇ソノモノを無人の自動航行、自動戦闘できる自律戦艦にすれば良い?この方が機動が俊敏になるが。でもハッキングで乗っ取られる危険もあるので、数名の搭乗員は必要。

しかし、情報量が多くてメンドクサイね。一般視聴者がついてこれるのかな?

ヤマト2199。も一度、訂正もよ。2013年09月04日 21:09

事実誤認と追加情報の訂正よ。

2013年07月11日の
この「揺れる時」には正弦波の様な横揺れだけでなく、縦揺れもある事は前も述べました。
ので、図に追記しました。
宇宙船の慣性制御
勿論、縦揺れ、横揺れの図はカナリ誇張してます。
加速する直線運動と回転運動では、ナントカSFギミック小道具に理屈を付けて、カッコいい名前のカッコいいメカデザインの慣性制御装置を考えたら良いのですが、横揺れ、縦揺れの慣性制御は難しい。何せ宇宙船ソノモノが変形し、それでもって中の人などが押し出されるのだから、理屈付けが難しい。
「そんなに揺れるか?」
とツッコミがあるかも知れないが、ヤマト並みにデカイ300m前後の宇宙船がブルブル震える事くらいある。先の震災でも高層ビルが長周期振動で揺らいだ。怖いよ。
ものの本によると、実際の海上船舶で大型船の場合、波の影響で中央部と船首部の喫水の差が30cm以上になる事もあるとか。
波の影響でコレなので、ビームの撃ち合いでドッカンドッカンとなると、振動はドレホドになるやら。
まあ、ヤマトは未来の宇宙戦艦なので硬いだろうが。
それでもデスラー砲や反射衛星砲を喰らった場合、酷い振動になるだろう。慣性制御の無い艦載機の格納庫は滅茶苦茶になるよ。
実際の振動は縦揺れ横揺れネジレ揺れが複雑に絡み合うので、制御は困難。
あ!ネジレ揺れを描き忘れた!まあ、図に描きにくいからパス!
ネジレ方向に横揺れしてるのと似た様な物。と誤摩化そう。

装甲も一枚板では無いし、骨組みも組み合わせているハズなので、各パーツ毎に免震構造をいれていれば、全体の振動は少なくなるが、局所的な振動は大きくなる。この激しい振動をCGで表現したら迫力も出るのにねえ。

ヤマトはデカイし、波動エンジンのノズルはデカイから噴射燃焼も均一、一定になるか?振動は激しいやろうなあ。現在の技術では波動エンジンだけもらっても制御不能で直進すら不可能であろう。

2013年08月31日の

ここで
「オカゲで岩田新平と遠山清が戦死!しかもアッッサリ!浮いた話の一つも無く!」
と書いていますが岩田新平君には「あけみ」と言う彼女が地球に居るらしい。第7話ね。

ヤマト2199岩田新平と遠山清

しかし岩田君は
「あけみちゃーん」
と叫んでいただけなので、片思いかも知れないし、あけみ嬢は単なるテレビタレントかアイドルかも知れない。Wikipediaの情報は信頼できない。
公式はどうか?
サエキとキシマは新婚だとの台詞があり、地球との交信が認められたが、岩田は通信していない。
片思いの確立が高い。

第7話などの通信モニターは、アナログっぽいけど、どーなの。

で、その第7話を見直すと、古代は酒を飲んでないみたい?
で、
「2199で古代君は18歳から20歳に老け込んでしまったが、コレは飲酒シーン対応であろう。」
と書いたが、酒盛りのシーンで飲んでいたオレンジ色の飲み物はジュースか、酒か不明?
補修作業では酔っぱらった描写は無いが、同じ様な飲み物を飲んだ南部は酔いつぶれて寝てた。

まあ、あらぬ誤解、イチャモン、クレームの予防ではあろう。
面倒な世の中やねえ。

ヤマト2199。キャラクターについて2013年09月14日 15:34

「コイツ、わけわからんイチャモンばっかり書いとるなあ。アホちゃうか?」
と思われていると思うので、良い所も。
ちなみに続編と称する作品は観てないから知らんよ。あれらはヤマトでは無い。
せいぜい土方さんくらいしか知らない。

