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ヤマト2199第七章。そりゃないよ総統、古代君。ネタバレ相当。2013年08月29日 20:50

今回、かなりネタバレしてます。最終回まで観てないと意味分かりません。

ヤマト2199第七章を観たが、デスラー総統は相当ガッカリさんになってもーたやんけー!
「あー!」
穴に落とされたが、穴の底で書く。

いやっまあ、オリジナル1974年版をナントカしようと言う工夫は買うが、デスラーがスターシャに入れあげたスケベ親父になってるやんけ!アカンわ、こいつ!
これが最大の欠点になってしまった。
テレビでも放映が追いついた第六章でも、反乱が起こっているし、オリキャラのディッツ提督が反旗を示してるし、カリスマ性が無くなってた。
んで、ガミラス星での決戦は、どーするか?結構期待したのだ。ハヤブサ航空隊も出撃したし、ガミラス本土防衛隊との大戦闘を指揮するのか?と思いきや?
たった1隻のヤマトに対して、自ら首都を潰す作戦?第二バレラスとか言うコロニーの一部を首都バレラスの総統府に突っ込んだヤマト目掛けて落とすとは、情けない無能ぶりでは無いか!
星の基地を犠牲にする作戦は1974年版、ドメルがバラン星で実施したが、これは前線基地であり、一応は無人にして囮にしたぞ。
思わせぶりに登場した細い目のギムレー親衛隊長もアッサリ敗退しているし、拉致された森雪に翻弄されるし、無能者の集団か。しかも大帝国の中枢部やぞ。
コイツ、こんな事してヤマトを沈めても国民の支持なんか得られへんぞ。
まだ1974年版では「本土決戦」を国民に訴えて士気を鼓舞していたと言うのに、なんと言う情けない落ちぶれぶり。
なんか隣国のスターシャはガミラスにとってのローマ法王みたいな立場らしいが、こんな事をしてもスターシャと結婚できんよ。結局は古代守と事実婚してるし。
仕事をせんとチェスばっかりしてるからアホになったんや。
しかも最後の追撃戦でもセレステラに色目を使われたから負けたし、碌な作戦を考えへんな。
ゲールの残存兵力があったので、波動砲も駆使した艦隊戦を挑めば良かったのに、わざわざ自ら乗り込んで白兵戦するな。
1974年版では戦力も無く、偶然にヤマトに突っ込んだので行き当たりばったりで白兵戦にしたのだが、最初から白兵戦ありきで作戦するな。1974年版の設定ではガミラス人は一定の放射線を浴びていないと死んでしまうので、ヤマト艦内に放射性物質をガス状に散布していたが、今回はガミラス人も地球人も同じ環境で生存できるので、ガミラスに勝ち目無いやん。
しかし、なんでガミラスは地球を汚染させたんや?メルダはヤマト艦内でホイホイ生きているがコレは1974年版の捕虜のエピソードから。この捕虜は環境に適応するために手術されているらしい。2199では森雪はガミラス星でもホイホイ生きてる。なんじゃコレ?
シュルツが毒ガス攻撃を仕掛けただけかあ?

そやけど、古代進も情けない役回りになったなあ。
七色星団で森雪の拉致を止められなかったし、第2バレラス救出作戦も間に合わなかったし(偶然助かっているが)、最後の白兵戦でも守れなかったし。
ミスも3回は多過ぎる。
せめて、第2バレラスからの救出は古代進のチカラ技で成し遂げて欲しかった。
えーとこ無しやんか。
森雪がイスカンダルお姫様と間違われて拉致されたのだから、ここは「長靴をはいた猫」やカリ城、ラピュタの様なお城での姫様救出劇を演出するべきなのに。

で、今回はガミラス星は壊滅してない。ヒス副総統やガミラス人は生存している。まあ時節柄、全滅は描写できないか。
1974年版ではガミラス全滅しているが、コレの方が地球政府はラクチンである。後々のメンドクサイ外交が不要になる。
しかし今回はガミラスの国は存続しているので、今後の地球とガミラスとの外交問題が発生するかも知れない。
問題が終結してない。
宇宙戦艦ヤマト艦長沖田十三

沖田艦長とヒス副総統が勝手に終戦交渉をしたのか?ヒスは兎も角、沖田艦長にソコまでの権限は無いぞ。
設定では地球の芹沢虎鉄なる人物がガミラスとの開戦を主張しておったが、コイツがヤマト帰還の後にどーいう行動に出るか?ウヤムヤ。土方に殺されるのか?
ディッツ提督も、どーなるの?ガミラス残存兵力や、ガトランティスの存在は?
出渕監督はオリジナルの矛盾などを補完したかったと思われるが、その結果、ほころびも出てしまった。
ヤマト2199はスッキリしてない終わり方になっている。

他にも色々あるが、また今度。


知らない間にトトロのサツキが小6に!?小4だ!2013年08月18日 17:57

えー!!!!?
「となりのトトロ」の草壁サツキ嬢が小学6年生?いつの間に?
小4のはずやぞ?
ふとWikipediaの「となりのトトロ」を観たら、「小6」に変更された?小4のワリにはシッカリしすぎているから小6に変更?

アホらしい!

トトロ公開当時1988年の書籍「絵コンテ集」「ロマンアルバム」には小学4年生と明記されている。
「THE ART OF TOTORO」では、初期構想段階で5歳くらいで家事をこなす女の子として考えられておった。
小6では大きすぎるのだ!

身長も両親と比べたら随分と低い。が同学年のカンタよりもチョイ高い。カンタは大人用自転車に三角乗りするが、ハンドルよりチョイ高いくらい。せいぜい高くても身長130cmより低い筈だ。サツキもその程度か。そうすると、頭2個分は大きい草壁父は170cm前後と考えられ、まあ妥当。
しかも、蚊帳の上で遊んだり、父と一緒に風呂入ったりと、行動は幼い。小6でコレはちょっと無いぞ。
小6にもなれば恥ずかしがるぞ!

