Conscience of MAGAZINE Weblog & HOMEPAGE Search

パワードスーツ考え中。メカは難しい2018年12月15日 22:37

Twitterにはしょっちゅう書いてるけど、このブログがご無沙汰になってしまった。

サイトはデザインを変更するつもりは無いがメニューイラストとかトップ絵は更新したい。
のであるが、Twitterで、あの!加藤直之氏とやり取りで絵を描こうとしてたのだ!ベテランさんは心が広いぜ。
パワードスーツの足につける車輪の話で、ローラースケートの様な車輪の駆動輪は後輪駆動が良いか?前輪駆動が良いか?
ってな話だ。
加藤直之氏はこれまでの作品事例とセグウェイなどの事例で踵に後輪をつけて後輪駆動が良いと主張していた。前のめりに進むからだ。
足の指や指の付け根に駆動輪をつけると、不整地を歩くのに不便だと言う意見もある。足の指はあくまでもアイゼンの様に爪の役割を果たすからだ。

それに対して私の案は爪先に駆動輪を配置

パワードスーツに付ける車輪

車輪をつけたロボット

これはパワードスーツが車輪で動く場合はウィリーで仰け反って倒れてしまうのを避ける為だ。
後輪駆動は自動車やオートバイ、または自転車には普通だが、ドラッグレースなんかではウィリーバーをつけたり極端に車体を長ーっく伸ばしたりしている。
また、もっと遅い電動車椅子でも後部に転倒防止の補助輪をつけているからだ。例えばこんなの。

てなわけで人型ロボットやパワードスーツの足に車輪をつけようとしたら前輪駆動の方が良いと考える。

しかし、加藤直之氏から、不整地走破の為には車輪は大きい方が良い。とのご意見でデザインが難しくなってしまった!

当初はスリムなパワードスーツを考えていたが、大きい車輪をつけるにはアンバランスだ!
スリムなパワードスーツ案
なぜスリムな方が良いと言うと、狭い日本の木造家屋でも使える為には操縦者込みの大きさと重量は相撲取りくらいが限界だと考えるから。そうすると元々デカイ男は対象外となる
またスリムな方が関節角が大きくなるので同じパワーなら加速時間が長くなるから速く動けるわけだ。イチローは関節角を大きくする為に筋トレしないのだが初速を大きくすると言うてるがコレは違うだろう。加速時間が長いから速くなるのだ。

でも大きい車輪にできるだけ小さなパワードスーツをデザインするとなると中々に難しい。しかも車輪で階段も登れる様にするには相当のデカさが必要だ。

階段を登る車輪

変形する車輪1

変形する車輪2

考えてたスーツだが、太くするとブサイクになってしまう(苦笑)。
車輪つけたパワードスーツ案
と言う事でデザインに四苦八苦してたら、なんと実際に作ってる会社の情報が出てきた!


ATOUN(http://atoun.co.jp)と言う会社の話によると、前輪駆動で踵に後方転倒防止用のオムニホイールを装着するデザインである。
私の考えてたのと同じだ!
私はやはり理にかなっている!
しかし!実際に作っている人のアイデアは更に上駆動輪は足の裏に装着せず、車輪移動する時だけ接地すると言う変形機能を有しているのだ!
実物の方が想像を上回っているのだ!

私の案は変形車輪のデザイン変更の他に変形機能も必要となってしまった。

しかし変形機能で車輪を普段どこかにしまっておいた方がスリムなデザインにできそうだ。

一旦コレは休憩してメニューイラストとトップ絵を描こうっと。
今何かと忙しいのよ。