1974年版に比べてキャラクターが追加されているが、良いキャラは居る。
筆頭は原田真琴。
1974年版のナース森雪のお色気役とアナライザーのギャグ役を合体変形させたキャラだが、出しゃばらない適度な出演でコメディーリリーフとして立派な役割を果たした。
原田と加藤が最終回に結婚するが、第7話に原田が惚れる伏線がある。
もうちょいギャグ話を描いても良いかもしれんが、子供が出来ているのでコレくらいでいいか。

西条未来。レーダー森雪の交代要員だが必要最小限の出番で良い。ちょい役らしく比較的に地味なデザインでかつ美人に纏めているのはポイント高い。ちょい役はコレくらいが適度であろう。
検索すると結構人気もあるようだ。

前も書いたが、岩田新平と遠山清。

ヤマト2199岩田新平と遠山清
イケメンにせず、なおかつちゃんと活躍しているのが良い。脇役男はコレで良い。ちゃんと引き立て役になっておる。美形男子ばかりにするとリアリティも無くなるし足の引っ張り合いになる。
コイツらの上役に榎本が居るので安心できる配役になっておる。

性転換山本は、当初は「どうよ?」と思ったが話数が進むにつれて育ったか。
最初に無断で艦載機で出撃したり、メルダとケンカしてたときまでは
「アカンなあ」
と思ったけどねえ。
浮いていると思ったが、メルダとの漫才コンビ、ユリーシャとのかしまし娘が出来た時点でステップアップできた。
これなら最初からコスモゼロのパイロットとして格好良く登場した方が良かったな。話もシンプルに済む。

土方も良いか。
沖田とドッチがヤマトに乗るか?と言うトコロはもっと突っ込んで描くべきであったが、地球が無防備では無い描写ができる事となった。
ヤマトが出発する時点ではガミラスは謎の存在なので、沖田がヤマトに乗り込むのが適当であろう。
ヤマトが留守中にガミラスの別部隊が地球に攻め込んで来たらアウトである。土方は守備を固める必要がある。
ヤマトの任務はイスカンダルから荷物を持ち帰る事なので、別に沖田は途中で死んでも荷物さえ無事なら良いのだ。
沖田はココまで言及する必要がある。

宇宙戦艦ヤマト艦長沖田十三

もっともヤマト留守中の地球は、防衛どころか国力が皆無の状態みたいやけど。

しかし伊東は要らんかったなあ。
伊東の反乱の伏線もウザイほど散々してたが、肝心の反乱がショボカッタ。艦長の一喝で終結とはなあ。
相原君ホームシックの話はミレーネル・リンケさんのシュールな精神攻撃になったが、コレの元ネタは松本零士大先生の「宇宙戦艦ヤマト 永遠のジュラ編」である事は公然の秘密である。
しかし、やっぱりドメルの心理作戦による相原君ホームシックの話を入れて、搭乗員に要らぬ里心がついた時点で伊東が反乱する。
と言うストーリーの方がスムーズやし、松本零士先生への後ろめたさは無くなるぞ。伊東の長ったらしい伏線も不要になる。
そこでミレーネル・リンケさんの超能力で伊東の反乱を知り、ドメルの作戦がある程度成功した事にしても良かった。

やっぱりシリーズ構成は下手やな。
ストーリーをオリジナルの1974年版から大きく変更しなかったのは正しい判断であるが、変更した箇所はイマイチな点が多い。

森雪拉致事件は全く不要であった。
七色星団決戦と同時進行になったので、話が散漫になったし、デスラー追撃戦とネタがかぶってクドい。
ヤマトに期待されるのは、宇宙船での戦闘シーンであり、人間でのアクションは期待されていない。アクション向きの超人が出て来る話では無い。
もっとも1974年版でもブラックタイガー隊員などが生身で活躍する話が多いが、こういうトコロはリアリティが無いので割愛する点である。
伊東の反乱や、収容所惑星での反乱劇も迫力不足である。
まあ、第十七収容所惑星の反乱は、ビーメラ星の代りであるが。