お風呂に入る草壁一家
昭和30年頃の話であるが、当時の日本人の平均身長は、参考サイト
小1と中1、20歳くらいしか参考にならないが、
昭和30年でも
小1女子:108.5cm
中1女子:140.6cm
20歳女子:151.7cm

サツキは運動能力の優れた娘であり、平均より身長高いと考えた方が良い。エンディングではサツキよりも背が高い女の子もいるが背の順では後ろの方だろう。
そうしたら、小6としたら130cm以上はある。しかもバストサイズも……いやらしい!

Wikipediaに「当初は10歳の小学4年生という設定だったが、あまりにしっかりしているので12歳の小学6年生に変更された」
って、変更はイツの話だ?映画が出来た何年も後に設定を変更するなんて、あまりにも情けない。
誰がこんなツマラナイ、ダサイ、イチャモンを言ったのだ?

アニメなのだから、幼い子供がシッカリと家事をこなすのが面白いのだ!
幼稚園児の幼い子供からみたら、小4は大人だ!
こんな事を言ってたら「ママは小学4年生」なんか成立しないよ!

いや、他のアニメも成立すまい。
「ガールズ&パンツァー」なんか女子高生が戦車を巧く乗り回すなんて事にイチャモンを言われたらどーするの?西住殿が22歳になるのか?
ガンダムなんかアムロ君は15歳か16歳でザクをブチ壊しているぞ?
「未来少年コナン」なんかどーなるんだ!
「天空の城ラピュタ」なんかパズーはむしろ情けない主人公として設定され、シータ救出にも自分だけのチカラでは無く、ドーラに「乗っけて下さい」だけだ。それでもスゲー話だよ。
「崖の上のポニョ」なんか、ソースケは5歳にしてモールス信号を習得しておるのだぞ!
こんな事を書き出せばキリが無い。

宇宙戦艦ヤマトも、2199で古代君は18歳から20歳に老け込んでしまったが、コレは飲酒シーン対応であろう。しかし、女子に受けようと思ったらむしろ16歳くらいに若い設定に焼き直して、イマドキ腐女子に受けそうな美少年にすれば良かった。どうせ松本零士先生の名前を外すのであれば、キャラクターデザインも変えて欲しい。少年にしたほうが、兄恋しの話にも説得力が出るし、大戦末期の学徒出陣も演出できる。

と言うワケで、草壁サツキさんは小学4年生である!

ヤマト2199。1万隻のガミラス艦隊と、ドメル艦隊2013年08月09日 21:33

1974年オリジナル版ヤマトでは、ガミラス大艦隊の規模は不明であった。
ヤマト2199ではバラン星に主力艦隊1万隻が集結している。また別に親衛隊の艦隊が同規模程度あるらしい。
多すぎないか?

恐らく、後発作品のガンダムやマクロスなどの大艦隊に見劣りしない様に設定したと思うが、多過ぎると思う。
ガンダムに出て来るジオンの艦隊も多過ぎる。あれだけの宇宙船が運用できる国力があれば、国民は飢えないよ。兵士は農作業もしてないのにメシを喰っていると言う事は、それだけの食料を生産できる余裕があるんや。おいおい、贅沢しすぎや。
モビルスーツとか言う巨大ロボを動かすエネルギーがあれば、エネルギー事情も潤沢やんけ。多分、ザクが何台かあれば大阪の電力は賄えるぞ。エネルギーの無駄遣いや。
ガンダムセンチュリーではザクは出力9200kwとの事だそうだが、原発の大飯発電所は1基あたり117.5万kw。ザクの核融合炉が大体120台あれば原発一基分の電力が生産できる。
連邦に戦争しかけるくらいなら、電力造っとけ。アホなザビ家やな。
ガンダムは兵站も描写したと自慢しておるが、最後の展開は大艦隊すぎてリアリティが一挙に無くなってしまった。
まあ、マクロスはギャグなのでツッコムのは野暮か。
ヤマトこすぷれりぼんちゃん

ガミラス艦隊が1万隻。大小あるが、1隻に100人乗船していれば、100万人規模の兵士が必要。大型艦や空母もあるので、もっと多い。ヘタしたら1隻千人。1千万人近くの兵士が必要かも知れない。
Wikipediaを観ると、2011年現在のアメリカ海軍は、人員:32万8,516名。艦船隻数:505隻らしい。これでもベラボーに多いぞ。
ガミラスはアメリカ海軍の20倍近く。しかも宇宙船。
宇宙戦艦を今現在の洋上艦船と同じ程度の費用で出来る技術があると想定しても、アメリカ海軍の20倍もの規模の宇宙軍。しかも同規模の親衛隊も存在する……アメリカ海軍の40倍!
アメリカですら維持がシンドイと言うておるのに、ガミラス1国で賄えるのか?ガミラスの人口が分からんが、惑星1個を1国で統一しておるが、壊れかけた惑星なので人口は多く無かろう。そこに生産性の無い軍人を数百万人も養うのか?艦船を運用するのか?
これだけのテクノロジーと生産力があれば、もっと豊かな生活ができるはずやぞ。1人あたりメシを喰う量は人間と変わらんやろ。
惑星が壊れかけているので、別の惑星に移住する必要はあるだろうが、メンドクサイ地球では無く、ビーメラ星でえーやん。1974年版ではビーメラ人はロイヤルゼリー生産の為に必要なので生かしておく必要があり、ガミラスフォーミングできない。が、2199ではビーメラ人は滅んでいるのでガミラス人はビーメラ星に移住すれば良い。

