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新作オリジナルアクション漫画2015年10月01日 21:52

先日TINAMIで募集されていた「World MANGA Contest」新作を応募してみました
先に漫画を読んでね。
このイベントは既存の作品でも良いので過去作を応募してたのですが、どれも理屈っぽい漫画ばかりだったのでアクション漫画を急遽描きおろしてみたわけです。
1970年代テイストを狙ってみたんですね(大笑い)。
小さいサイズはホムペにおいてみました。
見開きにすると漫画っぽくなって良いと思いますけど?

虎のボス
当初のタイトルは「野獣刑事」にするつもりだったんですけど、念のために検索してみたら1982年に工藤栄一監督、緒形拳主演で実写映画のタイトルで使われていましたので変更しました。コレは観てないんですけど、どーやらシリアスっぽい(当たり前だ)。
でも同タイトルのゲームもあるみたい?

んで、「野獣警察」に変更しようと思って再度検索してみたらコレも劇画で既にありました。コレも知らんかった。

念頭にあったのはドーベルマン刑事だったのに、どーしてあんな漫画になったのか(笑)。

ペンでは無く動画用紙にシャーペンや鉛筆で線を描いたのです。動画用紙で描くとアタリの線を消す必要が無いのです。消しゴムの手間は結構かかりますからね。
そこからPhotoshopで仕上げです。
雑誌に投稿する場合は更にボカシの部分や灰色の部分をモノクロ2階調に変換する必要がありますが、ネットで公開する場合はモアレが生じるのでしてません。

モノクロ2階調りぼんちゃん修正版
ここからネタバレ
よく考えたら象とかカバとか初めて描いたかも?
出鱈目な描写やけどフィクションなのでゴメン。当然の事ながら全部ウソッパチ
最近の漫画は現代劇を描く場合にイチイチ入念に取材したりしてカナリ面倒くさイらしい。ウソを描くと読者からクレームが来るのだとか
めんどくセー!
だから若い連中は現実離れした異世界だの人類文明崩壊後だののファンタジーに逃げ込みやがる。
まだ昔「ダイの大冒険」を半分程度読んだだけなら許せたが、似たり寄ったりの設定ばかりで飽き飽き。
鋼の錬金術師も単行本読んだが途中でどんどん残酷になって古本屋に売り飛ばした。
陰々滅々。

今回の漫画は急いで描いたので雑になってしまった。プロは巧いし早いねー。
このネタはイマドキの絵柄が描ける巧い人に描いてもらったらもっと面白くなると思う。

女子キャラは当初大人にしようと思ったけれど、どーしても子供にしか見えない。
頭身を上げてもスリムなのでせいぜい中学生にしか見えない。
だから小中学生で構成されている警察組織と言う事にデッチアゲ。
多分コイツらは虎ボスの他もあだ名で呼び合っている(太陽にほえろ

また普通の警察組織は総理大臣の支配下にあるから気に入らない。反与党の運動をしている人々に不当なまでに圧力をかけるから気に入らない。
よって、コイツらは政府の支配下には入って無い完全独立組織と言う事にデッチアゲ
他のエピソードを描くとしたら総理大臣や警察組織のトップの連中をブチノメス話になると思う。
在日米軍や自衛隊も相手。
って、このエピソードは既にドーベルマン刑事で描かれてたな。忘れちゃったからまた読みたい。

よく考えたら西部警察も最初の相手は装甲車だった。

トップ絵は浮遊大陸2015年10月25日 16:07

久々にトップ絵を更新しました。
賞金稼ぎのコンテストに応募してたり、政治ネタを勉強してたりして、トップ絵の更新が遅くなっちゃいました。
今回の絵は結構時間がかかってしまった。イカンイカン。
りぼんちゃん花ちゃんはちゃんと宇宙服を来てますのでご安心を。
宇宙服りぼんちゃん
木星の赤道付近にある浮遊大陸の近所で遊んでます。
木星の重力は24.79m/ssですが、自転の遠心力の為赤道では23.12m/ss
地球の約2.36倍です

