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加藤直之氏、ヤマトを描く。2013年04月01日 20:45

あのスタジオぬえの加藤直之氏を我が家に招いて、宇宙戦艦ヤマトのイラストを描いてもらいました。
ヤマトを描く加藤直之氏1
ウソです。4月1日。

ホントは先日大阪梅田のMBSキャラまつりのイベントで、ライブペインティングをされてましたので、ケータイで撮影した訳です。
大変な人手でしたし、加藤氏は一心不乱に描いてましたので、サインなど頂ける余裕は一切無しでした。とほほ。
ヤマトを描く加藤直之氏2
大阪MBSをキー局に宇宙戦艦ヤマト2199を放映するので、こーゆーイベントをしたワケですね。
ゆるキャラを招いたイベントなので、小さな子供連れが多い中、加藤直之氏のライブペインティング目当ての大人達が大挙して紛れ込んでいる光景は、いつもの事ながらシンドイ事です。

私は高校生の頃に、美術の授業で加藤直之画集を見本に油絵描いてみました。これで陰影の付け方やら顔の描き方を覚えたのですが、今の画風には全く反映されてない様な(笑)。
ちなみに中学の時は江口寿史の「すすめ!!パイレーツ」を手本にして描いたのです。パイレーツの方が影響デカイか。
大阪は中学高校の授業にジャンプや加藤直之画集を持ち込めるのですから大雑把なものです。って持ち込んでいたのは私だけ。

こーゆー全長5メートルのヤマト模型も展示されてましたが、造形がイマイチ。
ヤマト模型1

ヤマト模型2
森雪さんや原田真琴さんらの女子キャラコスプレの方々もいらっしゃいましたが、もうちょい宇宙服っぽくしてほしかったので撮影してません。
やっぱりどう頑張っても、ゆるキャラと同じ扱いなのよね。

しかし、思い出しましたが、TBSが押していたキムタクヤマトでの宣伝番組は結構観ましたが、キムタクをはじめとする出演者関係者一同は、ただの一度も
「アニメ」
の言葉を発せず
「原作」
っと言い続けました。そんなにアニメがイタイと思っていたら、造るな!
そんな事やから、日本の実写テレビドラマとか映画は海外で当たらんのじゃ。
キムタクヤマトの監督山崎貴は
「俺、宇宙撮った事ないじゃん」
とかナメきった発言をしてた。
こんな根性で面白い作品が造れる訳無いやろ。

で、梅田に行った目的はガルパン関連のソフトなどを買いあさるためでした。
感想はまた。


古代。儂は今からさよならを言うぞ。2013年03月12日 19:54

YAHOO!のニュースで知りましたが、先日スポニチの記事で
「納谷悟朗さん死去」
の訃報が!
えー!
声優さんには別に思い入れの無い私ですらビックリの訃報であります。まあ、83歳なので無理も無いのでしょうが、惜しいですねえ。

近年のアニメ作品はドーも男性キャラに迫力が無いので、魅力も半減しているのですが、ドスの効いた声優さんも欲しいトコロですねえ。

「近寄り難い存在」
とありますが、まあ、こういうお人は必要ですねえ。

沖田艦長の絵を描き直しました。
ちょっと濃いめです。

宇宙戦艦ヤマト艦長沖田十三

で、太陽系フェアウエルパーティーですが、オリジナルの1974年版ではシュルツの冥王星艦隊を殲滅した後に執り行なっています。地球をボロボロにし、沖田艦隊を壊滅させた冥王星艦隊を殲滅した後なので酒盛りしても良いでしょうねえ。

しかし、ヤマト2199では、「赤道祭」と名前を変更するのはヨシとして……
原田真琴にコスプレさせるのもヨシとして……

あれ?まだシュルツ生きてるのでは?ドコ行ったの?っと思った後でノコノコと登場。
おいおい!
冥王星艦隊を殲滅してないのに、ノンキに酒飲んでる余裕は無いはずやぞ!

ヤマト2199では冥王星の基地を破壊して、敗走したガミラス艦の一部を沈めているが、メ号作戦で出て来た大艦隊との会戦はしていない。冥王星の戦力を殲滅したと言う手応えが無い筈や。
そんな状況で酒盛りできるかあ?
メ号作戦で地球艦隊をボコボコに壊滅させた艦隊をノサバラセておいたママで、宴会するなよ!
酒飲んでる間に追撃を喰らったらヤマト完敗やないか!