また、異星に攻め込むのに、そんな大量の艦船が必要か?
前に書いたが今現在の地球はダメ。国際宇宙ステーションを1個運用するだけでシンドイ状況。月に人間を送り込むだけで必死のパッチ。アポロの時代よりはコンピューターは性能が上がっているけど、必要となるロケットの能力は変わらない。変わる訳が無いか。
こんな今現在の地球に、ワープ技術などを有するをガミラスが攻めて来たら?
ドメルの宇宙空母が4隻襲来しただけで、地球は降参するしか無いやろうなあ。宇宙空母4隻だけでは地球を全滅させる事は出来ないが、いつでも地球の主要都市をピンポイントで爆撃できる。地球からは攻撃できる兵器は無い。ノロノロと飛ぶ地球の核ミサイルなんぞ、簡単に撃墜される。
しかもガミラス人は地球人の言語も習得できるので、地球人に脅しをかける事もできる。アメリカ大統領もビビる。
まあペリーの黒船が攻撃に来た幕末日本と同じ状況になる。しかも現実の地球はガミラスの技術をコピーできるかも疑問。
つまり、現在の地球文明レベルの星を征服するには、年がら年中威圧出来るだけの必要最小限の宇宙戦艦を飛ばして、脅してやったらオシマイである。
第15話で親衛隊が惑星オルタリアを焦土、というか破壊しているが、完全にヤリ過ぎ。宇宙船も持ってそうに無いオルタリア人を統治出来ないようでは無能である。外交能力無いなコイツ。

なので、ガミラス1万隻は多過ぎるのである。財政を圧迫しておる。敵国ガトランティスも存在しているが、双方イチイチ交戦するメリットは無い。

と言う訳で、2199では七色星団でドメルが空母4隻と戦艦1隻だけで対決するのは、「小規模」と言う演出になってしまった。ドリルミサイルも民生品の流用である。
これは1974年版でのツッコミに対処した結果であるが、ちと寂しい。(簡単にドリルミサイルが逆転されてしまう事に対する言い訳対処)
1974年版では空母4隻は「大規模な艦隊」であるし、実際考えるとそうであろう。
ドメルも、この大規模な戦力を与えられたのにヤマトを仕留められなかったので自決するわけである。(別のオタクの意見ではデスラーの一存により命拾いをしたので自決したとも言われるが、ちょい違うとも思う。オタク連中の意見は一方的でナニ言うてるかワケ分からん。)
しかし、2199でドメルが自爆する理由がイマイチ納得できない事になる。ドメルは無実やし失敗もしてない。バラン星を壊しちゃったのはゲールとゼーリックである。
もしかしたらドメルは生きてたりして。

まあナニにせよ、ガミラスは宇宙戦艦を所有しすぎ。それだけのエネルギーがあれば国民は裕福に暮せるぞ。これはジオンも同じ。
スケールアップしすぎやわ。
その点、ガルパンは巧い事したな。黒森峰が重戦車20輛投入しただけで「すごー!」と思わせる演出にしたからな。過ぎたるは猶及ばざるが如し。

ガミラスは、数的に第二次大戦のアメリカ海軍と揃えていれば面白かったかも知れない。地球は日本海軍と同じね。終戦頃の話なので、ヤマト一隻のみ。



もっとも。
1974年版もドメルは3000隻の艦隊を率いているんやけどね。15話。しかし、この数値は脚本だけの結構適当な数値だったと思われる。あの脚本家は結構テキトーなトコロがあるからなあぁ。木星に「着陸」させようとしたり……(代替え案が浮遊大陸)。当初は宇宙空間で「ヤマトがひっくり返ってしまう!」との台詞があったり……。

検索したら、3000隻の多くはダミー艦と言う説もある。ドメルのモデル、ロンメル将軍は木製のダミー戦車を造った。この説も有り得る。

浮遊大陸は急遽考えられたアイデアだったので、コイツの理屈付けは難しい……。

ヤマト2199のサイトを観ると、最後にガミラス艦隊との決戦もあるらしいが、はてさて?
今後の展開は予想はしてないよー。

ヤマト2199第六章までの話。地球人の勝算2013年08月07日 21:01

ヤマト2199の感想をあまり書いて無かったので書きます。ネタバレします。
人物が増えたワリには人情話を深く突っ込んでないなあ。泣きが足りない。演出に余韻や間が無いのよなあ。
キャラが立つ前にエピソードが進むからアカン。やはり全26話では足りないから、倍の52話くらいは必要か、もしくは、古代と沖田、森雪らメインキャラだけに話を絞った方が良かった。キャラが増えてもモブ扱いでも良かろう。原田真琴の様に、目立つけどメインは張らない賑やかしキャラ、が良い。
2199では古代がモブキャラの一人に成り下がっている。真田さんの方が目立っている。真田の様な天才技術者が副長を勤めたら話の中心になってしまうのよなあ。
あくまでも真田さんは、ガルパンの自動車部の立場で居て、ここぞと言う宇宙要塞のエピソードで活躍、っが面白いのに。
もっとも真田さんの四肢のエピソードは今は無理かな?

1974年のオリジナル版と異なる点。ガミラスからの先制攻撃では無く、地球から攻撃を仕掛けた、と言う事になってます。しかも真相は地球国民に内緒。
この設定は必要かなあ?
というか、リアリティが無い。地球が正体不明の異星人に対して攻撃するか?ガミラス戦の前に内惑星戦争と言うのがあった事になっており、宇宙戦争のノウハウはあったとは言え、戦力が皆目分からない異星人に対して宣戦布告するとは、無謀としか思えない。ガミラスは正体不明であるが、少なくとも外宇宙を航行する超科学技術を有する軍隊であり、勝ち目があるとは思えない。どういう判断やねん?