ガミラス最終決戦も、計画ではデスラー総統府に肉弾殴り込み戦であるが、これは無謀すぎる。ヤマトに海兵隊は居ない。
また、未知の航海、しかも敵地に乗り込むヤマトに、海兵隊の様な部隊が居ないのも杜撰ではある。
斉藤の空間騎兵隊でも居れば成り立つが。
ヤマト2199に登場したら、浮くか。

出渕監督は
「旧作からのファンにはそれぞれに脳内でイメージ化された『俺ヤマト』があると思います」
と語っておるので、今後も別の「俺ヤマト」が造られても良い。
その「俺ヤマト」のベースは2199では無く、1974年版になるやろうなあ。

ヤマト2199。キャラクターについて、その22013年09月17日 21:10

ユリーシャは、いるかなあ?
演出意図はガミラス人メルダとイスカンダル人ユリーシャを同居させて、地球人と大差無い人々であるとか、なんやかんやを表現したかったと思うが。
しかし前も書いたがユリーシャが1年も前に来日してたと言う事にしてしまうと、地球の危機感が演出できないのよねえ。ヤマト計画が随分とノンビリした物になってしまう。
1974年版では地球はガミラスには絶対に敵わない表現となり、イスカンダルの超光速宇宙船を目撃しても、ただただビックリするしか無いし、そこで死んでまでメッセージを届けてくれたイスカンダル人を、信用に足りると判断する。コレの方が良い。
「実は陽動作戦」と言うのは、地球に余裕あり過ぎる時の作戦やろ。やっぱりアカンで。

2199年の惑星の位置関係とねこにゃー
1974年版ではイスカンダルからの使者はサーシャだけで死亡してます。命がけのメッセージであるので、信用に足りると判断し、イスカンダルはガミラスの隣国である事も伝わらなかった事も、まあ納得できます。ユリーシャが口答で言わないのはアカンで。
1974年当時は米ソ冷戦時代なので、イスカンダルとガミラスも冷戦状態である事が伺えます。デスラーとスターシャが「ホットライン」で会談しているのも米ソの大統領と書記長の間に引かれたホットラインを彷彿とさせます。おそらくイスカンダル製の波動砲がガミラス星に向いており、デスラーも結構ビビってたのでしょう。スターシャは地球に代理戦争をさせたワケです。地球もガミラスは怨敵なので波動砲を貰ったらガミラスを殲滅させるのも願ったりかなったり。
っとまあ、こういう単純な話で良かったんでは無いかなあ?

イスカンダル人をヤマトに乗船させたかったら、サーシャを火星で死亡させずに瀕死の昏睡状態にしておいて、温情で
「イスカンダルに送ろう」
と言う事にでもしておけば良かった。で、途中で佐渡先生の働きでリハビリが成功するとか、またはガミラス人のメルダと一緒にブラックジャックみたいな名医が乗り込んで治療しても構わんやん。
やっぱりサーシャだけで良かった。ヤマトの波動エンジンは2ヶ月か3ヶ月程度の突貫工事で作り上げるべき。未来の技術である。この程度の工業力が無ければ異星人と戦争しようとは思わんだろう。冥王星会戦は1月アタマでヤマト出航は3月でよい。地球帰還は年明けになるが、ギリギリもヤバいので大晦日に帰還でも良かろう。2199では12月8日に帰還しているがギリギリなのでヤバい。

前も書いたが、地球には既に「超空間通信」とか言う超光速通信技術が存在するので、電磁波はワープで送る事に成功していたと言う事にしておけば良い。質量のある物質を超光速で移動させる事ができなかったが、イスカンダルからの技術供与で成功した事にすれば良い。波動コアとか言う設定は不要と思う。
サーシャが持ってきたカプセルは、今観たらやたらと大きい記録媒体であるが、衝撃吸収剤であると言う事にでもすれば良い。もしくは、波動エンジンのミニチュア。