これはヤマト2199のシリーズ構成の失敗やと思いまっせ。
全般的にヤマト2199は「戦時中」と言う状況が描ききれていない。
戦後産まれのスタッフは考え甘いなあ。

ヤマト2199。ヤマトのワープ成功以前に超光速技術が在った!2013年02月13日 20:50


このブログはメンドクサイ内容を書こうとしているので、更新頻度が低いですな(笑)
前回、宇宙戦艦ヤマト2199でのイスカンダル宇宙船シェヘラザードの速度の事を書きましたが、2199年の各惑星の位置関係がよく分かりませんでした。
んで、検索してみたら信頼できるブログ記事がありましたので、参考にしてみます。

参考サイト:MASA Planetary Log

で、ヤマト2199では
まず「アマテラス」から海王星域を通過するイスカンダル船を確認した事を、冥王星の沖田艦キリシマに報告。
沖田艦から地球に暗号を報告。
地球から火星の古代と島に報告。
古代と島はイスカンダル船シェヘラザードが火星大気圏突入を確認。

前にも書いた通り、サーシャのシェヘラザードは海王星あたりから火星まで約10分と超光速で飛んでいるワケですが……
問題は地球の通信ですよ!海王星と冥王星、地球、火星、のそれぞれの距離は大変離れていて、光速でも何時間もかかってしまう訳ですわ!

海王星と冥王星との位置関係が分からなかったのですが、先のサイトを観たら、どう見ても、光速でも数時間かかる距離です。
シェヘラザードを目撃したアマテラスはドコに居たのか?知りませんが、冥王星あたりに居たとしたら、海王星近辺を通過するシェヘラザードを確認したとしても、それは数時間前の情報。その間にシェヘラザードは火星に到達してしまいます。
と言うワケで、アマテラスは海王星近辺に居て超光速通信!で沖田艦に報告していると考えられます。
表に纏めてみました。

2199年の惑星の位置関係とねこにゃー


海王星から火星まで4時間4分31秒かかりますが、イスカンダルの宇宙船シェヘラザードは10分で移動します。
平均速度は光速の約24倍。
火星到達時は光速以下に減速していますので、トップスピードはもっと速いわけですね。
やっぱりノーヘルのサーシャは死んじゃいます。ヘルメットはかぶらないとイケマセン。
ヤマト2199のコミック版では、サーシャの御遺体が火星に埋葬された経緯が簡単にですが描かれています。コレは親切。でも埋葬を丁寧にしたくらいで済む問題では無い。
やっぱりサーシャの代理は ねこにゃー。

図から計ったので大雑把ですし、各惑星の公転軌道面は一致してませんのでもうちょい離れていると思います。
また、ヤマト発進は2月らしいですが、冥王星会戦は3週間以上前の出来事なので、地球や火星の位置はちょっと違うはず。
しかし、
海王星から冥王星への光通信は8時間16分以上。
冥王星から地球への光通信は5時間15分以上。
地球から火星への光通信は19分以上。
合計は13時間50分以上で、それに伝言ゲームの時間が加わります。

しかし、話の都合ではこの通信は10分以内で行われています。
っと言うワケで、地球の技術で光速以上の速さで通信が行われているワケですよ!
「タキオン」が通信には実用化されているワケですわ!

どーも、超光速の技術は通信分野では実用化されたトコロでも、宇宙船や兵器には実用化されていないと言う事になります。
現実にはコンナ事なんか出来るワケが無いですし、しかも、
「実際に超光速で宇宙を飛ぶ宇宙船がどのように観えるか?」
それすら不明なんですよ。光速近くで飛ぶ粒子が水中を進む場合、水中は光速度が遅くなるので見かけ上超光速になってチェレンコフ光を発しますが、宇宙をマジで超光速で飛ぶ宇宙船がドノ様に観えるか?ホントのホントは分からない訳です。

と言うワケで、2199年の技術力ではイスカンダルから設計図が送られて来ただけで、ワープなんかが出来る波動エンジンが作製できても、さほど不思議は無いと言う事になります。フィクションとしてはツジツマは合います。
赤道祭で各家庭に超光速通信をしていたので、さほど難しい技術では無いと言う事になります。