勝算があるとしたら、兵站。ガミラスは長距離輸送を強いられるので、兵站を叩く戦法も考えられる。が、実際はワープと言う輸送方法であり、点から点への輸送。
内惑星戦争では、敵の物資輸送を叩く戦法が有効であったろうが、ガミラス戦では通用しない。地球軍の大誤算である。

宇宙戦艦ヤマト艦長沖田十三
現実的には宇宙の未知の文明と接触するのは難しかろう。距離が大問題であるが、例え太陽系内に知的文明を持つ異星人が居てもシンドイ。

1969年からアポロが何度か月に行ったが、もし月が砂漠の星では無く、人の様な生物が住む星だったら?水と大気が必要なので月より重力が大きくなり離着陸は困難になるが、まあ、金と技術をかければ距離的にはイケル。
ニュースで見つけた月面の画像
しかし、現実的には人を2人か3人ほど送り込むので精一杯。望遠鏡で有人の月を観測できても、その文明程度はどこまで把握できるか?文明の内容は未知で全く異なるだろう。で、石器時代か縄文時代程度の文明であったとしても、3人の宇宙飛行士が異星の石器人にケンカを売られたらどうする?機関銃で武装しても、相手が数千人やったら勝てんぞ。
相手が室町時代から江戸時代レベルの文明だったら、アウト。3人の宇宙飛行士は数名の武士を撃ち殺しても、弓矢でヤラレ、機関銃の技術はコピーされる。後にアメリカ人が数名来襲しても、異星人の機関銃部隊に撃ち殺される。
平和的に上陸しようとしても、コミュニケーションの手段も分からない未知の異星人と、どうやって接するの?今現在の人類には極めて難しいやろうなあ。異星人がヤクザみたいな極悪連中やったら、絶対に損にしかならない。
人工衛星から攻撃して威嚇すると言う手段もあるが、結構金がかかる。しかも相手が国家の体も成してない状態であったら、威嚇も効かない。
世論も五月蝿いので反対されるのがオチ。

今現在の人類は、例え太陽系に居住する異星人居たとしても外交が出来ないかも知れない。なにせ地球の上だけでもモメゴトがウダウダあるのに、どーやって異星人と外交をしろというのだ。太陽系内に異星人が居なくて良かった。
現在の地球よりもレベルの低い異星人にも勝てそうに無いのに、ガミラスに勝てるワケが無い。

続く

再考。ヤマト2199。沖田艦キリシマの航海と慣性制御について2013年07月11日 20:20

前の1/30のブログ記事でキリシマの冥王星・火星間の行程を書いてますが、
この時は2199年の各惑星の位置が分からなかったので、結構テキトーでした。

んで、2/13の記事で各惑星の位置が分かったので

2199年の惑星の位置関係とねこにゃー
それに基づいて沖田艦キリシマの行程を再考しました。冥王星から撤退する時は沖田艦長は負傷しており、他にも負傷兵は居たと思われます。慣性制御技術の無い地球の宇宙船では、きっつい加速は無理でしょう。

冥王星と火星の距離
約40,2AU:約60億キロメートル

3週間:24日間ピッタリで、1Gの加速度で加速、減速を実施し移動する場合。
加速と減速にそれぞれ
5日間と約4時間46分32秒
慣性飛行は
10日間と約14時間26分56秒。
を要します。

24日間ピッタリと言うわけでは無く、また冥王星火星間の距離は大雑把なので少なくとも分単位以下は誤差になるけど、まあ大体こんな感じですか。

キリシマの行程再考察
冥王星から5日以上は1Gで加速する必要がありますが、こんなノンビリした航海では慣性制御技術を要するガミラス艦の追撃に合いそうです。

が!
劇場版宇宙戦艦ヤマト2199第6章のパンフレットを読むと、科学考証・半田利弘氏(鹿児島大学理学部教授)の宇宙コラムに
「冥王星沖海戦でのユキカゼの運動は、こうした慣性制御装置の存在を思わせます。」
「キリシマの離着陸シーンは、こうした重力質量制御装置の存在を伺わせます。」
と記述されている!
なんで第6章のパンフレットにワザワザ第1話のシーンの記述をするのか???

テレビ第1話を見直すと、冒頭の古代守はプカプカと浮いているし、沖田十三の血も浮いている?
いやまあ確かにキリシマが地球に着艦する挙動は重力制御が無ければ出来ないが、艦内に慣性制御が働いている様には見えんぞ?
慣性制御だけ働かせて、艦内は無重量状態?どういう設定やねん。
更に劇場版の第1章パンフレットには、キリシマの艦内には重力制御は持たず、搭乗員は磁力靴で身体を固定すると書いているぞ?
どういう事やねん??
大きな宇宙船を重力制御できるのに、艦内には重力制御を働かせないとはコレイカに?

宇宙船の動きを考える時、宇宙なので大気圏内を飛ぶ飛行機や自動車の様にカーブを曲がる事は出来ない事は前に書きました

というわけで、宇宙船で慣性制御が欲しいなあっと想定できるのは、以下の様に動く時と、その合わせ技。慣性飛行時は別に不要。天体の重力に引っ張られているだけの時も不要。まあエルトリウムやガルパン学園艦並みの巨大宇宙船なら潮汐力も働くけど。ヤマトの大きさでは考慮しなくとも良い。
宇宙船で慣性制御が欲しいなあ

「揺れる時」はカナリ誇張して描いているけど、ヤマトやキリシマの様な大きな宇宙船の場合、ガミラスから攻撃を受けたら弦楽器の弦の様に揺れます。宇宙は真空なので揺れを抑えるモノが無く、振動は長時間続くはず。コレで中身に往復運動が発生するので、これを制御するのは難しい。
他のは直線的な加速に反するチカラを、どうにかして発生させれば良いが、振動に対する慣性制御は極めて難しいやろうなあ。
で、慣性って言っても、宇宙船の構造物が人などに「押す」チカラを加えるだけなのであります。宇宙船が揺れる場合は、壁にブツかって往復運動をするので、コレは抑える必要があります。
ヤマト艦内では、艦載機格納庫には慣性制御が働いていないと言う設定になってますが、あれは危険。艦載機や工具や人員が吹き飛ばされてしまいます。
コスモファルコンに搭載する爆弾がアッチコッチに飛び散ったらヤマトが破裂するよ。
この設定はミスやね。
で、台詞でも
「ここは慣性制御が働いてない」
とあるので、同じ様に人などがプカプカ浮いているキリシマやユキカゼの艦内には慣性制御が働いていないと考えられます。