てなワケで、ユリーシャは不要で、サーシャを生かすと言う方が良いと思う。

そーなると、やっぱりメルダがヤマトに乗り込む話は要るな。
「イスカンダルとガミラスがなんで隣国やねん」
と言うツッコミもあろうが、地球でも隣国とは仲が悪いのが相場であり、むしろ遠方の国と友好関係を結んで共通の敵国をヤッツケルのは今も昔も常套手段である。日露戦争に備えて戦艦三笠の建造をイギリスに発注したのと同じ様なモンです。
で、ガミラスはデスラーのアホな政策によって嫌気のさした軍人らが反乱して、メルダがヤマトに乗り込むのは有りか。いくらなんでもヤマト1隻でガミラスを葬るのは、今ではシンドイか。敵の内乱は要るなあ。

そんでもって、森雪の記憶喪失の話は不要やん。結局は話をミスリードさせただけで、何の必要性も無かった。何故かイスカンダル製のメッセージカプセルを持って意味深な土方の話もあるが、ナニやってん?他の人々もツッコンでいるが記憶喪失した人間を戦艦の重要任務に就かせるかね?
ガミラスでの森雪拉致事件も大した事無かったし、古代君の活躍の場を無くし、デスラーをアホにして、七色星団決戦を間延びさせたデメリットしか無い。
もっともサーシャを生かしてイスカンダルに帰す話にすると、スターシャが森雪をサーシャと勘違いする話が出来なくなるが、あまり重要では無い。別に二人だけの姉妹なので無事の再会を喜ぶ展開でも良かろう。
森雪とサーシャを単なるソックリさんで終わらせるのは勿体ないから、森雪拉致事件を考えたのかも知れないが、それならモット工夫が必要やな。

てな展開にすると、沖田艦長は何で死でしまうねん?治療したれや。って事やけど、そんだけ重病やねんよ。

芹沢虎鉄なる人物は不要。伊東の反乱がショボイので伏線は全部廃止。別のエピソードに差し替え。結局、最終回でシマツされたかどうかも不明であるし、畳みきれない風呂敷は不要である。

岬百合亜さんは、ユリーシャ亡霊話が意味不明なので、交代要員のチョイ役だけで良い。亡霊話は不要。

山本玲は最初からコスモゼロのパイロットとして登場させるべき。主計課からの転属と言う余計なエピソードは廃止したほうが良い。時間の無駄。
コスモゼロは2200年から運用予定の「零式」なので、専属のテストパイロットと言う方が説得力がある。
それで実質上は新米の古代進を訓練でシゴク役周りの方が面白い。

真田と新見は出しゃばり過ぎで古代君の影が薄くなったから、もっと出番を控えさせるべき。こういう天才技術者に話の鍵を持たせると出過ぎてしまう。
しかも技術力はあるが実戦経験の無さそうな真田が、何で副長やねん?メカニズムやらには長けているが戦闘指揮の経験はあるのか?回想シーンでも大学の研究所みたいなトコロで勉強しているだけやぞ。しかも古代守が冥王星に出撃する直前でもや。メ号作戦時には地球の作戦司令所みたいなトコロにいるが、戦艦での乗務経験が無いやん。

次回はガミラス編。つづく。

ヤマト2199。緊急記事。藪生きてた!酷い!2013年09月22日 18:27

例によってネタバレなので。

劇場版の第七章分、第25話(ややこしいな)は、制作間に合わなかったので短縮したらしいが、今さっきしてたテレビ版の第25話。
省略されたシーンはゲールの最期と藪の描写か!
確かにカットしても差し支えは無いが、なんで藪を生かすか!この裏切り者め!
世渡りだけで生き延びやがってコイツ!
酷い展開やな。

この展開、映画版であったっけ?いや、無かったよな?
Wikipediaは早速更新されていて、次元潜航艦に乗船していると書かれているが、ザルツ人扱いにされている。エンディングロールを見てないな。

