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ヤマト2199。ガミラス人と波動砲。結構すーだら。2013年09月26日 20:59

今回の内容は結構すーだら、テキトーです。
デスラーはアホになったなあ。
まあ、デスラー一人を悪役にしてガミラス全滅ストーリーを回避したと言うワケであろうが、納得は出来ない。
しかし、中盤からゼーリックにも暗殺されかけたり、ディッツに反乱されたりと、まあカリスマ性も無くなり、漫画版3巻でケツを出すなどの醜態を曝した。コイツはボツキャラである。

デスラーは置いといて、当初から気に入らなかったのは、ガミラス人増え過ぎ。ゼーリックは要るかなあ?微妙。
ギムレーはダメ。無能。

ドメル配下のハイデルンらが、七色星団で結集するのでは無く、当初からドメル軍団として登場するのは、まあ許す。
しかし、ドメルが筋肉バカになってしまった。
ガトランティス戦で調子に乗ってたら通信一つで大事な戦闘を中断するし、ヤマトとの初戦でも追いつめておきながらコレ又通信一つで中断。まあヤマト戦での通信は重要なので戦闘を中断するのも無理無いかも知れないが、あの状況でノコノコと受信するかね?
んで、裁判で濡衣かけられても反論できない情けなさぶり。あそこでは何とでも申し開きが出来るやろ!証拠無いやん!ガミラスの裁判は、あれ程杜撰なのかね?
1974年版では大袈裟過ぎる作戦を仕掛けて失敗したので言い訳は出来ないが、2199では反論できるやろ。
しかも2199では無罪放免になっても旧式の艦隊を与えられるシマツや。ココでもっと主張せーよ。

1974年版のドメルは波動砲にビビっていたと思われる。ゲールのバラノドン特攻隊が波動砲でヤラレたら「当たり前だ!」と一喝。しかし、ホントはワープ後の波動砲使用だったのでヤマトも結構ピンチだったのだがドメルは知らない。
バラン星でも艦隊決戦は回避し、人工太陽落下作戦。ヤマトはギリギリ反転出来ず波動砲で人工太陽を破壊できない事を算出している。
七色星団でも波動砲封じ込めのドリルミサイル。七色星団を決戦の場所に選んだのも、艦隊を隠す場所を選定している。また、的の小さい艦載機での攻撃を仕掛けている。
どーもドメルは波動砲が連発できない事を知らなかった様なのだ。
そやから、2199でも、せめて七色星団では「ヤマトは艦載機での攻撃に弱いはず」と積極的に新鋭空母を結集させて決戦を挑んで欲しかったなあ。
これではヤマト楽勝やん。

フラーケン、わけわからん。ドメルの配下になったり、デスラーを輸送したり、七色星団で森雪拉致をしたかと思えば、次の収容所惑星で謎の行動をしてたり、25話の追加シーンではガミラス新政権の命令でゲールを仕留めたりと、行動が首尾一貫してない?
アチコチにシッポを振って格好わるい。ウワサでは「ハーロック」の代りとも言われているが、スタイルだけやな。

んで、気に入らないのは単語。ガミラス語。字幕を出してガミラス語で喋るのは良いとして、日本語吹き替え版でも
「ガーレ、デスラー」
「ゲシュタムジャンプ」
「テロン」
などとワケ分からん単語を使うのはオタク臭くてキライや。
こう言う無駄な造語はキライやわああ。情報が混乱するだけや。無駄は省くべき。
特に「ゲシュタムジャンプ」って、ガミラス語のゲシュタムと英語のジャンプがチャンポンになってるやないか!どーせなら、ジャンプもガミラス語にしろ!
テロンも気に入らない。イデオンみたいにバッフクラン自身も自分の星を地球と言うから地球人は「ロゴ・ダウの異星人」と呼ばれてしまうが、ワケ分からん。
地球:英語のアース(Earth)は元々「大地」やからなあ。そやから「地球は丸い」などと言う重複した言い回し。アホな迷信によって長らく地球が平坦だの天動説などが頭ごなしに決めつけられてしまったアホな歴史がある。
しかし、迷信の無い文明なら早々に己の立つ大地が一個の球形の大地である事は、古代でも容易く認識できるので、天体としての固有名詞「ガミラス」を名付けても良い。で、地球人を見たら、地球人は「地球」と読んでいるのでガミラス人も「地球」と呼んで良い。「アース」とも呼んで、「アメリカ人はアホやなあ!」と言うても良い。
まあ「テロン」はラテン語の「テラ」から来たと考えても良いけど、ややこしい。
しかし、アメリカ映画の日本語吹き替え版でイチイチ「ジャパン」と言われたらシラケるぞ。
そんでもって、ガミラス語を使うのは良いとしても、艦船や航空機の名称に
「次元潜航艦UX-01」「戦闘攻撃機DWG229メランカ」
などとアルファベットを使用するのはシラケる(笑)。ガミラス文字は英語式のアルファベットと完全に互換性があるのか。

んで、波動砲に話は戻る。
何故、ガミラスは波動砲を所有してないの?特に2199では開発中の新兵器でありデスラー艦にしか搭載が間に合ってない。
しかし、地球では1年くらいでホイホイ造っている。何じゃコレ?同じ疑問は多くの人々が思っている模様。

テキトーに描いたガミラス艦
1974年版では波動エンジンは短期間に突貫工事で造られており、同時に波動砲も造られている。反射衛星砲は元々は拠点防衛用のビーム兵器で波動砲よりも射程距離は短いが、どっこいどっこいの威力があるとシュルツが言っている(実際は威力不足に見えるが)。それでスターシャも波動砲使用については特に言及していない。
恐らくはサーシャの持って来た設計図は波動砲の設計図込みで、操作マニュアルも付録であったと思われる。だから国力の無さそうなイスカンダルでもノホホンとガミラスの隣国で生活できる。しかし、ガミラスはマダマダ波動砲が贅沢品の新兵器であったと考えられる。

しかし、2199は地球人が独力で波動砲を造っており、碌にテストもしてないのにほぼ1発で成功している。真田サンが優秀すぎる。スターシャのリアクションからして、イスカンダルからは波動砲の設計図やノウハウは教えていない。更に波動エンジンの波動コアは完全にブラックボックスなのに、よくもまあ波動砲が作製できたなあ!
でもなんでガミラスは波動砲開発に遅れたの?
推測するに、波動エンジンは開発されて既に相当の歳月が流れた古いシステムっぽい。
「ゲシュタムの門」などと言うモノがあるが、数百年も放置された物もあるので、ガミラスでは、波動エンジンそのものが何百年も前に発明された物なのであろう。
もしかしたら、いわゆる「レガシーシステム」と言うモノになってしまっていたのでは?
波動エンジンは使用したり制作したり出来ても、その原理とかは忘れられている古いシステムなのでは無いか?
放置されてヤマトに乗っ取られる「ゲシュタムの門」があるホドの杜撰さなので、波動エンジンも昔ながらの職人芸で造っているだけで、これを発展させるだけの技術は消失しているのでは無いか?

一応書くと、レガシーシステムとは、例えば古ーいコンピューターのプログラムとかOSとかハードやらで、イマドキの若い技術者が知らない技術になってしまっているモノ。用済みならば捨てても良いが、どこかのビジネスで未だに使用してたらメンテナンスが出来ない。
また、ホンモノの「戦艦大和」も今の技術者が扱いきれるか?ゼロから建造できるか?疑問である。
ガミラスの波動エンジンも、同じ様な物なのかも知れない。