揺れる動きはガミラスからの攻撃を受けた時のみならず、波動エンジンを吹かした時なども揺れます。

ヤマト2199など近年のアニメではメカはCGで描く場合が多いのですが、その動きが軽く観える原因の一つが、この「振動」が表現できてないからかも?手描きの場合は鉛筆のタッチでブレを表現できるけど、3DCGの場合はキッチリしすぎる。

ほんでから、この架空技術である慣性制御を考察しても良いけど、メンドクサイからまた今度。

しかし、同じく劇場版宇宙戦艦ヤマト2199第6章のパンフレット、科学考証・半田利弘氏(鹿児島大学理学部教授)の宇宙コラムに
「艦内重力を発生させると船の加速が悪くなるはずです。」
と書かれている。
しかし、実は巧く慣性制御を設定すると、むしろ加速性能や旋回性能が良くなるのだ!

そやけど、なんで第6章のパンフレットにワザワザ第1話のシーンの記述をするのか??
まさかスタッフが、このブログを観たワケではあるまいな?

加藤直之氏、ヤマトを描く。2013年04月01日 20:45

あのスタジオぬえの加藤直之氏を我が家に招いて、宇宙戦艦ヤマトのイラストを描いてもらいました。
ヤマトを描く加藤直之氏1
ウソです。4月1日。

ホントは先日大阪梅田のMBSキャラまつりのイベントで、ライブペインティングをされてましたので、ケータイで撮影した訳です。
大変な人手でしたし、加藤氏は一心不乱に描いてましたので、サインなど頂ける余裕は一切無しでした。とほほ。
ヤマトを描く加藤直之氏2
大阪MBSをキー局に宇宙戦艦ヤマト2199を放映するので、こーゆーイベントをしたワケですね。
ゆるキャラを招いたイベントなので、小さな子供連れが多い中、加藤直之氏のライブペインティング目当ての大人達が大挙して紛れ込んでいる光景は、いつもの事ながらシンドイ事です。

私は高校生の頃に、美術の授業で加藤直之画集を見本に油絵描いてみました。これで陰影の付け方やら顔の描き方を覚えたのですが、今の画風には全く反映されてない様な(笑)。
ちなみに中学の時は江口寿史の「すすめ!!パイレーツ」を手本にして描いたのです。パイレーツの方が影響デカイか。
大阪は中学高校の授業にジャンプや加藤直之画集を持ち込めるのですから大雑把なものです。って持ち込んでいたのは私だけ。

こーゆー全長5メートルのヤマト模型も展示されてましたが、造形がイマイチ。
ヤマト模型1

ヤマト模型2
森雪さんや原田真琴さんらの女子キャラコスプレの方々もいらっしゃいましたが、もうちょい宇宙服っぽくしてほしかったので撮影してません。
やっぱりどう頑張っても、ゆるキャラと同じ扱いなのよね。

しかし、思い出しましたが、TBSが押していたキムタクヤマトでの宣伝番組は結構観ましたが、キムタクをはじめとする出演者関係者一同は、ただの一度も
「アニメ」
の言葉を発せず
「原作」
っと言い続けました。そんなにアニメがイタイと思っていたら、造るな!
そんな事やから、日本の実写テレビドラマとか映画は海外で当たらんのじゃ。
キムタクヤマトの監督山崎貴は
「俺、宇宙撮った事ないじゃん」
とかナメきった発言をしてた。
こんな根性で面白い作品が造れる訳無いやろ。

で、梅田に行った目的はガルパン関連のソフトなどを買いあさるためでした。
感想はまた。


古代。儂は今からさよならを言うぞ。2013年03月12日 19:54

YAHOO!のニュースで知りましたが、先日スポニチの記事で
「納谷悟朗さん死去」
の訃報が!
えー!
声優さんには別に思い入れの無い私ですらビックリの訃報であります。まあ、83歳なので無理も無いのでしょうが、惜しいですねえ。

近年のアニメ作品はドーも男性キャラに迫力が無いので、魅力も半減しているのですが、ドスの効いた声優さんも欲しいトコロですねえ。

「近寄り難い存在」
とありますが、まあ、こういうお人は必要ですねえ。

沖田艦長の絵を描き直しました。
ちょっと濃いめです。

宇宙戦艦ヤマト艦長沖田十三

で、太陽系フェアウエルパーティーですが、オリジナルの1974年版ではシュルツの冥王星艦隊を殲滅した後に執り行なっています。地球をボロボロにし、沖田艦隊を壊滅させた冥王星艦隊を殲滅した後なので酒盛りしても良いでしょうねえ。

しかし、ヤマト2199では、「赤道祭」と名前を変更するのはヨシとして……
原田真琴にコスプレさせるのもヨシとして……

あれ?まだシュルツ生きてるのでは?ドコ行ったの?っと思った後でノコノコと登場。
おいおい!
冥王星艦隊を殲滅してないのに、ノンキに酒飲んでる余裕は無いはずやぞ!

ヤマト2199では冥王星の基地を破壊して、敗走したガミラス艦の一部を沈めているが、メ号作戦で出て来た大艦隊との会戦はしていない。冥王星の戦力を殲滅したと言う手応えが無い筈や。
そんな状況で酒盛りできるかあ?
メ号作戦で地球艦隊をボコボコに壊滅させた艦隊をノサバラセておいたママで、宴会するなよ!
酒飲んでる間に追撃を喰らったらヤマト完敗やないか!