しかし、また見直したらやっぱり岩田と遠山は死んだとしか思えんぞ。

ヤマト2199岩田新平と遠山清
可哀想やなあ。

古代守も、雪だけ生き返らせやがって、エコヒイキ野郎め。(これは次回放映予定)
白兵戦での死者を全員生き返らせたれよ。
やっぱり納得できない展開やなあ。
コスモリバースなんたらもワケ分からんシステムやな。

ディッツはガミラスの要職に就くみたいやな。
しかし、これではまた、ガミラスと地球が戦争しそうや。

こりゃアカンわ。


ヤマト2199。ガミラス人と波動砲。結構すーだら。2013年09月26日 20:59

今回の内容は結構すーだら、テキトーです。
デスラーはアホになったなあ。
まあ、デスラー一人を悪役にしてガミラス全滅ストーリーを回避したと言うワケであろうが、納得は出来ない。
しかし、中盤からゼーリックにも暗殺されかけたり、ディッツに反乱されたりと、まあカリスマ性も無くなり、漫画版3巻でケツを出すなどの醜態を曝した。コイツはボツキャラである。

デスラーは置いといて、当初から気に入らなかったのは、ガミラス人増え過ぎ。ゼーリックは要るかなあ?微妙。
ギムレーはダメ。無能。

ドメル配下のハイデルンらが、七色星団で結集するのでは無く、当初からドメル軍団として登場するのは、まあ許す。
しかし、ドメルが筋肉バカになってしまった。
ガトランティス戦で調子に乗ってたら通信一つで大事な戦闘を中断するし、ヤマトとの初戦でも追いつめておきながらコレ又通信一つで中断。まあヤマト戦での通信は重要なので戦闘を中断するのも無理無いかも知れないが、あの状況でノコノコと受信するかね?
んで、裁判で濡衣かけられても反論できない情けなさぶり。あそこでは何とでも申し開きが出来るやろ!証拠無いやん!ガミラスの裁判は、あれ程杜撰なのかね?
1974年版では大袈裟過ぎる作戦を仕掛けて失敗したので言い訳は出来ないが、2199では反論できるやろ。
しかも2199では無罪放免になっても旧式の艦隊を与えられるシマツや。ココでもっと主張せーよ。

1974年版のドメルは波動砲にビビっていたと思われる。ゲールのバラノドン特攻隊が波動砲でヤラレたら「当たり前だ!」と一喝。しかし、ホントはワープ後の波動砲使用だったのでヤマトも結構ピンチだったのだがドメルは知らない。
バラン星でも艦隊決戦は回避し、人工太陽落下作戦。ヤマトはギリギリ反転出来ず波動砲で人工太陽を破壊できない事を算出している。
七色星団でも波動砲封じ込めのドリルミサイル。七色星団を決戦の場所に選んだのも、艦隊を隠す場所を選定している。また、的の小さい艦載機での攻撃を仕掛けている。
どーもドメルは波動砲が連発できない事を知らなかった様なのだ。
そやから、2199でも、せめて七色星団では「ヤマトは艦載機での攻撃に弱いはず」と積極的に新鋭空母を結集させて決戦を挑んで欲しかったなあ。
これではヤマト楽勝やん。

フラーケン、わけわからん。ドメルの配下になったり、デスラーを輸送したり、七色星団で森雪拉致をしたかと思えば、次の収容所惑星で謎の行動をしてたり、25話の追加シーンではガミラス新政権の命令でゲールを仕留めたりと、行動が首尾一貫してない?
アチコチにシッポを振って格好わるい。ウワサでは「ハーロック」の代りとも言われているが、スタイルだけやな。