しかし、メ号作戦では伝言ゲームしてますが、これやったらアマテラスから直接に古代に通信したほうが速いやんか。軍隊はメンドクサイ。こんな事してるからガミラスに負けるんや。伝言ゲームしてたら超光速通信がガミラスに傍受される危険が高まるでは無いか!
しかも、ヤマト2199では事前にサーシャが海王星方面から火星に向かう事が分かっているみたいですし、火星と言っても結構広い。シェヘラザードが火星のドコに着地するかまでは分からないみたいなので、迅速に古代に報告する必要があります。イチイチ沖田や地球に報告しているヒマなど無いはずなのです。
沖田にも一緒に報告して、沖田艦隊はサッサと退却するべきなのです。

このエピソード。オリジナルの1974年版では、沖田艦が偶然イスカンダル船を発見して地球に報告し、たまたま火星に居た古代と島に報告しています。こっちの方が合理的です。

1974年版ではヤマトは突貫工事で建造されるのですが、既に地球には超光速通信技術はあるので、設計図さえ提供されれば3ヶ月程度で波動エンジン搭載艦を造ってもサホド不思議は在りません。突貫工事なので最初のワープでは壊れるっと。
大戦末期の非常事態なので、これくらいの方が説得力があります。

ヤマト2199ではサーシャ来訪の前にユリーシャも来日してますが、イスカンダルも国力が無いのですから1回で用事を済ませるベキです。

ヤマト2199対ヤマト1974。設定対決2013年01月30日 20:28

さて、前回はガルパンとヤマト2199のCG比較なんて書いてましたが、ヤマトの方向転換を描いてみてフト思った事。
ヤマト2199では人工重力や慣性制御の装置がある地球艦船はヤマトだけで、沖田艦キリシマやユキカゼ等の地球艦隊には慣性制御やら人工重力は働いていないのです。
ん?冥王星での戦闘では各艦はカナリの機動性を発揮していて旋回運動なんかしてましたよね?搭乗員の耐Gは大丈夫??
映像からキリシマなどの旋回運動を考察しても良いのですが、旋回したら旋回半径と速度を計れば、艦内にどれだけのGがかかるか計算はできますが、宇宙空間の話ですので判断がしづらいのですわ。今回は見送り。

そんでもって、代りに、沖田艦が冥王星から火星に向かう行程を考えてみます。
えーっと、冥王星の公転は
近日点距離:29.574 AU
遠日点距離:49.316 AU(AU:天文単位:149,597,870,700 m)
で、冥王星の近日点は、海王星の近日点距離29.811 AUよりも小さいのですわ。
火星は
近日点距離:1.381 AU
遠日点距離:1.666 AU
テナ訳で、極めて大雑把に考えたら、冥王星と火星の最短距離は
27.908AU=4174977375495.6m
光速(299792458 m/s)で移動しても約13926秒(3時間52分くらい)もかかる距離です。
ホントはもっと遠い。

ヤマト2199の漫画版によると、キリシマは冥王星から火星まで3週間で移動してます。
そうすると、キリシマは平均速度は約2,301,024m/s ですね。(計算間違えてないかなあ?)
光速の約0.77%の速度です。ホントはもっと速い速度を出す必要があります。
これまでの人類が作成した機械の最高速度はボイジャー1号の17,073m/sなので135倍も早い訳ですね。

で、この速度を出すためには加速をしなければなりません。
冥王星で戦闘をしている訳ですから、冥王星の衛星軌道を廻っているのか?または冥王星に向かっているのか?は分かりません。
が冥王星に対する相対速度は0と考えて、そこから光速の約0.77%まで加速して火星に向かわなければ3週間で到達できません。