今回の浮遊大陸はデザインはオリジナルですが、熱気球の様に浮かぶ生物は故カール・セーガン博士も発表してますし、その又昔に故アイザック・アシモフ博士が可能性を唱えてます。
カール・セーガンCOSMOSと言う人気のあった科学番組で、木星大気中の窒素化合物などを食べる為に大気圏下部に潜り込んで行く生き物「シンカー(Sinker)」そのシンカーを捕食する気球の様な「フローター(Floater)」更にフローターを捕食するエイの様な生物「ハンター(Hunter)」なんて言うのをイラストで紹介してました。
今回のイラストは、そのフローターを念頭に置いて、熱気球の様な球体を持つ巨大植物と、それに絡まるツタ植物、その上で繁茂する雑多な動植物からなる閉じた生態系で浮遊大陸を構成させてます。
こちらの方が宇宙戦艦ヤマトに登場する浮遊大陸よりは説得力が出ると思います。
大きさは大きい球体が直径10km程度で、土地の広さは淡路島程度です。

木星の浮遊大陸、生物型
ヤマトに出て来たオーストラリア大陸程度の大きさにすると球体が見えなくなります。
このデザインでオーストラリア大陸の大きさにすると熱気球の球体が馬鹿でかくなるので、説得力が無くなります。
ヤマトの場合は波動砲の威力を見せつけるために直径3千kmから5千kmの浮遊大陸を設定しましたが、これを今回の理屈で生物型にするとどーなる事やら
厚みを無くすとペランペランの紙の様な形になるので迫力が無い。なのでジャングルジムの様な梁が複雑に入り組んだ様なデザインになるかな?作画が滅茶苦茶面倒くさイ。3DCGにするしか無い。

ヤマトの浮遊大陸は実のトコロ、脚本家が科学に疎く、ヤマトを「木星の大地に着陸」させようとしたとか!木星がガスの固まりである事を知らなかったんですね。他のスタッフが慌てて修正し、浮遊大陸の設定を考えたとか。1974年版では「伝説」として何故あるのか不明にしてます。一応メタンの海に乗っかって軌道を周回していると言う事にしてますので、衛星が大気圏内に入ってると言う事にしてますが、これは苦しい。2199の科学考証半田利弘氏も不可能と書いてます。
2199ではガミラス人がガミラス星の一部を持って来て重力制御で浮かせている事にしてます。なんとかツジツマがあった。
と思ったけど、大きさは1974年版と同じなので今度は「ゲシュタムの門」が使えない!大きすぎます。自力でワープさせるにしてもどんだけデカイ宇宙船があったのだ?
通常のワープではガミラスの技術でも1年以上はかかるはずです。

てな訳で、私が「りぼんちゃんがかんがえた宇宙戦艦ヤマト」を造るなら、カール・セーガン/アイザック・アシモフ発案の生物型浮遊大陸にします。
木星に自生する生物にしたら、波動砲で破滅させた後の後悔が生きますからね。

だがしかし……
もう一つの難点としては、オーストラリア大陸並みの大きさとしたら、木星の衛星イオなどとほぼ同じ大きさになります。
木星の表面に浮かんでいたら望遠鏡で見えちゃいます!惑星探査船で詳細な写真が撮影されているはずです!
てな訳で淡路島程度の大きさの方がいいかなあ。
しかし、今なら淡路島でも発見されてしまうな。
外から見えないとなると、雲の下にするけど、そーすると暗くなるしなあ。それにどんだけ頑張って隠しても雲の切れ間から見える時もあるはずだし。
ラピュタの様に竜の巣でも発生させないと。ヤマトなら、もろに白色彗星帝国になるけど。
ラピュタのデザインは白色彗星帝国のパクリっぽい。

宮崎駿もラピュタや魔女宅を造った後は宇宙SFアニメでも造ったら良かったのに、現実離れしたファンタジーばかり造りやがって。
子供の理科離れの原因の一つはジブリがSF造らず、ソレに倣って他もファンタジー三昧になってしまった事にあるぞ(いや例外もあるが。)
宮崎駿なんか天体写真や宇宙から撮影した地球の映像を観ても
「記号みたい」
とか言って関心を持ってなかったとか。
こりゃイカン。
宮崎駿は長編引退したのであるから、ジブリに残ったメンバーで本格宇宙SFアニメを造るべきである。