んで、気に入らないのは単語。ガミラス語。字幕を出してガミラス語で喋るのは良いとして、日本語吹き替え版でも
「ガーレ、デスラー」
「ゲシュタムジャンプ」
「テロン」
などとワケ分からん単語を使うのはオタク臭くてキライや。
こう言う無駄な造語はキライやわああ。情報が混乱するだけや。無駄は省くべき。
特に「ゲシュタムジャンプ」って、ガミラス語のゲシュタムと英語のジャンプがチャンポンになってるやないか!どーせなら、ジャンプもガミラス語にしろ!
テロンも気に入らない。イデオンみたいにバッフクラン自身も自分の星を地球と言うから地球人は「ロゴ・ダウの異星人」と呼ばれてしまうが、ワケ分からん。
地球:英語のアース(Earth)は元々「大地」やからなあ。そやから「地球は丸い」などと言う重複した言い回し。アホな迷信によって長らく地球が平坦だの天動説などが頭ごなしに決めつけられてしまったアホな歴史がある。
しかし、迷信の無い文明なら早々に己の立つ大地が一個の球形の大地である事は、古代でも容易く認識できるので、天体としての固有名詞「ガミラス」を名付けても良い。で、地球人を見たら、地球人は「地球」と読んでいるのでガミラス人も「地球」と呼んで良い。「アース」とも呼んで、「アメリカ人はアホやなあ!」と言うても良い。
まあ「テロン」はラテン語の「テラ」から来たと考えても良いけど、ややこしい。
しかし、アメリカ映画の日本語吹き替え版でイチイチ「ジャパン」と言われたらシラケるぞ。
そんでもって、ガミラス語を使うのは良いとしても、艦船や航空機の名称に
「次元潜航艦UX-01」「戦闘攻撃機DWG229メランカ」
などとアルファベットを使用するのはシラケる(笑)。ガミラス文字は英語式のアルファベットと完全に互換性があるのか。

んで、波動砲に話は戻る。
何故、ガミラスは波動砲を所有してないの?特に2199では開発中の新兵器でありデスラー艦にしか搭載が間に合ってない。
しかし、地球では1年くらいでホイホイ造っている。何じゃコレ?同じ疑問は多くの人々が思っている模様。

テキトーに描いたガミラス艦
1974年版では波動エンジンは短期間に突貫工事で造られており、同時に波動砲も造られている。反射衛星砲は元々は拠点防衛用のビーム兵器で波動砲よりも射程距離は短いが、どっこいどっこいの威力があるとシュルツが言っている(実際は威力不足に見えるが)。それでスターシャも波動砲使用については特に言及していない。
恐らくはサーシャの持って来た設計図は波動砲の設計図込みで、操作マニュアルも付録であったと思われる。だから国力の無さそうなイスカンダルでもノホホンとガミラスの隣国で生活できる。しかし、ガミラスはマダマダ波動砲が贅沢品の新兵器であったと考えられる。

しかし、2199は地球人が独力で波動砲を造っており、碌にテストもしてないのにほぼ1発で成功している。真田サンが優秀すぎる。スターシャのリアクションからして、イスカンダルからは波動砲の設計図やノウハウは教えていない。更に波動エンジンの波動コアは完全にブラックボックスなのに、よくもまあ波動砲が作製できたなあ!
でもなんでガミラスは波動砲開発に遅れたの?
推測するに、波動エンジンは開発されて既に相当の歳月が流れた古いシステムっぽい。
「ゲシュタムの門」などと言うモノがあるが、数百年も放置された物もあるので、ガミラスでは、波動エンジンそのものが何百年も前に発明された物なのであろう。
もしかしたら、いわゆる「レガシーシステム」と言うモノになってしまっていたのでは?
波動エンジンは使用したり制作したり出来ても、その原理とかは忘れられている古いシステムなのでは無いか?
放置されてヤマトに乗っ取られる「ゲシュタムの門」があるホドの杜撰さなので、波動エンジンも昔ながらの職人芸で造っているだけで、これを発展させるだけの技術は消失しているのでは無いか?

一応書くと、レガシーシステムとは、例えば古ーいコンピューターのプログラムとかOSとかハードやらで、イマドキの若い技術者が知らない技術になってしまっているモノ。用済みならば捨てても良いが、どこかのビジネスで未だに使用してたらメンテナンスが出来ない。
また、ホンモノの「戦艦大和」も今の技術者が扱いきれるか?ゼロから建造できるか?疑問である。
ガミラスの波動エンジンも、同じ様な物なのかも知れない。