で、これが結構大変なようなんですよ。
表に纏めてみました。
沖田艦キリシマの加速度1

最短距離を移動するのに光速の約0.77%まで加速しようとしたら、なんと、10Gの加速でも6時間31分もかかってしまうのですよ!慣性制御が無いので人間の限界ギリギリ越えてますが、これでもダメなんですわ。
ジェット戦闘機なみの7Gでは9時間以上も加速しなければなりません。F1自動車並みの4Gでは16時間以上。コレでは人間が耐えられません。
しかし、2Gや3Gでは21時間以上、丸1日を要します。コレでもシンドイ。沖田艦長は耐えられない。
普通に考えたら1Gで2日と17時間かけて加速ですが、これでは日数がかかりすぎて火星まで3週間でたどりつけません。
現実的に沖田艦長が耐えられる様に4日以上1Gで加速して慣性飛行し、4日以上減速して火星に到着。と言う行程になりそうです。
1Gよりチョイ速い加速でも似た様な行程なので、身体の負担を考えたら1Gの方が良い。
(なお、これだけの速度が出せるので、軌道計算などはさほど考慮せずとも良いでしょう。衛星速度とか惑星の公転速度よりも遥かに速いので。)

沖田艦キリシマの加速度2

しかし、4日も1Gでしか加速しなかったら、これでは慣性制御技術を要するガミラス艦の追撃にあって、生還はできそうに無いですよ。
その点、オリジナルの1974年版では沖田艦や駆逐艦ゆきかぜにも人工重力が働いているので、急加速が可能となり、3週間程度で冥王星から火星までガミラス艦を振り切って航行できても、さほど不自然は無いのです。

おそらくは2199版のスタッフはリアリティを考えて
「慣性制御なんて波動エンジンなどの異星人技術が無ければ無理だなあ」
っと考えたのでしょうが、慣性制御すら無い技術力でガミラス艦と戦争できるワケが無いのです。

ヤマト2199の慣性制御が無いと言う設定に従うなら、沖田艦長らは耐Gスーツを着用し、ジェット戦闘機の様なシートに固定され、短時間だけ高速の加速度に耐えてガミラス艦を振り切り、その後に1Gの加速度で火星に向かう。と言う映像にする必要があります。
それでも慣性制御技術のあるガミラス艦はその加速について行き、搭乗員は自由に活動できるので攻撃も自由自在。沖田艦は逃げ切れない……

ここは、オリジナルの1974年版の方がリアルなのです。

西暦2199年の惑星の位置は知りませんが、どーやらココのサイトで計算できるようです。

参考サイト:STUDIO KAMADA
2199年の1月は小惑星アポフィスが地球に接近しているらしいです。
冥王星は近日点には無く、結構遠い。
2199年の1月は火星は冥王星から観て、太陽の向こう側にあるみたいです。冥王星からは地球の方が近いようです。
火星が冥王星に近づくのは、2199年9月から2200年8月まで。一番近づくのは2200年3月頃みたいです。
1974年版では、第14話で西暦2200年になりますので、冥王星から観たら火星の距離が地球よりも近い時期に話が進行しているみたいです。偶然ですが、1974年版の方が惑星の位置関係が都合が良いのです。

さて、もっと奇妙なのがサーシャの宇宙船。
海王星軌道から火星まで約10分で突き進んでいますが……
先にも書いた様に海王星と火星まで、最短で考えても光速で3時間52分以上かかるのです。
サーシャの宇宙船シェヘラザードはワープもせずに光速の23倍以上のスピードで飛んでいる訳です!
イスカンダルの技術はスゴい!
ココで「そりゃ無理」と言うのは野暮。

サーシャ代理ねこにゃー
サーシャの代りに、似ているガルパンねこにゃーです。
しかしこりゃ、地球でも設計図だけで波動エンジンができますわ。


計算間違えてないかなあ?
もし間違いが在れば、訂正記事も書きますよ。

ヤマト2199対ガルパン。CG対決2013年01月26日 20:49

このブログを造った当初はヤマト2199の感想を書こうと思ってましたが、予想外のガルパン放映により、少々辛口になってしまう予感でシマウマ。

で、メカのCGなんですよ。
まあ、ヤマト2199のヤマト等の戦艦が3DCGで描かれるのは上映前から予想されてましたし、あの複雑な形状の戦艦を手描きで動かすのはシンドイのでCGで良かろうっと思ってました。

このブログでは、なるべく私自身が描いたイラストを掲載したいのですが、今回はやむを得ず公式サイトから映像をコピペします。
ヤマトや沖田艦キリシマ、ガミラス巡洋艦です。
宇宙戦艦ヤマト2199より
立体曲面が多用されており、陰影がグラデーションになりますが、これが動きで観るとチョイと違和感があるんですよねえ。まあ仕方が無いのですけど。
しかし、コスモゼロの場合