これはヤマト2199のシリーズ構成の失敗やと思いまっせ。
全般的にヤマト2199は「戦時中」と言う状況が描ききれていない。
戦後産まれのスタッフは考え甘いなあ。

ヤマト2199。ヤマトのワープ成功以前に超光速技術が在った!2013年02月13日 20:50


このブログはメンドクサイ内容を書こうとしているので、更新頻度が低いですな(笑)
前回、宇宙戦艦ヤマト2199でのイスカンダル宇宙船シェヘラザードの速度の事を書きましたが、2199年の各惑星の位置関係がよく分かりませんでした。
んで、検索してみたら信頼できるブログ記事がありましたので、参考にしてみます。

参考サイト:MASA Planetary Log

で、ヤマト2199では
まず「アマテラス」から海王星域を通過するイスカンダル船を確認した事を、冥王星の沖田艦キリシマに報告。
沖田艦から地球に暗号を報告。
地球から火星の古代と島に報告。
古代と島はイスカンダル船シェヘラザードが火星大気圏突入を確認。

前にも書いた通り、サーシャのシェヘラザードは海王星あたりから火星まで約10分と超光速で飛んでいるワケですが……
問題は地球の通信ですよ!海王星と冥王星、地球、火星、のそれぞれの距離は大変離れていて、光速でも何時間もかかってしまう訳ですわ!

海王星と冥王星との位置関係が分からなかったのですが、先のサイトを観たら、どう見ても、光速でも数時間かかる距離です。
シェヘラザードを目撃したアマテラスはドコに居たのか?知りませんが、冥王星あたりに居たとしたら、海王星近辺を通過するシェヘラザードを確認したとしても、それは数時間前の情報。その間にシェヘラザードは火星に到達してしまいます。
と言うワケで、アマテラスは海王星近辺に居て超光速通信!で沖田艦に報告していると考えられます。
表に纏めてみました。

2199年の惑星の位置関係とねこにゃー


海王星から火星まで4時間4分31秒かかりますが、イスカンダルの宇宙船シェヘラザードは10分で移動します。
平均速度は光速の約24倍。
火星到達時は光速以下に減速していますので、トップスピードはもっと速いわけですね。
やっぱりノーヘルのサーシャは死んじゃいます。ヘルメットはかぶらないとイケマセン。
ヤマト2199のコミック版では、サーシャの御遺体が火星に埋葬された経緯が簡単にですが描かれています。コレは親切。でも埋葬を丁寧にしたくらいで済む問題では無い。
やっぱりサーシャの代理は ねこにゃー。

図から計ったので大雑把ですし、各惑星の公転軌道面は一致してませんのでもうちょい離れていると思います。
また、ヤマト発進は2月らしいですが、冥王星会戦は3週間以上前の出来事なので、地球や火星の位置はちょっと違うはず。
しかし、
海王星から冥王星への光通信は8時間16分以上。
冥王星から地球への光通信は5時間15分以上。
地球から火星への光通信は19分以上。
合計は13時間50分以上で、それに伝言ゲームの時間が加わります。

しかし、話の都合ではこの通信は10分以内で行われています。
っと言うワケで、地球の技術で光速以上の速さで通信が行われているワケですよ!
「タキオン」が通信には実用化されているワケですわ!

どーも、超光速の技術は通信分野では実用化されたトコロでも、宇宙船や兵器には実用化されていないと言う事になります。
現実にはコンナ事なんか出来るワケが無いですし、しかも、
「実際に超光速で宇宙を飛ぶ宇宙船がどのように観えるか?」
それすら不明なんですよ。光速近くで飛ぶ粒子が水中を進む場合、水中は光速度が遅くなるので見かけ上超光速になってチェレンコフ光を発しますが、宇宙をマジで超光速で飛ぶ宇宙船がドノ様に観えるか?ホントのホントは分からない訳です。

と言うワケで、2199年の技術力ではイスカンダルから設計図が送られて来ただけで、ワープなんかが出来る波動エンジンが作製できても、さほど不思議は無いと言う事になります。フィクションとしてはツジツマは合います。
赤道祭で各家庭に超光速通信をしていたので、さほど難しい技術では無いと言う事になります。

しかし、メ号作戦では伝言ゲームしてますが、これやったらアマテラスから直接に古代に通信したほうが速いやんか。軍隊はメンドクサイ。こんな事してるからガミラスに負けるんや。伝言ゲームしてたら超光速通信がガミラスに傍受される危険が高まるでは無いか!
しかも、ヤマト2199では事前にサーシャが海王星方面から火星に向かう事が分かっているみたいですし、火星と言っても結構広い。シェヘラザードが火星のドコに着地するかまでは分からないみたいなので、迅速に古代に報告する必要があります。イチイチ沖田や地球に報告しているヒマなど無いはずなのです。
沖田にも一緒に報告して、沖田艦隊はサッサと退却するべきなのです。

このエピソード。オリジナルの1974年版では、沖田艦が偶然イスカンダル船を発見して地球に報告し、たまたま火星に居た古代と島に報告しています。こっちの方が合理的です。

1974年版ではヤマトは突貫工事で建造されるのですが、既に地球には超光速通信技術はあるので、設計図さえ提供されれば3ヶ月程度で波動エンジン搭載艦を造ってもサホド不思議は在りません。突貫工事なので最初のワープでは壊れるっと。
大戦末期の非常事態なので、これくらいの方が説得力があります。

ヤマト2199ではサーシャ来訪の前にユリーシャも来日してますが、イスカンダルも国力が無いのですから1回で用事を済ませるベキです。

ヤマト2199対ヤマト1974。設定対決2013年01月30日 20:28

さて、前回はガルパンとヤマト2199のCG比較なんて書いてましたが、ヤマトの方向転換を描いてみてフト思った事。
ヤマト2199では人工重力や慣性制御の装置がある地球艦船はヤマトだけで、沖田艦キリシマやユキカゼ等の地球艦隊には慣性制御やら人工重力は働いていないのです。
ん?冥王星での戦闘では各艦はカナリの機動性を発揮していて旋回運動なんかしてましたよね?搭乗員の耐Gは大丈夫??
映像からキリシマなどの旋回運動を考察しても良いのですが、旋回したら旋回半径と速度を計れば、艦内にどれだけのGがかかるか計算はできますが、宇宙空間の話ですので判断がしづらいのですわ。今回は見送り。

