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西住まほさん漫画は予定より時間かかりました2013年04月17日 22:04

また別の描き方を試してみたら、やっぱり時間かかっちゃいましたねえ。もっと手早く描ける方法を見つけないと。

西住まほ様

で、ガルパンは最終回までキッチリと観る事ができましたし、メディアも3巻まで何とか入手し、6話まで再度観たりOVA3話まで観たりできました。
繰り返しの視聴に耐えられるアニメは実に久しぶりです。
絵的には他にも優れたアニメは多々ありますが、演出の勝利ですなあ。
各アニメ雑誌や同人作家らも、ガルパンの面白さは予想してなかったみたいで、売れ線の同人作家は予め放送前のアニメのウチで何がヒットするか目星をつけて同人誌を作製するそうですが、ガルパンはノーマークだったので出遅れたと言う話も聞きます。設定やキャラクターデザインが主流では無かったからでしょうね。
しかし、話は王道のスポ根ですし、マニアスタッフがチカラを入れた戦車CG。なのでキャラクターデザイン、特に主役のあんこうチームと生徒会は地味目の普通にしたのは大正解だったワケです。
話のテンポは早く、おそらくはプライムタイムの放映には不向きとは思われますが、これ以上深く描いたら辛気臭くなる恐れがあるので、ギリギリの線を守ったのであります。
CGにも演出の向上が観られます。聖グロ戦では不整地の地面をCGで背景動画を造り戦車を走らせた為に、ややゲームっぽい軽い映像になってしまいましたが、最終回は市街地にしてます。CG背景動画は直線的・直角で構成された地形と建物を動かす方が向いてます。CGの限界を考慮した演出ですな。
オカゲで最終姉妹対決は白熱した映像になっています。この市街地は設定では戦車道のために造られた地域との事ですが、モデルとなった市街地もあるとか。ここもファンが繰り出す事でしょう。
あんこうラストシューティングは、聖グロリアーナ戦で失敗した戦法に再度挑戦しており、スポ根の王道を行ってます。梶原一騎ならこのドリフト砲撃の特訓シーンも描く筈ですが、水島監督の場合は特訓シーンはギャグにするやろうなあ。

っっでねえ、実のところ、円盤で繰り返し観てみると、意外と戦車のポリゴンのカクカク具合が分かっちゃうんですけど(笑)、気にはならないんですよねえ。これは動き。運動軌跡とタイミングを出来うる限りソレっぽく描いているからでしょう。アニメでの「動き」の重要性を改めて認識させる作品になってます。これが巨大ロボやモンスターではアカンのよ。

1年チームの成長具合も面白いのですが、自動車部の活躍。「弁慶の立ち往生」をしていますが、この時
「ゆっくりでいーよー」
とかなんとまあ余裕シャクシャクやねんよなあ。脚の悪いポルシェティーガーを乗りこなす彼女らが初戦から参戦していたら、もっと楽勝が続いた筈ですが、彼女らは戦車の整備と言う重要任務があるので最後まで温存していたと考えられます。もしかしたら、角谷会長は最後のリリーフエースとしてとっておいたんかも知れません。

話も、ホントなら倍か4倍の1年シリーズに拡大しても良いのでは?特訓シーンとかにギャグも入れたり、描かれていない「黒森峰対聖グロリアーナ戦」「大洗対アンツィオ戦」バレー部や歴女らサブキャラのギャグ話を入れたり、戦車の解説シーンも豊富にいれても良いでしょう。

特にメジャー作品にするためには、ナレーションによる解説は必要ではあります。しかし、コレいれると作品のテンポが悪くなる。悩ましいなあ。
登場人物に説明的な台詞を入れたらワザとらしいし、絵だけで説明するのもマニア以外には難しい。
必殺技の説明を作品中に巧く取り入れた、1974年版「宇宙戦艦ヤマト」と「あしたのジョー」はやっぱり巧い。説明ソノモノを面白くしてるからね。しかし、近年のオタク連中は好みでは無いやろなあ。すぐに「ググれ」やもんな。こーゆー態度は大キライや。

また男性キャラをホトンド入れなかったのは大正解。秋山オヤジと五十鈴家の下っ端と大洗のオヤジモブだけで良いよ。2期を造っても男は出すな。

もし西住みほ殿を男にしてたら、観てられへんよ。女の子やから可愛い性格として認識できる。

しっかし、キャラクターデザインについては、奇を衒ったデザインなら台無しになる所であったのに、先輩がクダラン事を言いやがったので、その事を漫画にしました。

喫茶店のりぼんちゃんとねこにゃー先輩

漫画はホームページTINAMIにも置いてます。

次はトップ絵を更新するか。ホントはトップ絵を先に描くツモリやったのに。
もう1作別の漫画も予定あり。描きたいネタは多々あり。