コスモゼロ
直線が多いデザインなので3DCGで動いても、さほど違和感は少なく、手描きのキャラクターと馴染んでいます。


CGで動かす登場メカはホトンド戦車。
四号戦車の場合は砲身以外はほとんど直線。面は平面。転輪も立体曲面ではありません。
四号戦車

立体曲面で構成されているのは、例えばサンダース大学付属高校のM4シャーマンなどですが、
M4シャーマン
角が丸いだけなんですよねえ。

ヤマト2199もガルパンも、メカが主役なのでCGは頑張っていますし、技術的には両者会い譲らず、っと言うトコロなんですけど、現在のトゥーンレンダリングに合うのは、ガルパンなんですよねえ。
ガルパンはメカのチョイスが巧い。っと言うトコロでしょう。

それから動き。
ヤマトは巨大な艦船が動きますが、チョイ軽い。
いや、未来技術なので巨大艦船が宇宙で戦闘機みたいに動き廻っても別にかまわないのです。船内には慣性制御もありますし、急旋回しても強烈なGの心配は無いのでしょう。(ホントは人間ペシャンコ)
でも、それを差し引いてもヤッパリ軽い。なんで軽く観えるのか?単に見慣れていないから?
稀に大災害などで、巨大な建造物などが崩壊したりする映像を観ると「ホンマかいな?」と言う動きを観ます。滅多に観れないから、なおさら慣れずに「ホンマかいな?」です。
たとえばニューヨークの世界貿易センタービルが悲惨なテロで崩壊した映像があります。航空機が突っ込んだ後に、ビルは斜めに傾斜せず、真直ぐに縮む様に崩れ落ちて行きました。
この倒壊シーンを特撮やアニメで描いた場合に説得力がでるでしょうか?大概のハリウッド映画では、ビル崩壊シーンは、ビルが斜めに傾斜し回転しながら倒壊していってますが、実のトコロ、巨大で重い支柱を斜めに回転させるにはコレマタ強大なチカラが必要になるので、斜めに転がる様には崩壊しにくいのですよねえ。

ヤマトなども同じ。これを高速で回頭させようっとしたら強大なパワーが必要となります。今回の2199では姿勢制御ロケットも描写されてますが、宇宙空間なので回頭を停止させるにも反対側に姿勢制御させる必要があります。宇宙で回頭させるには姿勢制御ロケット以外の効率の良い方法もあるのですけどね。
で、別に高速で回頭するのはヨシとしても、ヤマトは高速で動いている訳で、回頭しただけでは普通の海上船みたいに方向転換できるワケが無い。回頭した後は自動車のドリフト走行みたいに横滑りをしつつ、徐々に方向転換する事になります。しかも船首を向けた方向には進行しないので、また船首を反対方向に回頭させる必要があります。
ヤマト方向転換

大体この図の様な感じになります。
しかも、自動車や船舶がカーブを曲がる時は減速するのですが、この図の動きでは加速しているのです。進行方向に加速させたく無いなら、90度以上の回頭が必要です。
正確に描くなら、ヤマトの加速度や回頭する加速度などを設定し、かつ、敵との距離もキチンと設定する必要があります。
宇宙船の場合は最高速度なんか意味は無く、最高加速度を設定する必要がありますね。
推進力と質量から割り出せるけど。

90度の方向転換しようとしたら、まず、これまでの運動エネルギーを打ち消す必要があるので、180度回頭をして波動エンジンでブレーキかけて、その後に90度回頭し、波動エンジンを吹かして飛んでいく必要があります。コレはガミラス艦もコスモゼロも同じ。
後退の場合も似た様な感じ。
大体こんな感じ。
ヤマト90度方向転換
敵ガミラスが存在する設定なので、90度方向転換や後退も必要となる場合があります。

こんなメンドクサイ動きは如何に未来技術とはいえ時間がかかります。如何に未来技術とは言え、このメンドクサイ動きをする必要があります。
これを描写せんとイケマセン。
更に、ホントは近所に存在する天体の重力も考慮する必要があります。
また更にホントは回頭時も波動エンジンを吹かしているので、動きも、もうちょい違いますけどね。