そんでもって、代りに、沖田艦が冥王星から火星に向かう行程を考えてみます。
えーっと、冥王星の公転は
近日点距離:29.574 AU
遠日点距離:49.316 AU(AU:天文単位:149,597,870,700 m)
で、冥王星の近日点は、海王星の近日点距離29.811 AUよりも小さいのですわ。
火星は
近日点距離:1.381 AU
遠日点距離:1.666 AU
テナ訳で、極めて大雑把に考えたら、冥王星と火星の最短距離は
27.908AU=4174977375495.6m
光速(299792458 m/s)で移動しても約13926秒(3時間52分くらい)もかかる距離です。
ホントはもっと遠い。

ヤマト2199の漫画版によると、キリシマは冥王星から火星まで3週間で移動してます。
そうすると、キリシマは平均速度は約2,301,024m/s ですね。(計算間違えてないかなあ?)
光速の約0.77%の速度です。ホントはもっと速い速度を出す必要があります。
これまでの人類が作成した機械の最高速度はボイジャー1号の17,073m/sなので135倍も早い訳ですね。

で、この速度を出すためには加速をしなければなりません。
冥王星で戦闘をしている訳ですから、冥王星の衛星軌道を廻っているのか?または冥王星に向かっているのか?は分かりません。
が冥王星に対する相対速度は0と考えて、そこから光速の約0.77%まで加速して火星に向かわなければ3週間で到達できません。

で、これが結構大変なようなんですよ。
表に纏めてみました。
沖田艦キリシマの加速度1

最短距離を移動するのに光速の約0.77%まで加速しようとしたら、なんと、10Gの加速でも6時間31分もかかってしまうのですよ!慣性制御が無いので人間の限界ギリギリ越えてますが、これでもダメなんですわ。
ジェット戦闘機なみの7Gでは9時間以上も加速しなければなりません。F1自動車並みの4Gでは16時間以上。コレでは人間が耐えられません。
しかし、2Gや3Gでは21時間以上、丸1日を要します。コレでもシンドイ。沖田艦長は耐えられない。
普通に考えたら1Gで2日と17時間かけて加速ですが、これでは日数がかかりすぎて火星まで3週間でたどりつけません。
現実的に沖田艦長が耐えられる様に4日以上1Gで加速して慣性飛行し、4日以上減速して火星に到着。と言う行程になりそうです。
1Gよりチョイ速い加速でも似た様な行程なので、身体の負担を考えたら1Gの方が良い。
(なお、これだけの速度が出せるので、軌道計算などはさほど考慮せずとも良いでしょう。衛星速度とか惑星の公転速度よりも遥かに速いので。)

沖田艦キリシマの加速度2

しかし、4日も1Gでしか加速しなかったら、これでは慣性制御技術を要するガミラス艦の追撃にあって、生還はできそうに無いですよ。
その点、オリジナルの1974年版では沖田艦や駆逐艦ゆきかぜにも人工重力が働いているので、急加速が可能となり、3週間程度で冥王星から火星までガミラス艦を振り切って航行できても、さほど不自然は無いのです。

おそらくは2199版のスタッフはリアリティを考えて
「慣性制御なんて波動エンジンなどの異星人技術が無ければ無理だなあ」
っと考えたのでしょうが、慣性制御すら無い技術力でガミラス艦と戦争できるワケが無いのです。

ヤマト2199の慣性制御が無いと言う設定に従うなら、沖田艦長らは耐Gスーツを着用し、ジェット戦闘機の様なシートに固定され、短時間だけ高速の加速度に耐えてガミラス艦を振り切り、その後に1Gの加速度で火星に向かう。と言う映像にする必要があります。
それでも慣性制御技術のあるガミラス艦はその加速について行き、搭乗員は自由に活動できるので攻撃も自由自在。沖田艦は逃げ切れない……

ここは、オリジナルの1974年版の方がリアルなのです。

西暦2199年の惑星の位置は知りませんが、どーやらココのサイトで計算できるようです。

参考サイト:STUDIO KAMADA
2199年の1月は小惑星アポフィスが地球に接近しているらしいです。
冥王星は近日点には無く、結構遠い。
2199年の1月は火星は冥王星から観て、太陽の向こう側にあるみたいです。冥王星からは地球の方が近いようです。
火星が冥王星に近づくのは、2199年9月から2200年8月まで。一番近づくのは2200年3月頃みたいです。
1974年版では、第14話で西暦2200年になりますので、冥王星から観たら火星の距離が地球よりも近い時期に話が進行しているみたいです。偶然ですが、1974年版の方が惑星の位置関係が都合が良いのです。

さて、もっと奇妙なのがサーシャの宇宙船。
海王星軌道から火星まで約10分で突き進んでいますが……
先にも書いた様に海王星と火星まで、最短で考えても光速で3時間52分以上かかるのです。
サーシャの宇宙船シェヘラザードはワープもせずに光速の23倍以上のスピードで飛んでいる訳です!
イスカンダルの技術はスゴい!
ココで「そりゃ無理」と言うのは野暮。