その点、ガルパンの場合は戦車の動きを、昔の記録映画や現在の戦車の映像を研究して、その動きを再現したらよい。誇張はしてると思いますが、スタッフの努力と根性で巧く動いてます。
ガルパンの場合、背景動画のCGは残念ながらチト軽いのですが、戦車はOK。本格的に人気爆発したのは4話の聖グローリアーナ女学園戦からですが、戦車を走り回らせたからでしょう。3話までの校内練習では、西住みほ殿の4号戦車が吊り橋上で身動きできない状態だったので、CGの魅力が発揮出来なかったトコロがあります。

動きのタイミングも、重い戦車が強烈なパワーで動いていると言う感じにしてます。

ガルパンの場合は戦車のドリフト走行を描写してますが、ヤマト2199はヤマトのドリフト航行を描写してないので、ヤマトの負けとなります。
惜しいなあ。

ヤマト2199を観ました。2013年01月20日 22:19

劇場で公開されているヤマト2199の第4章まで観ましたよー。
で、嬉しかった事が1点。
いや多分なんですけどね。
前に同人誌即売会でお会いした人らしき人が、作画で頑張ってたんですよ!
会った時はまだ学生さんだったんですけど、
「プロをめざします!」
と張り切ってたので、どうやら念願適ったようですね。よかったよかった。
名前は内緒ね。
と言う訳で、手描きの作画のトコロは頑張ってますね。
キャラクターも、色々と意見はあると思いますが、絵を描いている人々は頑張ってます。
テナ訳で、コスプレりぼんちゃん(笑)

ヤマトこすぷれりぼんちゃん

古代君バージョンと森雪君バージョン。
描いてて思ったんですけど、森雪ら女性搭乗員も矢印服にしたら、どーなるでしょうね?
りぼんちゃんはまだ7歳なので矢印服でも違和感ないけど、森雪さんや増員された女性搭乗員らの服を矢印模様にしたら?
性転換した山本や岬百合亜はバストサイズ小さいからまだ矢印でも似合うかもしれませんが、新見薫おばさんや、巨乳原田真琴は?
うーむ。
試してみる価値はあるかも?

感想については追々書くとして、科学考証について。オリジナルの1974年版よりも科学考証を正確にソレっぽくしようと言う工夫はされています。
が、そう巧く行ってない所もあるにはあるのです。
例えば衣装デザインについて。
男性の矢印服。1974年版は服のスソはズボンにインしてましたが、今回はスソを出してます。
これ、如何に慣性制御やら人工重力が働いているとは言え、基本は無重力の宇宙船内でスソをヒラヒラさせるのは危険です。単純にデコボコにスソが引っ掛かったら危ないのは眼に見えてます。艦内のスイッチやらに引っ掛かって誤作動したら、大変な事故を招きます。
ホントは女性搭乗員の様な密着ボディースーツの方が理にかなっているワケですよ。これは正しい。色気優先では無く、正しい科学考証の結論なのです。他にも理屈が在りますのでコレはマンガのネタにしようっと。まあ知っている人も多い筈ですけど、知らない人も居ますからね。

女性キャラを増やして、森雪の役割を減らし、お色気担当を増員させたのは良い判断です。
本音としては、松本零士大先生路線で造ってほしいのですが、先生の弱点は、女性キャラのバリエーション。

話のツジツマについても、実のトコロ、2199では「?」のトコロもあります。
ソレについても追々と。

で、2199の一番良い点。
コレで、ヤマトの「続編」では無くオリジナルの「イスカンダル編」を何度もリメイクして良い!と言う事になった事です!
ゲーム版も以前あったし、ハズレとはいえ、実写版もできました。これで
「キムタクではダメだー!」
「出渕では泣きが足りない」
と言うのでは無く、
「数年後に別バリエーションのヤマトを造ろう」
と言う意見が出せる訳です。出渕監督も言ってたように、ヤマトファンの一人一人が脳内補完をした「俺ヤマト」を持ってます。
今後はこれら「俺ヤマト」が造られるワケですわ。
京都アニメーション版萌えヤマトや、島田フミカネ版ガールズヤマト、ジブリ版ヤマトなどなど造れば良いのです。
残念なのは出崎統監督がお亡くなりになっている事。
庵野秀明版にするなら、初期設定通りにハーロックが登場する松本零士版を造って欲しい。

宇宙戦艦ヤマトは「西遊記」をベースに造られているワケですが、ストーリー上ではどちらかと「忠臣蔵」です。
刃傷松之大廊下から浅野内匠頭の切腹に当たるのが、冥王星会戦から地球ボロ負け描写。
そこから主君ならぬ地球の仇討ちのため、大石内蔵助にあたる沖田十三艦長らが用意周到に吉良邸ならぬガミラス星に討ち入り、見事本懐を遂げる話であります。
浅野内匠頭は古代守でスターシアは瑤泉院か?沖田艦長は本懐を遂げた後に切腹ならぬ病死。

で、ヤマトのイスカンダル往復戦は、NHK大河ドラマで何度もドラマ化されるのであります(願望)。
ヤマトの実写化にあたっては、CGシーンは少なめにしてホントに大河ドラマ風の演出の方が良いと思うよ。重厚なオジサン俳優の重い演技で造って欲しいね。

宇宙戦艦ヤマト19742012年12月10日 21:13


時に西暦1974年、毎週日曜の夜7時30分にテレビアニメーション「宇宙戦艦ヤマト」が放映されました。
世間では、「再放送」で評価が高まり人気が出たと言われていますが……
実のところ、私の見聞きする範囲では皆、最初の放映当初から観ていたのです。

私の住んでいた南大阪の某所では、放映前に
「今度、あの松本零士がアニメを造るらしい!」
などと前評判が高まっており、小中学のテレビッコたち(当時はオタクと言う言葉は無い)は皆ヤマトを観ていたのです。
私も幼い頃ですが、最初から観てました。
当時は既に松本零士先生は「戦場まんがシリーズ」などで名を馳せており、最初から精密なメカ描写を期待されたのです。
その後1回引っ越したり、クラス替えや進学をしても、近所やクラスの友達らは、ほとんど観ていたと言うのです。

なぜ私の先輩らは前評判を知っていたのかが、当時幼かった私には謎でしたが、このたび「宇宙戦艦ヤマト2199」の出渕裕監督によると
「番組の存在は知ってて「テレビランド」でチェックはしていた」
との事。
ようやく謎がとけました。
他の地方はどうったのかなあ?

しかし、謎はまだあります。
結構多くの子供らが本放送の頃から観ていたのに、どーして視聴率がイマイチだったのか?再放送で人気が高まったのも、本放送からのファンがついていたからのハズです。

さて、この1974年版のヤマトは、今更言うのも何ですが、ホントに画期的な作品だったのです。ヤマト以前とヤマト以後の作品はスッカリ違います。
あの宮崎駿監督ですら
「オレが造ったら、もっと面白くなる」
と嫉妬した作品です。(面白くはなるでしょうが、全くベツモノになった事でしょう。)

当時は絵空事であったSFに一挙にリアリティを持たせた画期的な作品であったワケです。
既にアチコチで言われている様にメカ描写やら設定やら、作画レベルから音楽、音響、演出まで、全てに抜きん出ていたわけです。
もちろん、後発作品はヤマトを越えるために造られたわけなので、今の人々が観たらツライでしょう。
しかし、この作品で初めて「外宇宙」を描き、その遠大さを表現したのです。
沖田十三艦長が乗組員を統率し、スケジュールをたて、それを遂行する話など、今でもコレに追随する話などありません。
全員が覚悟を持ったプロの戦闘集団。だから底知れぬ怖さと迫力を持っておる作品だったワケです。

てなワケで、第一話の沖田十三艦長。

宇宙戦艦ヤマト艦長沖田十三

この絵を描いている最中にペンタブの調子が悪くなりました。壊れたかなあ?
予備の古いペンタブで仕上げましたが、今となっては古いペンタブは使いにくい……。

で、ヤマト2199の話は、また今度。

追記
どうやら、ペンタブのペン先が壊れたようです。芯を変えてもダメですが、反対側の消しゴム機能は稼動しました。
ペンだけ買い替えようっと。
どうも沖田艦長を劇画調に描こうとして壊してしまった様です。
しかし、Photoshopでは線の強弱がつけにくく劇画には不向きですな。この絵は迫力不足。線を修正するかも。
劇画の線は従来通りに紙にペン画で描く必要がありますね。
SAIはどうやろ?