サーシャ代理ねこにゃー
サーシャの代りに、似ているガルパンねこにゃーです。
しかしこりゃ、地球でも設計図だけで波動エンジンができますわ。


計算間違えてないかなあ?
もし間違いが在れば、訂正記事も書きますよ。

ヤマト2199対ガルパン。CG対決2013年01月26日 20:49

このブログを造った当初はヤマト2199の感想を書こうと思ってましたが、予想外のガルパン放映により、少々辛口になってしまう予感でシマウマ。

で、メカのCGなんですよ。
まあ、ヤマト2199のヤマト等の戦艦が3DCGで描かれるのは上映前から予想されてましたし、あの複雑な形状の戦艦を手描きで動かすのはシンドイのでCGで良かろうっと思ってました。

このブログでは、なるべく私自身が描いたイラストを掲載したいのですが、今回はやむを得ず公式サイトから映像をコピペします。
ヤマトや沖田艦キリシマ、ガミラス巡洋艦です。
宇宙戦艦ヤマト2199より
立体曲面が多用されており、陰影がグラデーションになりますが、これが動きで観るとチョイと違和感があるんですよねえ。まあ仕方が無いのですけど。
しかし、コスモゼロの場合

コスモゼロ
直線が多いデザインなので3DCGで動いても、さほど違和感は少なく、手描きのキャラクターと馴染んでいます。


CGで動かす登場メカはホトンド戦車。
四号戦車の場合は砲身以外はほとんど直線。面は平面。転輪も立体曲面ではありません。
四号戦車

立体曲面で構成されているのは、例えばサンダース大学付属高校のM4シャーマンなどですが、
M4シャーマン
角が丸いだけなんですよねえ。

ヤマト2199もガルパンも、メカが主役なのでCGは頑張っていますし、技術的には両者会い譲らず、っと言うトコロなんですけど、現在のトゥーンレンダリングに合うのは、ガルパンなんですよねえ。
ガルパンはメカのチョイスが巧い。っと言うトコロでしょう。

それから動き。
ヤマトは巨大な艦船が動きますが、チョイ軽い。
いや、未来技術なので巨大艦船が宇宙で戦闘機みたいに動き廻っても別にかまわないのです。船内には慣性制御もありますし、急旋回しても強烈なGの心配は無いのでしょう。(ホントは人間ペシャンコ)
でも、それを差し引いてもヤッパリ軽い。なんで軽く観えるのか?単に見慣れていないから?
稀に大災害などで、巨大な建造物などが崩壊したりする映像を観ると「ホンマかいな?」と言う動きを観ます。滅多に観れないから、なおさら慣れずに「ホンマかいな?」です。
たとえばニューヨークの世界貿易センタービルが悲惨なテロで崩壊した映像があります。航空機が突っ込んだ後に、ビルは斜めに傾斜せず、真直ぐに縮む様に崩れ落ちて行きました。
この倒壊シーンを特撮やアニメで描いた場合に説得力がでるでしょうか?大概のハリウッド映画では、ビル崩壊シーンは、ビルが斜めに傾斜し回転しながら倒壊していってますが、実のトコロ、巨大で重い支柱を斜めに回転させるにはコレマタ強大なチカラが必要になるので、斜めに転がる様には崩壊しにくいのですよねえ。

ヤマトなども同じ。これを高速で回頭させようっとしたら強大なパワーが必要となります。今回の2199では姿勢制御ロケットも描写されてますが、宇宙空間なので回頭を停止させるにも反対側に姿勢制御させる必要があります。宇宙で回頭させるには姿勢制御ロケット以外の効率の良い方法もあるのですけどね。
で、別に高速で回頭するのはヨシとしても、ヤマトは高速で動いている訳で、回頭しただけでは普通の海上船みたいに方向転換できるワケが無い。回頭した後は自動車のドリフト走行みたいに横滑りをしつつ、徐々に方向転換する事になります。しかも船首を向けた方向には進行しないので、また船首を反対方向に回頭させる必要があります。
ヤマト方向転換

大体この図の様な感じになります。
しかも、自動車や船舶がカーブを曲がる時は減速するのですが、この図の動きでは加速しているのです。進行方向に加速させたく無いなら、90度以上の回頭が必要です。
正確に描くなら、ヤマトの加速度や回頭する加速度などを設定し、かつ、敵との距離もキチンと設定する必要があります。
宇宙船の場合は最高速度なんか意味は無く、最高加速度を設定する必要がありますね。
推進力と質量から割り出せるけど。

90度の方向転換しようとしたら、まず、これまでの運動エネルギーを打ち消す必要があるので、180度回頭をして波動エンジンでブレーキかけて、その後に90度回頭し、波動エンジンを吹かして飛んでいく必要があります。コレはガミラス艦もコスモゼロも同じ。
後退の場合も似た様な感じ。
大体こんな感じ。
ヤマト90度方向転換
敵ガミラスが存在する設定なので、90度方向転換や後退も必要となる場合があります。

こんなメンドクサイ動きは如何に未来技術とはいえ時間がかかります。如何に未来技術とは言え、このメンドクサイ動きをする必要があります。
これを描写せんとイケマセン。
更に、ホントは近所に存在する天体の重力も考慮する必要があります。
また更にホントは回頭時も波動エンジンを吹かしているので、動きも、もうちょい違いますけどね。

その点、ガルパンの場合は戦車の動きを、昔の記録映画や現在の戦車の映像を研究して、その動きを再現したらよい。誇張はしてると思いますが、スタッフの努力と根性で巧く動いてます。
ガルパンの場合、背景動画のCGは残念ながらチト軽いのですが、戦車はOK。本格的に人気爆発したのは4話の聖グローリアーナ女学園戦からですが、戦車を走り回らせたからでしょう。3話までの校内練習では、西住みほ殿の4号戦車が吊り橋上で身動きできない状態だったので、CGの魅力が発揮出来なかったトコロがあります。

動きのタイミングも、重い戦車が強烈なパワーで動いていると言う感じにしてます。

ガルパンの場合は戦車のドリフト走行を描写してますが、ヤマト2199はヤマトのドリフト航行を描写してないので、ヤマトの負けとなります。
惜しいなあ。